コメ農家の新たなる挑戦。水田を加工用の野菜畑に転用する政策を岡山市が掲げる




おはようございます。リンさんです。

糖質制限をやっているとコメを親の仇かなんかだと思われているような気がします。がしかし、全くそんな事は無いわけです。コメは日本の美しい田園風景の象徴ですし、穀類の中では世界中見渡してもコメほど収穫量が安定して多いものはありませんから非常に優秀な作物です。

ですが今のところ落ち着いていますがリンさん自身は将来的にまず間違いなく糖尿病になるという未来予知が出来るわけです。ついこの間まで耐糖能異常だったわけですし、父親も糖尿病ですから間違いありません。

そして何より自分の意志の弱さというか、そういったものを切々と感じて生きてきましたから、糖尿病になりたくないしインスリン製剤の世話にもなりたくないと思えば、もうそこには糖質制限というライフスタイルしか選択肢が無いわけです。

中途半端では意思が間違いなくポッキリ折れます。これは自身を持って言えますね。少なくとも身体をリスクに晒してでも糖質が食いたいと思えるほど人生を達観していませんし、糖質の影響を甘く見たりはしません。

自身が糖尿病であったり境界型糖尿病であったりして、こうして糖質制限という考えを知っていて尚コメを食べるという選択肢を他の誰かがしても止めはしません。アホだとは思いますが……。

それと同じようにコメを食べないなんてアイツはアホだ」くらいに思っていてもらえればこちらも気が楽なのです。

ああ、でも選択肢がなくて糖質制限をしていますがガッツリやるのは性に合っていると思っていますよ。だからストレスはあんまり無いです。

コメ農家と岡山の挑戦を糖質制限的に考察します

KSB瀬戸内海放送からこのような記事が出ていました。

コメ農家の所得アップなるか 水田を加工用の野菜畑に 岡山市

「食」の需要が時代とともに変化する中、岡山県などが水田を畑として活用するプロジェクトを進めています。栽培するのは「加工用の野菜」です。

 岡山県やJA岡山などが開いた研修会には、コメ農家ら約120人が参加しました。

(JA全農青果センター/若津俊之部長)
 「マーケットを食い始めて、じわじわ伸びているのが中食ということで、市場規模が拡大しているという実態になります」

 「中食」は家庭での食事・内食と外食との間で、惣菜や弁当を買って家などで食べることです。共働き世帯の増加や売り場の充実などから「中食」は、近年需要が高まっています。

 研修会では、農家の所得向上のために水田を惣菜や弁当などに使う「加工用野菜」の畑として活用することが提案されました。

 タマネギはコンビニのサラダなどで需要が高まっています。またキャベツの加工用の品種は、面積あたりの収穫量が他の野菜に比べて多いのが特徴です。

(参加したコメ農家)
 「今の米価じゃちょっと新しい農機具は買えないし。まあ、続けていくのが難しくなってきますよね」

 一方、水田を畑にかえる場合、排水対策が行われていないと水はけが悪く、野菜の育ちが遅くなります。研修会では排水対策についても様々な方法が提案されました。

(JA岡山/宮本大輔さん)
 「先行きが見えないというところが正直だと思いますけれども、主体が水稲であっても冬の間等では野菜を作っていただいて、所得を上げていこうということで考えております」

KSB瀬戸内海放送記事「コメ農家の所得アップなるか 水田を加工用の野菜畑に 岡山市」より引用。句読点や段落について管理人が修正しましたが文言は変えていません。

どうでしょう? 中々面白い取り組みだと思いませんか?

