健康を考える上で最も簡単な選択基準
自然なもの、不自然なもの。オーガニックであったり自然派という言葉に我々は何とも言えない特別感を感じています。しかし視点を変えれば全ての見え方が変わるのは当たり前の話であり、自然とは何かという事を自然の視点で考えるのであれば、ヒトの考える自然という意味とはかなり異なるものになります。健康的な生活というものの判断をする最小単位としての自然を提唱してみます。
自然なもの、不自然なもの。オーガニックであったり自然派という言葉に我々は何とも言えない特別感を感じています。しかし視点を変えれば全ての見え方が変わるのは当たり前の話であり、自然とは何かという事を自然の視点で考えるのであれば、ヒトの考える自然という意味とはかなり異なるものになります。健康的な生活というものの判断をする最小単位としての自然を提唱してみます。
健康は自主管理するものだと、分子栄養学の提唱者・三石巌先生は仰いました。ビタミンはサプリメント、食物繊維は海藻などから摂取出来るから野菜は好き好んで食べなくても大丈夫と考えておられたっていうのは結構有名な話で、栄養とは何かを考えさせられます。統計のマジックに惑わされずに健康を管理する事の重要さを体現されていたのかもしれません。
日本人の祖先であるアジア人種はシベリアを通過して日本へ渡ってきたとされています。最近では少数ながら南部から日本へと流入してきた人種も存在していると分かっていますが大半はシベリアで厳しい氷河期を過ごした結果、寒冷地帯に適応した肉体へと進化しました。であるならばどういった具合に寒冷適応したのかを考えればどういう風に生きれば太りにくいのかを考察する事も出来るやもしれませぬ。
現代において最新の栄養学は分子栄養学と呼ばれています。既にある程度否定されてしまった古典栄養学の代わりになるものです。分子栄養学の最大の利点は自己実践と自主管理を信条としている点です。つまり、これらはカロリー制限のような体重減少などの理屈ではなく、実践する事で健康を管理できるという事です。自分の健康を自分で最高の状態に持っていく事こそ大事なわけです。
良くも悪くも科学技術はツールでしかありません。しかしヒトの脳はそういったものを有効活用できる機能を有している事と同時に、それら科学技術に翻弄されてしまう面も持ち合わせています。スマホが依存の危険性があり危険だというのは1つの側面でしか無いわけですが、依存してしまう面をしっかり意識して学んでいるといないとでは少々違ってきます。ツールとしてモノを有効活用できる事が最も大事なわけです。
人生にも健康にもストレスは大敵です。ですからストレスをキチンと管理する事、すなわちストレスマネジメントが必要になります。とは聞くもののストレスをマネジメントって具体的に何すりゃええのって感じなので、まずはストレスとは何ぞやという所からマネジメントは何ぞやまでを考察していこうと思います。
話題になっている夫婦別姓ですが、選択的に出来る制度すら作れないのはオジサンという集団の機能的劣化が原因なのか、議論の定義を忘れた日本人そのものの劣化が原因なのか悩ましいところです。そこにきて想像力の欠如したキラキラネームというものが世を席巻しています。問題だと思っているのであれば、当事者以外が解決策を模索しなくてはいけません。名前ですら親の貧困を受け継いでしまうのでは、その貧困は留まる事を知らずやがて貧富の差を拡大させてしまいます。
病院は大きければ大きいほど良いのか? 少なくとも多くのヒトにとってそのような大鑑巨砲主義が蔓延しているように感じます。大学病院が医療の最高峰で個人のクリニックは日々のメンテナンスに使用するべきだという考えです。この考え方は間違ってはいません。しかし何を以って大学病院が医療の最高峰とするのかどうかは非常に懐疑的にやらざるを得ません。
口中の環境が悪化する事と身体の各種不具合は相関していると言われています。という事は歯を失うことは非常にリスキーであると言えます。歯を失う最大の原因は口内環境の悪化です。それを防ぐには食品によって引き起こされる酸化をどれだけ抑制できるかどうかにかかっています。となるとやはり、食事由来の酸化原因を避ける事と歯磨きによるメンテナンスが必要になってきます。
