風呂は何故疲労を解消するのか? -温故知新の話-




おはようございます。リンさんです。

身体が重く眠気が続くので、最近身体に良くない事が起こっているのかななんて思っていました。特に重労働をしているわけでもないですし、疲労感を感じるという事は単純な仕事疲れではないと勝手に思い込んでいたわけです。

しかしよくよく考えてみると日付が変わる頃に起きてそこから9時くらいまで働き、それ以降は自宅へ帰り何だかんだと色々やって22時頃まで活動しています。大した事ないように思っていましたが、1日20時間以上活動している時もあるのに気付きました。

睡眠不足は大敵です。さらに男は睡眠不足によるストレスに非常に弱く、精神的な問題を抱えてしまいかねません。まあ今は踏ん張りどころという事で何とかしないといけないと思っているから良いですが、長く続かないように色々考えていかなきゃなりません。

風呂に浸かる事を疲れが染み出すようだと表現する日本語の機微

お風呂に長く浸かる事はスキンケアの観点からは微妙な部分です。ヒトの身体から分泌される汚れは水溶性なので水に溶けます。つまりはお湯で洗い流すだけで十分落とせるものなのです。

という事は強力な洗浄力を持つもので、こういった汚れを落とす事は肌に悪影響を与えてしまいます。だからこそお風呂で石鹸やボディソープを使う必要性は低いという結論になります。

また長時間の入浴は肌のスキンバリアを弱めてしまいます。それが半身浴なら尚更で、汚れと一緒にスキンバリアを洗い流した状態の素肌を温めもせずに乾燥させるわけですから乾燥肌を作り出してしまいます。

入浴の基本は石鹸やボディソープを使わずに、全身浴で10分程度温まるという事です。

しかしそうは言っても日本人は風呂好きの文化ですね。労働後に共同浴場で汗を流す文化がそのまま家庭にまで浸透したとか何とか言われています。真偽のほどまでは分かりませんが、日本人は風呂好きであるのは間違いないと思います。

そういった民族特性を持つ日本人ですから、熱い温度の風呂に浸かりたいとも思いますし、それが普通の事であると考えるでしょう。

お風呂に入ると疲れが湯船に溶け出すようだという表現があるほど、日本人はお風呂の効能を信じています。そして、それは科学的に考えても間違いありません。

というのも、基本的にお風呂の湯は体温より温度が高いものです。ぬるま湯よと呼ばれるものでも30~40℃以下です。という事はつまり皮膚温よりかなり高いという事になりますね。

温度の上昇は血管を太くします。つまり血流を促進します。そしてお風呂に入る事で浮力が発生し体重の影響を受けなくなる為に更に血流を促進します。血流とはそのまま身体の物質を運ぶ流れでもあるので、血液によって全身の疲労物質も排出されるようになります。

これにより皮膚から疲労物質が排出する量も向上すると考えられます。文字通り、お風呂に入ると疲れが身体から染み出しているわけです。

秀逸な表現に潜んでいる知性

こういった日本語の表現が秀逸な理由に、物事の本質に関して考える事の出来る知性があったという事が挙げられます。戦後教育により貧困が蔓延してしまった今の日本からは想像もできない程に、昔の日本が知性に溢れていた事が分かります。

それは単なる懐古主義であり現代を見る事が出来ていないと考えるかもしれません。戦後のGHQ統治から連綿と続く自己反省の文化が日本人の作り上げてきた文化を破壊し尽くし、今の日本と昔の日本では大きく異なると言っても俄かには信じられないでしょう。

しかし例は多く存在します。有名なもので伊能忠敬の行った日本地図作成事業などがあります。これは土地測量だけでなく天文学の見地からも測量を行っているので非常に正確な日本地図になっているという経緯があります。つまり伊能忠敬が持っていた数学的知識と天文学の知識が素晴らしいものであったという事が言えます。

また治水事業やトンネル工事などもソロバンで叩き出して正確に掘り進めていたりもします。つまり西洋に劣らない数学の知識を持っていたという証明でもあります。

明治維新の全国統一や戦後の教育ではなく日本独自の数学が発展していれば、日本はもっと違う形の国家になっていたかもしれません。惜しむらくはそれらを確かめる術が無い事であり、そういった本来の意味でも日本の文化とは全て形を無くしてしまっているという点です。

既に日本人は誇るべき文化の一部あるいはその多くを消失しています。ですから簡単に温故知新を唱えてもあまり意味がありません。そして文化を奪われた者は知性と教養の深さを学ぶ事が困難になります。

自己の立脚点を無くしてしまう事は非常に大きな損失です。それはバカにしていい類のものでもなければ忌避する類のものでもありません。そこを議論する時に自分の中に確固たるものをもてないが為に忌避します。

それに気付かなければ議論にならないのかもしれません。最後まで読んでいただき、いつもありがとうございます。










コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です