食事はゆっくり食べましょうってどれくらい時間をかけて食べると意味があるのか? -低GIを有効活用する為の食事にかける時間の話-




おはようございます。リンさんです。

食事は時間をかけてゆっくり食べましょうとはよく言われますよね。食事をゆっくり食べることで健康的な生活習慣を送れるという事は常識として知れ渡っていますが、ゆっくり食べる」とは一体どれくらいの時間をかけて食べればいいんでしょうか。

地中海食と食事時間

メシをゆっくり食べるという事で有名な食事法が地中海食です。地中海食とは特定の国限定の食事という意味ではなく地中海沿岸諸国の伝統的な食事のことです。

オリーブオイル、全粒穀物、野菜、果物、豆、ナッツがメインでチーズとヨーグルトも頻繁に食され、魚も食されますが、肉、鳥、たまご、お菓子の消費は控えめです。赤ワインも適度に飲まれる事も特徴ですね。

特徴的なのがオリーブオイルのオレイン酸摂取全粒穀物の低GIナッツや魚の良質なオメガ3系脂質摂取チーズやヨーグルトの発酵食品お菓子などの精製糖質や加工食品を控える赤ワインでポリフェノール摂取2時間くらい時間をかけてゆっくりと食べる事などがあります。

良質な脂質摂取、発酵食品、低GI穀物、精白糖質制限、ポリフェノール摂取と良い事だらけの健康的な食事法ですが、極めつけはゆっくり食べる事です。

メインとなるパスタも低GIで血糖値の上昇が比較的緩やかになる事に加えて、食事を時間をかけてゆっくり味わうことで糖質を1度に沢山摂取しないような食事法になっているわけです。

豊富な脂質摂取と糖質を一緒にとるというデメリット部分も、この食事全体を食べきるのに2時間以上かける事で相殺されています。

ゆっくりとした食事は日本で実践できるのか?

給食のイメージ。リンさん現役子ども時代よりショボくなっている感があるけど、これも思い出補正のなせる業か

地中海食は食材と食事時間がマッチングしているために健康的だと言えます。ではこの食事法を日本で実践した場合、どうなるんでしょうか?

今回は食材は日本のものを使うとした場合、食事に時間をかける事で地中海食と同じくらいの健康効果を期待できるかどうかを考えます。ではまずマインドから参りましょう。現代日本人の食習慣と食への関心は「ゆっくり食べる」ことに適しているのかどうかという点です。

これははっきり言って向いていないと思います。今の学校がどうなのかは知らないのでその辺は除外しますが、リンさんが子どもの頃は学校給食という制度自体が早食いを助長していた風に思います。

子どもは長い昼休みを遊びに当てたいと思うものです。そうなった時、昼飯に時間がかかっていては折角の遊ぶ時間が短くなったり、遊具自体を先に食べ終わった子どもに独占されたりする危険性があります。

学校給食を語るのなら食育も問題なのですが、今回は早食いの話なのでそれは割愛します。

「お外で遊ぶ」という選択肢が落ち着いてくる中学、高校の頃になっても早食いのクセは直らずに続いていると思います。そうなった後は急上昇する血糖値を落ち着かせるためにインスリンが出て、機能性低血糖になり「昼過ぎに眠くなる」という状態になります。

社会へ出ると忙しさのあまり、昼食は更に簡単なもので済ませようとするようになります。

何と言っても「ビジネスマンは早食いほど仕事が出来る」なんて本気で言っている老害がトップランナーにいるような国です。

もうこうなってくると早食いで終わらせるか、昼をそもそも食べないかという話になります。早食いで済ませれば機能性低血糖で午後からのパフォーマンスは激減し、昼食べない生活ですと通常の主食含む食事法では他の時間の食事をガッツリ食べてしまうことになり太りやすくなります。

早食いの美学は全く真逆の結果をもたらすということは知っておいたほうがいいと思います。しかも早食いで勤勉で仕事熱心で休みの無い日本人と、しっかりゆっくり昼飯を食べてプライベートを大事にし仕事も定時でしっかり終わらせ休みはじっくり休むイタリア人とで生産性に差がほとんど無いのですから、早食いでパフォーマンス落としている時間は全くの無駄と考えられます。

ゆっくり食べるからこその低GI

低GIのものを食べて血糖値の上昇を穏やかにしようとはよく言われますが、地中海食はそれだけで血糖値コントロールを穏やかにしている食事法じゃないというのは摂取する食材からも明らかです。

日本のダイエットのように単品だけを取り入れて何とかしようとするやり方というものは「節操が無い」あるいは「頭使ってない」ダイエットであると言えます。日本で低GIを取り入れるのであれば、「食事をゆっくり食べる」事と同じくらいの付加価値を付けて実践しなければ、おそらく意味は無いでしょう。

食事時間に余裕の無い日本人が低GIを取り入れるのであれば、付加価値は「ひと口30回ほど噛んで食べる」が妥当ではないでしょうか。

こうすることで時間が無くてもゆっくり食べる時と同じくらいの咀嚼回数になり満腹感も得られます。何より食事の摂取総量も減らせるのではないでしょうか。

まとめます

  1. 食事をゆっくり食べるの「ゆっくり」とは地中海食なみに2時間くらいかけて食事を楽しむという事
  2. 日本人はそんな事出来るヤツ、多分ほとんどいない
  3. 日本人でゆっくり食べると同じ意味を持った食事を行うのであれば「ひと口30回程よく噛む」事を行うべき
  4. そこに低GI食品を加えれば、健康効果も考えられる

最後まで読んでいただき、いつもありがとうございます。










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