多品種多品目を食べる「1日30品目を食べなさい」は過去の遺物になっている件




おはようございます。リンさんです。

女性は体脂肪が20%を切るとホルモンバランスが著しく崩れ生理不順や生理機能が停止したりする可能性があるので、美しく健康的な肉体といえば脂肪が乗った曲線を描く身体を目指すべきだという考えに賛成しています。

とはいえ、それは体脂肪率25%~30%ほどの女性の身体が好きだと言う男という種の好みという問題を多分にはらんでいます。

そして最近では肉体作りという意味で筋肉をつけようとする女性もいらっしゃるわけです。そういった女性の立場からすれば、美しさの基準とは筋肉という強固な鎧を身にまといその上に薄く乗る程度の脂肪で描かれる女性的な曲線ということになるのだという事になりますね。

健康的な肉体と言う基準では確かに体脂肪率は20%~30%内で収めるほうが女性にとって健康的であるという事実は間違いありませんが、これだけ世に美しさの基準が溢れている時代ですから一概にそれが全て正しいとも強く言えません。

強負荷の運動を行う生物はヒトだけであり、わざわざ意味もなく身体をいじめる趣味があるのもヒトだけです。これは生理学的な人類の健康的な尺度で考える美しさと、現代的な美術という点でのヒトの身体の美しさに大きな乖離があるために発生しているとも言えます。

健康という尺度を無視してまで美しさを求める姿勢というものがヒトに存在する以上は、健康的な肉体と言えばという問いへの答えの統一は出来そうにありません。だからこそどんな自分を目指すのかは、どんな方法論を行っているヒトでもキチンと決めておくべきなのだと思います。

1日30品目以上の多彩な食品を摂ろうは過ぎ去った常識

不定期でお送りする「常識破壊シリーズ」と名づけている本シリーズ。さて本日も常識を破壊していきましょう。常識は多くが思い込みと勘違いによって構成されています。常識と言えるまでに育ったソレは「実は違っていました」という情報を発信していたとしてもそれほど早くは浸透しません。

その常識が「バランス良く」などどうとでも取れる物言いである場合はなおさらです。

そういった文言は実に使い勝手がよく、廃れてしまうと困るヒトが一定の割合いるからなんだとも邪推できますが、そんな事考えるよりも世にどういう考え方があるのか、今ある常識とはどの程度否定されているのかを知ることが知識の蓄積となり有益だと思うので、今回も勝手に常識破壊を始めましょう

1日30品目

さて昭和生まれの皆さんには「1日30品目の食材を摂りましょう」というスローガンに聞き覚えがあることと思います。しかしこの文言、平成生まれのヒトにはどうでしょうか?

何でこんな疑問が浮かぶのか? というのも実はこの「1日30品目」。1985年に厚生労働省(当時は厚生省)から発表されたのですが、2000年には文言が削除されたものだからです。

結構流行ってたのに何でや? という感じですがどうにも「数に神経質になっちゃう」とか「30品目食べようと思ったら食べ過ぎちゃった」とか「そんな理由?」みたいな事で変更されたそうなんですな。それが2000年に発表されたこの文言。おそらく平成生まれにも馴染みのある言葉でしょう。

「主食、主菜、副菜を基本に食事のバランスをよく」というやつです。正直、日和ったとしか思えませんが。まあバランス良く」は魔法の言葉ですから何にでも使えますよね。

1日30品目の真意

さてこの1日30品目という文言は確かに削除されたのですが、文言自体に意味合いはあったのでしょうか?

実は意味や根拠は全くありません。強いて言えば「1日に30品目も食べれば栄養がきっちり摂れるんじゃね?」とかそういう軽い感じらしいです。まあ個人個人に合わせた指針ではなく、沢山の食べ方や生き方がある現代の日本人全体をまとめる文言となるとこれくらいじゃないと無理なんでしょうね。

だからこそ削除された後に発表された次の言葉もバランスよくというものがついているわけですしねぇ。

「バランス良く」のバランスを考える

「バランス良く」と聞くと「そらそうだ」という感想しか出てこないと思います。ここではそんなバランスを紐解いてみましょう。現代では様々な食習慣や生活習慣が存在します。そんな中で明らかに身体に悪いであろう習慣を絶つことがまずはバランスを良くする第一歩なのでしょう。

しかしそんな事すぐに出来たら苦労しません。

ではバランスとは一体どこに基準を置けばよいのか? バランスという言葉の軸足を置く場所をどうするかを考えましょう。以前、ブレない軸について記事にしましたがリンさんは糖質制限と分子栄養学のお勉強を基にして食事を考えています。

それは糖質制限と分子栄養学の考え方が軸となっているという意味であり、バランスよくというものはそのヒトの持っている軸にとってどれだけバランスが良いのかという点で考えればよいと思っています。

リンさんは糖質制限+分子栄養学を軸にしていますが、世の中には本当に沢山の軸があります。それはライフスタイルあるいは食習慣と言い換えてもいいかもしれませんね。

ベジタリアン、ヴィーガン、玄米菜食、マクロビオティック、パレオ、フルータリアン、地中海食あるいは「コメは日本人の主食だから和食が1番」などなど。今や食習慣とライフスタイルはそのヒトの持っている主義であり主張でもあります。

ここではこれらの主義主張に問題があると言う話はしません。それでは単純に「糖質制限は危険だ」と言っているヒトと変わりありませんからね。

ライフスタイルを否定された時、ヒトは不快な気持ちを抱き反発を起こします。それはリンさんが「糖質制限は危険なんだ」と言われていることと同時にリンさんが「菜食主義は問題点だらけなんだ」と言っていることと同じわけです。

もちろんリンさん自身の主義主張を貫くためにこのブログは存在しているわけですから、そういった表現をする場合も往々にしてあります。ここで言いたいのは「食事法のどれにでも問題があると思っているけど、個人の行っている食習慣に口出しはしたくない」ということなんですね。

議論している中身が違いますよというわけです。

だからバランスよくは自分の食習慣やライフスタイルに対してのバランスを最優先にして下さいという結論なんです。何のことはありません。その食習慣が上手くいかなくなったり明らかに調子が悪くなった時とかに自分自身で軌道修正すればいいだけなんですから。

自分で物事は決めないとヒトは責任が持てない生き物ですから。リンさんも出来るだけ自分の人生を自分の意思で決めて生きていきたいものです。

まとめます

  1. 1日30品目は既に削除され今はバランスよく食べましょうと言う標語になっています
  2. バランスは自分の食習慣やライフスタイルに則ったバランスを考えると吉
  3. 誰かに言われたり聞いたりした「バランスよく」では最後まで責任感を持てないので長続きしません
  4. リンさんは自分の持っている軸と同じくらい相手の軸を尊重したいと思っています
  5. しかしそれが食事がどれほど健康に寄与するのかという議論なら相手を完膚なきまでにぶっ潰します
  6. 「バランス」を考えなくてはならないのは「人生そのもの」なのかもしれません

最後まで読んでいただき、いつもありがとうございます。










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