糖尿病になりやすいかどうかを生活習慣や生活環境から考えてみる




おはようございます。リンさんです。

やらなきゃいけない事があるときに限って部屋の掃除とかしてしまう状態の事をセルフ・ハンディキャッピングと言い、わざと自分に不利な状態にするという心理の表れなんだそうです。

まだ本気じゃないと言いたいからそうするんでしょうけど、冷静に考えればそこでそうなってしまうのも自分の実力なわけでつまりはその時点で十分本気なんですね。

でもこういう現象ってやらなきゃいけないけどそれほど好きじゃない事に対して発生している気がします。誰か嫌いなものを好きになる方法を教えてくれないもんでしょうか。

生活習慣ごとに糖尿病になるリスクは異なる

糖尿病といえば想像するのは自堕落で暴飲暴食な生活を送っている肥満者が発症するものという認識があります。これは間違っていません。実際、欧米などで糖尿病を発症する患者はBMI30を超えているヒトが殆どです。

例外として自己免疫疾患であるⅠ型糖尿病がありますが、それ自体が稀ですので今回は「通常」の生活習慣病であるⅡ型に絞ろうと思います。

欧米ではⅡ型発症者の殆どがBMI30以上という事ですが、では日本ではどうなのでしょうか? 実は日本でのⅡ型発症時の平均BMIは24で標準体型に収まるヒトが糖尿病を発症しているという事実があります。

さてそうなると、糖尿病は生活習慣の乱れで起きる病気であるという所の「生活習慣の乱れ」とは一体どんなものなんでしょうか? 標準体型のヒトがそれほど生活習慣が乱れるような暴飲暴食を繰り返すとは考えにくいですよね。

生活習慣を一般的な行動として認識すると難しいのですが、生活習慣の乱れをそのヒト自身の体質や環境に全く合わない生活を送る事と定義すると答えが変わってきます

今回はタイプを分けて生活習慣が乱れるとはどういう事なのか? タイプ別にどういった生活習慣を送っていると糖尿病のリスクが上がってしまうのかを考察していきます。

①暴飲暴食。食べたら食べただけ太る

食べれば食べるほど太るタイプのヒトは欧米タイプと考えられます。食べる量が多いので必然的に糖質と脂質の摂取量が増えてしまうので太るリスクが上昇しています。

また太る最大の理由は糖質摂取によって急激に上昇した血糖値をインスリンによって脂質へと変換して細胞へ溜め込む事なので、食事量過剰という点からリスク大です。

さらに「太れる」というのはやや特殊で、インスリンの量が多いという事が考えられます。太るという事はそれだけ大量のインスリンを出してもすい臓が疲れないという事なので、太った上で糖尿病になったヒトは体重減少させるだけで糖尿病の症状が改善する可能性が非常に高くなります。

これにより太れずに糖尿病となったヒトたちからは結構嫌われます。楽だよね~って感じで。

食べる量を減らせば痩せると言いますが、それが中々難しいのが肥満の所以です。肥満の糖質制限に関しては別記事を参照していただくとして、それ以外にも太れる事には利点が多いです。

  • 飢餓に強い遺伝子を持っている
  • 脂肪を蓄えられる性質から長寿者の傾向が強い

あくまで肥満は良くないという前提ですよ。でも太れる事は実は良い事なんです。

②いっぱい食べるねとよく言われるけど、太らない

沢山食べるけど太らないヒトっていますね。実に羨ましい話です。

こういったヒトの場合、考えられるのは基礎代謝が非常に高くインスリンが少量で効果を発揮するヒトであるという事です。基礎代謝が高いので常に消費するエネルギーが大きく多少の食事量では体重は動きませんし、血糖値を脂肪へと変換するインスリンの量も少ないので身体の負担が少なくなります。

ですがこういうヒトで、30代を境にぽっこりお腹が出てきたと言うのであれば要注意です。今まで代謝の高さというものは年齢に支えられてきたものですから加齢により代謝は下がります。

そうなった時に同じような食事をしていると上昇した血糖値を処理する為のインスリンが今までよりも多く必要になります。もともと少数精鋭でやっていたインスリンがいきなり人海戦術を求められた事で疲れてきます。

これがお腹が出るくらいで収まっていればいいですが、長く続ければ糖尿病という事になりかねません。

③健康的な生活を意識しているけど気を抜くと体重が増えてしまう

健康的な和食。一汁一菜。こういった食事を心がけて体型を維持しているヒトも多いと思います。例えば基礎代謝も並みでインスリンも並みの能力だったとして、この食事は後々のリスクを高めます。

加齢により基礎代謝は落ちてきますし、インスリン分泌も同様です。しかしこの食事では圧倒的にたんぱく質が不足する為にインスリンそのものを作る能力が落ちてしまい、それほど血糖値が上がる食事をしていなくても分泌の回数が増えてしまうことで疲労し糖尿病を発症するという事になりかねません。

②と③で怖いのがインスリン分泌能力自体の疲弊です。①の場合、肥満によりインスリンの効きが悪くなる事が多いので減量で糖尿病が改善する事が多いのは先ほど書いた通りです。

しかし②と③はインスリン自体を無理して作った結果、その能力自体が無くなってしまっている可能性が大きく改善の余地がありません。

先ほども書きましたがこれが肥満者の糖尿病が嫌われている理由です。生活の努力をしてこなかった肥満者は楽に改善できるのに何で自分たちはこうなんだと思ってしまうんですね。

でもそう思ってしまうのは仕方ない事です。仕方ない事ですが、その部分を自分に合った生活習慣が送れなかったんだなと考える事により「肥満の糖尿病患者」という存在を通して余計なストレスを感じなくする事が重要です。

④家系に糖尿病のヒトがいる

いわゆる糖尿病の家系ってヤツです。インスリンの分泌能力や基礎代謝の量、更には食習慣や生活環境などは全て家族と似たようなものになりますよね。

つまり糖尿病になったヒトが身近にいるのなら、自分自身の生活習慣を見直す必要があるという事です。

糖尿病家系というのは他の何をおいても意識しておかなくてはならないリスクです。生活習慣の乱れとは、自分の生活や環境、果ては家族などからの遺伝情報に対して的確ではない生活を送っているという意味です。

食事が生活に合っているのかどうかを見極めるポイントとしては、食後血糖値の確認という手段があります。自己測定器などは高額な部類ですが、生活習慣と血糖値の関連を見る為にフリースタイルリブレなどを使った血糖値の計測を行う必要があります。

この記事が誰かの健康に寄与できれば幸甚です。最後まで読んでいただき、いつもありがとうございます。










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