アレルギー治療はアレルギー物質を少量摂取から始める時代




おはようございます。リンさんです。

洗顔レス、ボディクリーム入りワセリンでの保湿を始めてから暫く経ったある日、ふと思った事があります。

リンさん、その昔「農村歌舞伎」なる舞台で歌舞いていた経歴がありまして。当時の舞台化粧を施してくれていた方から「舞台前日は洗顔とかで顔を洗わないほうがいいよ。化粧ノリが悪くなるから」と言われていた事を思い出しました。

今になって「スキンバリアが機能していた方が化粧ノリは良くなる」という事を実感しています。と言っても今のリンさんは舞台化粧も普通の化粧もしませんけどね。

あまり良い事が無いと思って封印している自分の過去でも、今の自分に繋がっているんだな~とシミジミ思ったわけです。

ジジイですね。

アレルギー

一昔前までアレルギー治療といえば「ステロイド療法」だけというものでした。ヒトの身体で自然に作られている物質を科学的に合成しヒトの身体へ入れることはかなりリスクが大きいというのが医療の闇ですが、ご多分にもれずステロイドもそんな物質の1つです。もう1つ有名なものは皆さんご存知のインスリンです。

アレルギーを患ったヒトはアレルギー症状を恐れるあまりにステロイドに頼り切りになり、アレルギーと一生向かいあって生きなくてはいけないという認識は、今はもう昔のものです。

アレルギー治療は西洋医療の中でもいち早くオーダーメイドを取り入れた分野とも言えます。アレルギーの症状に焦点を充てた治療だけでなく、アレルギーになるメカニズムにまで手を伸ばし根本的な治療を目指しています。

この、そもそもの原因にアプローチした治療というものが「脱ステロイド」であり、表皮菌の作り出すスキンバリアと本人が作り出す抗体を強化することでアレルギーを治療しようという試みです。

自然治癒力と聞くと胡散臭い感じですが、原因を排除する事を優先した治療と言えば胡散臭さも若干薄らぐ気がします。

この脱ステロイド治療には糖質制限も絡んできます。「また糖質が原因って言ってるで」と思う無かれ。糖質の害も事実として存在しますが、それと同じくらい大きいのは人体の免疫を作り上げるために必要なたんぱく質と脂質摂取量の減少です。

脱ステロイドはその辺に着目した治療法なわけです。

アレルギー治療の新たな展開

最近になってアレルギー治療は新たなパラダイムへシフトしようとしています。これまでも原因にアプローチした治療を選択してきたわけですが、新たな治療では更に原因物質と向き合う事を選択したわけです。

通常、アレルギー治療では原因物質や原因物質と同じ成分を含むものを避けて生活します。これは従来の治療法でも脱ステロイド療法でも似たようなものでした。

避けたうえでステロイドで痒みを抑えるか、避けているうちに免疫が高まり直るのを待つのかくらいの違いです。

新しい治療では、この原因と根本的に向き合う事で治療を目指すようになります。具体的にはアレルギー反応が少し発生するくらいで劇症化しない程度のアレルギー物質を定期的に摂取して抗体を作るというやり方です。

無茶苦茶なやり方に聞こえるかもしれませんが、アレルギーが起こるとは一体どういう事なのかを突き詰めていった結果こうなったという事を説明していきます。

①帝王切開により母親の腸内細菌、及び表皮常在菌を受け継がなかった子どもはアレルギーリスクが5倍

腸内細菌も表皮常在菌も母親から最初に貰う「この世で生きていくために必要な最高のプレゼント」なわけですが帝王切開などで産道を経由せずに出産すると細菌を受け継ぐ機会を無くし、その結果アレルギーやその他の疾患に対しての免疫が非常に低くなるという事が分かっています。

アメリカでは帝王切開後は、母親の腸内細菌や常在菌を移したガーゼを赤ちゃんの口に付けて細菌の移植をする事で対処するようになっています。

②幼少時にアレルギー物質を全く摂取せずに過ごした子どもは抗体が作られないためにアレルギー発症リスクが高まる

アレルギー物質と全く触れ合わないという事はどういうことなのでしょうか。大前提として母親から強固な細菌たちを貰っているという条件がありますが、土に触れない事動物に触れない事色々な食べ物を少量ずつでも食べない事過度な入浴を行う事などがあります。