中食がマーケットを広げてきたから水田を休めている間の期間に「加工用の野菜」を作って所得をアップさせようという話で、岡山県が意見を出したようですね。中食とは「外でファミレスなどの飲食店で食べる外食」と「家の中で全部調理して食べる内食」の中間に当たる言葉で、意味は「スーパーなどで出来上がったものを買って家に帰ってそれを食べる事」を言います。

つまり加工用の野菜とは、よくスーパーで売っているカット野菜であったりコンビニのサラダに入っている野菜のことなんですね。まあ確かにこれからも需要が期待できますね。

糖質制限的これから先100年続けられる農家を考える

しかし、そんな事を普通に考えていても面白くない。ここは尊敬する夏井睦医師のような思考実験をしなくてはなりますまい。ただリンさんの思考実験は割と名ばかりで論証に欠ける上に面白さ優先の理論体系だったりしますが。

それで宜しければお付き合い下さい。

まず農業をこれから先、糖質制限がかなり普及しているという前提で考えます。一応、糖質制限関連のネタを綴っているブログですからね。

次に後継者の問題。農業としての展開の多様性を深める必要性。来るべき食糧危機を乗り越えるためのビジネスモデルとして壮大に考えます。

※ただし、あくまで思考実験という名の妄想ですから悪しからず。

糖質制限が市民権を得てかなり普及している時代における農業の姿

糖質制限はコメや小麦などの糖質を主成分とする穀類や、砂糖など精白された糖質を制限管理することにより糖尿病やダイエットのみならず多くの不調を改善する可能性があるライフスタイルの総称です。

流派で分けられるほど多くの糖質制限ライフスタイルが定着している事と思いますが、その中でも現在主流とされている糖質制限食MEC食ケトジェニックダイエットをメインに据えて分子栄養学も新たな栄養学として定着していると仮定します。

第1次産業には農業、漁業、畜産業、酪農業がありますが、おそらくこの時代はこれら1つ1つを専門としている業者は存在せず、これら全てを総合的に行える農家が生き残っていると考えるべきだと思います。

コメ農家

まずコメ農家の話から進めましょう。コメ農家は糖質制限の広まりと共にコメ消費量が激減しヒトの主食として売っていくやり方では限界に達しています

糖質制限が世界的なうねりとなっているとすると、この背景は小麦やサトウキビでも同じものだといえます。そんな中でコメ農家の取り得る策は2つ。コメの販路を別の方向性に見出すことコメ以外の作物を育てて収入の減少を抑えることです。

①コメの販路を別の方向性に見出す

ヒトが消費するコメの量が減ったということは、何か別のものがヒトの食生活の中心になったということです。これは糖質制限の理屈を学んでいけば分かりますが、その別のものとはたんぱく質と脂質を含む動物だといえます。

端的に言うとヒトは動物なので動物性の脂肪やたんぱく質の方が身体に馴染みます。おそらく糖質制限が普及した日本の食生活は欧米並みに肉食中心となっていると思われます。魚に関しては後述します。

つまりコメの新たな販路とは畜産業での飼料米としての価値創造を行うという事です。もちろんこれだけでは収入は減少します。飼料米はヒトの食べるコメとして売るよりも安価ですからね。

もう1つが糖質を抑えた低糖質米の開発です。現在主食の代替品としてはコメは豆腐や大豆、こんにゃくといったものしかなく、その再現性はパンや麺類のそれとは雲泥の差です。

食物繊維を豊富に含み糖質を抑えたコメというものを品種改良によって生み出すことが出来、なおかつそれを玄米や胚芽米という形で普及させることが出来れば日本のコメ文化も保全することが出来ます。

また食糧危機でも安定して低糖質米が栽培できれば、コメは江戸時代のように貨幣価値を持つかもしれません。コメ1粒が金やプラチナ1gと同じ価値となる世界かもしれませんね。

②コメ以外の作物を育てて収入を確保する

2つ目がコメの生産量が減っていくことによって水田の放棄が起こるのであれば、休耕田を逆手にとって野菜や豆などを栽培することです。

糖質制限では葉物野菜の需要が高くなるはずです。後はアボカドやブロッコリーなども狙い目でしょう。持続可能な農業という事から考えれば豆という選択肢も魅力的です。豆類は土地を痩せさせる力がそれほど大きくないので安定供給させることを考えれば素晴らしい選択肢となります。

