植物性は動物性に比べ環境に優しいという理由は妥当なのか?




おはようございます。リンさんです。

鈴木功さんというお医者さんがいます。この方はボーンブロスによる間接的ファスティングを薦める内容の本を書かれていて、糖質制限に関しても肯定的な方でした。

「でした」というのは糖代謝に問題があるから糖質制限しましょという方向から、糖代謝よりも脂質代謝に問題があるから高糖質食で何とかしましょという方向に転換されているからです。

ここで面白いのは鈴木先生は糖質制限などのパラダイムシフトを経験した上で脂質代謝に問題がある方に根本原因があるとされたわけです。通常の糖質制限反対派のように従来の栄養学と異なるからダメという思考でモノを言っているわけではないっつー事です。

リンさん自身は糖質制限の方が理解しやすく、自身の代謝も糖代謝に問題を起こしていると考えているので糖質制限推奨ですが、鈴木先生の言うような理論も学んでいきたいと思っています。

代謝という観点に立つと糖代謝という視点だけではなく脂質代謝にも目を向けないといけないなと思うからです。鈴木先生には早いところ理論をまとめてもらって発表していただきたいと思います。

その上で何を考え何を選ぶのかを個人の意思で行える事が重要になっていくのだと感じています。

環境に優しいというのはどういう意味?

環境に優しいとか環境に配慮したとかいう文言や理念を抱えたものは増えてきている印象です。主に資源をリサイクルする事で循環可能な社会を構築する事を環境に優しいと言います。

そしてその中で食品に限定して考えた場合、植物性食品や動物性食品に比べて環境への負担が軽微で環境に優しいという表現がされます。

まず大前提として言わないといけないのは、ヒトが爆発的な生産体制を敷いている産業は環境負荷を語る上で植物性・動物性の区別無く環境への負担は非常に大きいという事です。

この点を忘れて植物性が環境配慮に良いとか動物性の方が良いのだという理論は、まずその理論を構築する上で「その結論ありき」で文章が作られているという可能性を十分に考慮する必要があります。

もちろんリンさんが今から書く動物性の方がマシだよという意見もその結論ありきで書いている話ですから、その点はご留意されて読まれる事をおススメします。

ビートたけしさん昔言っていたように「本当に地球環境を良くしようとするなら、人類が文明を捨てるか滅びるかしないといけない」わけです。

というわけで人類が存続するという前提条件の上で、更に環境にも一定の利点を持っているのはどちらなのかという視点が重要になってきます。

都市伝説のように信じる信じないはアナタ次第ですって話と同じでは無いですが話を聞いて何を思うのかが大事なわけです。

① 植物はこの世界で最も生産体制が豊潤な作物

植物はこの世界で最も生産体制が強化されているものです。サトウキビ、トウモロコシ、コメ、ムギの生産量が異常なほと莫大になっている影響で、環境は激変しています。

特に問題となっているのが生産地における地下水の枯渇です。地球上で最も豊富な資源である水を最も使っており、枯渇寸前にまで追い込んでいるのが植物性食品の生産なわけです。

既に地球全体の人口としては飽和している現代で、貧富の差こそあったとしても全地域で穀物が食べられているわけです。更に人工が爆発的に増加していく中で、穀物は増産体制に入っていくと考えられます。

その時に起こるのが食糧危機です。生産体制が間に合わなくなったり、水資源の枯渇により生産そのものが出来なくなったりする事で穀物は安定供給が出来なくなり、供給体制が壊れてしまいます。

食糧危機のトリガーは既に引かれている状態ですから、そんな状態で植物の方が環境に配慮しているというのは少々論理として物足りない話であると言えます。

しかも植物性食品を育てるには手間がかかります。その上で考えるとそこにかかる人件費もバカにはなりません。人件費が莫大になれば企業や生産者は増産して大量に流通させる事で利幅を稼ごうとします。

そうなると次は常に作りすぎるという問題も発生します。こういった問題を考慮せずに植物が環境に配慮しているというのは少々問題のある考えであると言えます。

② 動物性食品の生産には大量の物資を必要とする

畜産は動物を飼育する事で、そこから得られる肉などを加工して流通させます。生物を飼育する事で起こる問題は多く、糞尿の処理問題食糧にする穀物の増産多頭飼育による病原菌への抵抗力の低下などがあります。

排泄物が適切に管理されなければ環境を汚染するのは当然の話です。糞尿をそのまま田畑に使用していた時代は遠い昔の事になり、更に大量飼育で大量に出てくる排泄物を全て肥料にするのは無理が出てきています。

現在では廃棄物として処理されるだけのもので、研究段階ではエネルギーになったりもしていますが、実用化はまだ遠い将来の話になりそうです。

畜産は穀物を主たる食糧にしているわけですが、家畜を増やすという事はそれだけ穀物生産量も増えるという事になります。ただでさえ穀物はヒトの食べる物から科学的に変化させ色々な用途に使われているわけです。

生産量が限界を超えているにも関わらず、それでも増産させる事は当然のように環境には良くないわけです。

家畜の集団飼育はいわゆる多頭飼育という状態になります。1㎡あたりの生産数が過密状態に陥っている場合がほとんどですから、そんな過密状態で感染症などが蔓延すると沈静化するには大量の殺処分が必要になります。

これらは全て環境を悪化させる要因となります。

まとめます

植物性と動物性の食品が起こす環境への負荷に関してまとめますと、植物性食品は地球上で最も大量に存在しているはずの水資源を枯渇させるほどに消費しているという事、動物性食品は排泄物や感染症などで大量の処理を必要とする物質を生み出す事で環境を悪化させている事が分かります。

確かに植物性食品は環境そのものを悪化させるような物質を生み出す事はしません。しかしその大量生産体制と大量の水を必要とする点において水資源を枯渇させる最も大きな原因になっています。

動物性食品に関しては皆さんのイメージ通り、環境悪化というと生産の過程で悪いものが生まれる事で環境への負担となっています。

しかしこれは「環境に対して影響はどちらが深刻なのか」という話になればどっちもどっちであるという結論になります。

植物性食品が環境に配慮しているという意見も、動物性食品が環境に配慮しているという意見も、そもそも大量に生産して大量に浪費する体制を築いているものは全て問題を起こすという前提を忘れている可能性があります。

最後まで読んでいただき、いつもありがとうございます。










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