昆虫食と腸内環境正常化




おはようございます。リンさんです。

昔と今を比べて「昔は良かった」という感情が想起される事というのは確かにあります。

しかしそれは感傷でしかないというのが結論になります。我思う故に我があるわけですが、我思う故に他もあるわけではないわけです。

そこんとこを理解できないでいると、揶揄的に思春期の少年少女よりも夢見がちで権力だけはいっちょまえに持っている存在・オジサンとなってしまうので気をつけないといけません。

昆虫を食べると腸内細菌が善玉寄りに改善するらしい

昆虫食というと、つい最近まではゲテモノのような扱いを受けるものでした。しかし現実問題として食糧危機が間近に迫っているという焦燥感が現実をジリジリ焦がし始めたので、今では興味深いトピックという位置付けになっています。

食糧危機というと縁遠い話のように思いますが、地下水の枯渇や土地枯れによる穀物栽培の限界、人口爆発などを皮切りに問題は切迫しています。

特に貧困である事や裕福である事に関わらず、人口というものは爆発的に増加するという特性を人類が持っているという点において問題は深刻にならざるを得ません。

穀物や野菜を中心とした炭水化物(糖質)、肉や魚などから得られるたんぱく質や脂質では限界が来るのは目に見えているわけです。

そこで昆虫食に注目が集まっているというわけです。生産する上での土地や水などの資源の利用量が少なくて済む事や栄養価として非常に優れている事などが大きな理由となっています。

昆虫とキチンナノファイバー

更に昆虫食は面白い研究結果を出してきています。

昆虫食を摂取すると腸内細菌が善玉寄りに改善するという研究が出ました。これは非常に面白い話です。

通常、腸内細菌の中で善玉菌を支援し腸内細菌を善玉菌寄りに改善しようとすると食物繊維が必要になります。

食物繊維は植物や海藻などに含まれる水溶性と不溶性の特性を持つ人体では消化出来ない栄養素の事で、人体では消化出来ないから無駄に見えるけど腸内細菌が消化してエネルギーにするから重要だとされる栄養素です。

この善玉菌優勢の腸内環境に昆虫食を継続していたグループがなったという研究結果なわけです。研究としては小規模なものですから信憑性というものは、これからの再現実験によると思いますが、これは面白いものです。

簡単に言えば、野菜や海藻だけでなく昆虫でも食物繊維に似た効果を持つ栄養素が存在するという事になります。この栄養素の事をキチンナノファイバーと言います。

キチンとはキチン質と呼ばれるもので、昆虫などの甲殻を有している生物が持っている外骨格の事を指します。

昆虫とイメージすると、硬そうな外見をしているものが多いですよね。ああいった目に見えている部分の事をキチン質というわけです。

狩猟採集生活と昆虫

さて、昆虫の外骨格の硬そうな部分を食べて食物繊維と同じような効果を出すなんて俄かには信じがたいと思うかもしれません。

しかしコレは人類の食性を考えれば少しだけ理解の助けになるかもしれません。

人類は森から草原に進出した際、集団で植物や昆虫、動物などを狩猟採集する生活に変化していきました。

その中で植物や昆虫は小動物と食性が被り、動物などは大型の肉食獣と食性が被る為に十分な食糧確保という生物としての生存戦略を満たせなかったので、人類はどこの種とも被らない主食として骨髄を選んだわけです。

それはさて置き、草原に進出した人類にとって昆虫は骨髄を手に入れる事が出来なかった時の重要なたんぱく源だったわけですから、昆虫を摂取していた頻度は非常に多かったはずです。

この時代の果物や野菜とは品種改良されていない原種のものでしたから、ほとんど甘みの無い食物繊維主体のものだった事を考えると、人類は食物繊維とキチンナノファイバーをしっかり摂取していたと考える事が出来ます。

という事は人類と共生関係にある腸内細菌もその食性に最適化していたと考えるのが妥当なわけです。

昆虫は万能食材か?

キチンナノファイバーが人類に馴染み深いものであるとするならば、昆虫食は更に優れた食事法になる可能性を秘めています。

糖質量が絶対的に低い昆虫主体の食事で食物繊維まで賄えるわけですからね。

ただこのキチンナノファイバー、貧乏エピソードレジェンドの風間トオルさんからすると非常に食べにくいものだったようです。

カマキリを食べていたようですが、咀嚼回数が半端無いらしいですから。となるとここは人類の知恵を結集して食べやすいようにする工夫が必要になります。

そこをクリアしていくと昆虫食は意外に身近なものになるかもですね。この昆虫パウダーは腸内細菌のプロバイオティクスを強力に支援しますとか言ってトクホになるかもしれません。

最後まで読んでいただき、いつもありがとうございます。










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