漁業

漁業は海洋汚染が原因で天然ものの漁獲量が大きく減っている可能性があります。そこで目を付けるのが陸での魚介の養殖「農漁」です。

何だそりゃ? と思われるでしょうが数年前に岡山理科大学が好適環境水という水を作り上げました。これは淡水魚でも海水魚でも同じ水槽で育てることが出来るという水です。仕組みは淡水魚でも海水魚でも魚の体内の塩分濃度は0.9%なので、水の塩分濃度も0.9%で厳しく管理することで共存が出来るというものです。

これを用いれば陸でマグロを養殖することも可能ですし、陸の資源を畜産物の為に回すというのであれば海上に建物を作り上げてそこで養殖すればいいのです。

もう1つが山を再生させることによって湾内の海水環境を劇的に改善するプロジェクトで湾内で養殖を活性化させる方法です。

山から川へ流れるミネラルが湾内に注ぐことで環境が改善することは実証されていますから、その湾内にプラスチックゴミが堆積しないような環境にすれば養殖は可能だと考えます。また山の再生事業を通じて漁業従事者は林業従事者として森の管理を行うことにもなります。これが結果として木材の流通業や、キノコなどの栽培でのビジネスにも活かせるようになります。

畜産業・酪農業

畜産と酪農はセットでやるべき事業になります。事業として、畜産業は今までどおりの大型家畜の早期肥大化を目的とした穀物肥育方式の生産法と時間はかかるが品質の高い牧草肥育方式の生産法の2つがあります。

先のコメ農家の件で、コメ農家の取るべき道に飼料米と豆の栽培を提案したのはこの為でもあります。コメを作れば穀物肥育牛の飼料米として、豆を作れば牧草肥育の食糧として提供することが出来ます。

また酪農はおそらく1番需要の大きい産業となるかもしれません。畜産業とセットで行えば、家畜の肉、牛乳から生産するチーズやバター、生クリームなどは糖質制限では引っ張りだこです。

これらの消費量は確実に右肩上がりになることは間違いありません。

また家畜の糞は発達した科学技術でペレット錠のエネルギー体になるかもしれません。畜産や酪農が進めば進むほどエネルギー問題が解決する可能性すらあるわけです。

昆虫食事業者

最後に食糧危機を見越すならば抑えておかなければならない事業があります。それが昆虫食に携わる事業です。

現在はコストが大きくかかるのですが、これから先研究が進み供給体制が整ってくれば、おそらく昆虫は最も低いコストでたんぱく源として生産できる食料となります。そのコストの低さは鳥や豚や牛など足元にも及ばないでしょう。

その中で最も早く大衆に受け入れられそうな販売形態が、おそらくプロテインでしょう。コオロギ、バッタ、カイコ、ハチ。とにかく何でも大量に生産できる体制が整えられれば、先駆者として利益はほぼ独占状態でしょうね。

特にハチはサトウキビの生産限界が近づいている今、貴重なたんぱく源であり貴重な糖質源として凄まじい儲けを出せそうです。

これはおそらく食糧危機に瀕した時に効果を発揮すると思います。おそらく先ほど述べた低糖質米と同じようにハチミツも金と同じ価値を持つかもしれませんね。

まとめです

完全妄想思考実験いかがだったでしょうか?

  1. 糖質制限における未来は完全循環式農業体制の確立を夢想します
  2. 完全循環式農業体制の確立は食糧供給体制を根本から変えると夢想します
  3. 食糧供給体制の変更は昆虫食の未来を夢想します
  4. 昆虫食の繁栄が限りのあった地球の資源を循環する無限のものへと変えると夢想します
  5. これら全ての好適循環はエネルギー問題ですら解決へ導くと夢想します
  6. ハチミツなどの精製度合いの低い糖質摂取で人類の進歩は一部の天才たちの革新ではなく、多くの秀才たちの努力により進むと夢想します
  7. 循環式社会とその役割により社会で暮らすヒトは安定へと向かうと夢想します

最後まで読んでいただき、いつもありがとうございます。










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