抗体を作るため高たんぱく高脂質な食事にする必要があり結果として糖質を大量に摂取する食事は出来ませんが、多品種多品目を摂取しないことはアレルギーリスクに繋がるので幼児期に糖質を全く摂取しないというのはアレルギーリスクの観点からおススメ出来ません。アレルギー物質であってもほんの少し食べさせる事が重要であると言われています。

③免疫を作るたんぱく質や脂質の摂取量が少なかった為にアレルギー発症リスクが高まる

赤ちゃんに最も適した食事というものはヒトによるでしょうが、最高のものは何かと聞かれればそれは「母乳」であると言えます。母体が高栄養状態であれば母乳だけでの育児は長く続けるべきです。

卒乳が早くなる原因としては、離乳食が高糖質で糖質代謝しか行えない為高脂肪の母乳を受け入れられないとか、人口乳を併用している場合は、成分が母乳に近くても中身が全く違うため母乳を嫌がるようになるとか言われていますが、詳細は分かりません。

脂質代謝主体の赤ちゃんに対して、基本的に糖質代謝中心の生活をしているお母さんの母乳は甘すぎるから嫌とかも考えられますけどね。

自然卒乳後は糖質オフの多品種多品目で抗体をいっぱい作れる身体を育ててあげるのが重要です。

④子どもの頃からの過度な殺菌で表皮常在菌が育たないためスキンバリアが弱まりアレルギー発症リスクが高まる

赤ちゃんのアトピーは過度な入浴によるスキンバリアの破壊が原因である事が多いです。アトピーは自然に治る病気ですが実際の治療となると「入浴は2日に1回に減らし、ワセリンなどで保湿だけ行い、それ以外のステロイド剤などを使わずに放っておく」という感じになるので母親にとってかなり心の負担になります。

周りの理解が全く無いことも大きな原因で、何もしない母親であると責める事も大きな問題です。どのようにして我が子を育てていきたいのかは親の意見が最優先されるべきであり、脱ステロイドを選んだからといって批判するのは筋が違います。

子を愛さない放置なのか、子を愛する放置なのかくらいは見極める目が必要です。特に盲目的に「孫は可愛い」なジージとバーバね。

⑤過剰な糖質摂取で代謝が阻害され免疫が弱まることで、皮膚に余計な細菌が繁殖しやすくなる

糖質はどのような形であれ最終的にブドウ糖まで分解され血中にグルコースとして放出されていきます。グルコース血中濃度が一定になるまでインスリンは分泌され続け、その間は脂質やたんぱく質の代謝は滞ります。

更に糖質は現代において精白されビタミンやミネラルの無い砂糖の塊のようになっており、これを代謝するためには体内で貯蔵しているビタミンやミネラルを余分に使わないといけません。

脂質やたんぱく質よりも代謝の優先順位が高く糖質を何とか処理するまでは他の栄養素の代謝が滞ってしまう点と、体内貯蔵のビタミンやミネラルも優先的に使われて脂質やたんぱく質の代謝に必要な分まで消費されてしまう点、インスリンを分泌し続けて「消費して生産」するよりも「処理して貯蔵」を優先する点

このトリプルアタックで正常に肌や免疫の機能をターンオーバーさせるサイクルが狂っていきます。新しい肌を定期的に作れなくなるとそこに老廃物が溜まって表皮常在菌以外の細菌が繁殖して悪さをする環境が整ってしまいます。

まとめます

アレルギーの新しい治療法とは、アレルギー物質を少量ずつ取り込んで抗体を作り上げていき治療するという方法です。今までのアレルギー症状を回避するという方法論とは異なり、アレルギーを起こす原因とは一体何なのかという事に着目したわけです。

今回は妊娠・出産・育児の段階においてアレルギーのリスクがどういった場面に存在するのかを中心に書いてきましたが、実際の医療行為としてのアレルギー治療は、アレルギー物質を少量ずつ摂取するという方向性なので劇症化する危険性を孕みます。

こういったアレルギー治療を子どもへ試みようと思った方は、アレルギー治療の専門医の下で行うようにしてください。

しかしアレルギーとなる原因を知っていくと「田舎で生まれた事」「風通しのかなり良い 廃屋 実家」「近所の田んぼで遊びまわっていた事」「野良猫、野良犬、野良イタチ、野良イノシシなどバラエティに飛んでいた動物たち」「そこそこ清潔とは無縁なオジサンが多かった事」なんかがいい具合に働くもんだな~と感心しました。

最後まで読んでいただき、いつもありがとうございます。










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