ミネラルは重要だ。そうだそうだと続けてきたミネラルの覚書も一応これが最後になります。マグネシウムとカルシウムはブラザーイオンと呼ばれるほど関連の強いミネラルで、摂取する比率に気をつけなくてはいけないミネラルです。利用効率を上昇させる事で過剰症に対抗できるので、効果や関連を知る事は非常に重要です。
ミネラルは土壌中に含まれる微細栄養素であり、それを植物や動物が摂取する事で体内に蓄積します。食物連鎖という仕組みがあるので、我々ヒトは土を食べる必要性がありません。ミネラルだけはバランスが非常に重要といわれる栄養素群です。機能と必要量を知り自らの血肉とする事が重要です。
筋肉が減少する異化というものは結構深刻に考えられています。健康的な運動習慣とたっぷりのたんぱく質を摂取しない限りは健康が維持できないと思われがちです。確かにそれは健康的になる手段ですが、食事を中心に筋肉を衰えさせない方法を抑えた上で手軽な運動を行う事でも維持管理は可能です。運動が全く不要というわけではないんですけどね……。
栄養学を知っていくと加工食品というものが如何に栄養を無駄にしているのかを理解する事になります。胚芽やモミの付いた状態からそれらを取り除きビタミンやミネラル、食物繊維を排除した白米になったりとかそういったものです。最も、胚芽のある状態では植物特有のドクも多く持っているので消化に問題が発生するわけですが……。加工する事で恩恵もありますが、加工しすぎても良い事は無いってことですね。
亜鉛は馴染みのない栄養素です。海産物を多く摂取する日本人でも肉を多く食べる海外でも欠乏しなかったのは、動物にも植物にも含まれている成分だからですが、ミネラルは全般的に吸収効率が低いので食事が偏ると一気に不足してしまいます。亜鉛が不足することで起こる欠乏症と亜鉛の効能を考察します。
世の中には多様性に溢れています。1人1人の意識はそれほど多様性に富んでいなくとも、多様性を示すキーワードは常に乱立しています。アンビヴァートもそんな言葉の1つで、多様性もここに極まりといったところでしょうか。1つの学問には1つの視点しか無いので、多くの言葉が生まれるのかもしれません。
ミネラルの中で最も重要な物質。それが鉄です。人体に関係無い所から例えても地球上で最も高含有されている物質であり、地球上の動物は全員持っている物質です。鉄とは代謝の基本物質であり、生命活動の全てに関与する物質です。その鉄がヒトの身体から地球という具合に大規模な循環を繰り返す事で生命は繋がっています。つまり意識的に鉄を摂取する生活をしないとヒトの身体からは簡単に鉄が流出してしまうという事です。
分子栄養学でのビタミン覚書一応の最終回、テーマはビタミンEです。納豆に含まれるビタミンKとかもあるんですけどね……あれは納豆の有効成分全部入での話なのでちょっと毛色が違いそうだなと。ビタミンEは酸化防止剤としても有名なほど抗酸化作用に優れた栄養素です。その効能を考察します。
ビタミンDは今最も研究されているビタミンです。太陽のビタミンと呼ばれるもので、その生成経路がかなり特殊なビタミンです。食事からの摂取よりもその特殊な経路によって生成される事からビタミンというよりもホルモンのような働きをするのではないかとも言われています。日に当たらなくなった、日焼け止めを使うようになった現代人への警鐘になるのかもしれません。
ビタミンCほどトリビア的扱いを受けるビタミンも無いように感じます。その効果は分子栄養学的に素晴らしいものがあるわけですが、どうしても薬ではなく食品添加物程度の扱いしかありません。よくよく考えれば化粧品などに含まれるビタミンC誘導体などの大仰なものを信頼するよりも高用量で安価なビタミンCをたっぷり摂取した方が効率が良い事に気付きます。
分子栄養学のメガビタミンを実践する中で重要になってくるのが水溶性ビタミンの扱いです。水溶性は過剰症の心配はありません。しかし過剰症の心配が無いという事は体内への蓄積が出来ないという事でもあります。特にビタミンB群は群と名のつく通り複合体で摂取して効果を発揮します。ビタミンB群に期待される効果と効能を考察していきます。
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