ヒヤリ・ハット・キガカリを意識してストレスマネジメントを行う




おはようございます。リンさんです。

江部康二医師のブログ「ドクター江部の糖尿病徒然日記」にも書かれていましたが、夕食の時間が早ければ早いほど翌朝の空腹時血糖値が低くなるというのは本当なんですねぇ。

糖質制限で脂質をメインエネルギーに出来ている状態だとすぐにケトン体スイッチが入るので糖新生が最低限度に抑えられているのでしょうね。後は単純に空腹時間が長いという事が脂質代謝のスイッチになっているのでしょうか。

どちらにしても空腹時血糖値が60台でも問題なく起床するのですから、インスリンの追加分泌による過剰な血糖値低下が低血糖を招くというのが正しいのでしょう。

糖質制限による脂質代謝+分子栄養学のメガビタミン

糖質制限も素晴らしいですが、分子栄養学は更に凄まじいですね。健康自主管理システムの異名は伊達ではありません。

企業倫理を守る理論で個人のストレスマネジメントを行う

最近ストレスマネジメントに関しての記事をちょくちょく上げています。

当初はストレスなんて存在してもそれほど重大な影響は無いと思っていましたし、ストレスは気持ちで乗り越える類のものだと思っていました。ストレスの影響なんてマユツバものだと思っていたわけです。

しかし体調が上向きに改善されていくにつれて、ストレスというものが身体に及ぼす影響は計り知れないと体感として学んできました。

その時思ったことが「ストレスが溜まった状態を認識する時には既に相当数のストレスに晒されて心と身体が限界を迎えている」んだなということでした。

正直そんな状態だと、一体どのストレスで体調が悪くなったのかすら理解できないほどネガティブな理由が周りに溢れています。最終的にイライラが募って「クソがっ」としか思えなくなる。こうなると中々イライラする心は改善できません。

それでもそんな状況に絶望することは無いと思います。ストレスを緩和する為の方法は意外と多く存在します。

以前はアドラー心理学を用いたストレスマネジメントに関して考察しました。フロイトやユングなどの心理学が自らの内に眠る暗い部分に原因を求める心理学であるとすれば、アドラー心理学はヒトの強さを肯定する心理学だからこそストレスの多い現代にマッチングするのだと思います。

アドラー心理学は個人心理学という学問ですので個人の問題解決に対して特化しています。今回は個人心理学を効率的に運用するための問題認識術を考察したいと思います。

ハインリッヒの法則

問題というものは起こってから対処するのでは遅すぎる場合があります。もちろん問題が起こらないと、まず何が問題なのか分からないというジレンマもあります。しかし全て問題が大きくなってから判断していてはそもそもヒトの知恵を信じ使えていないと判断されても仕方ないのではないでしょうか。

そこで登場する考え方が「ヒヤリ・ハット」です。ヒヤリ・ハットとは重大な災害や事故には至らないものの直結してもおかしくない一歩手前の事例の発見の事を指します。

文字通り突発的な出来事やミスにヒヤリとしたり、ハッとしたりするものなんですね。これはハインリッヒの法則と呼ばれています。

ハインリッヒの法則とは「1件の重大な事故には29倍の軽度な事故があり、更にその前に300倍のニアミスがある」という法則です。これをヒヤリ・ハット・キガカリと言います。

つまり取り返しのつかない重大な事故の裏には29件の軽度な事故があり、その前に300件の不安要素があるわけです。

ヒヤリ・ハット・キガカリの例

①医療現場

  • 間違ったクスリを処方して患者が飲んでしまったが、健康被害は起きなかった。(ヒヤリ)
  • 間違ったクスリを処方してしまったが、患者が気付いて事なきを得た。(ハット)
  • クスリの処方を間違えてしまいそうな管理体制だと思う。(キガカリ)

②製造現場

  • 製品の最終チェックで異物の混入が発見された。(ヒヤリ)
  • 製品製造の工程内で異物が混入したが、その場で発見し事なきを得た。(ハット)
  • 製品製造の作業工程内でのチェック体制が甘い気がする。(キガカリ)

とまあ例を挙げれば枚挙に暇がありません。というのもヒトがミスを犯す構造というものはどのような分野であろうと同じなので、この法則は色んなものに応用できるわけです。

これを個人の問題(ストレス)認識に当てはめてみようというのが今回の主旨です。

ストレスへの気付き

ストレスへを気付くためのプロセスとしてハインリッヒの法則を応用するわけですが、まず個人にとってヒヤリ・ハット・キガカリがどういう分け方で為されるのかという事を考えなければなりません。

最終的にストレスを感じている状態が病などの重大な不調を抱えストレスが付き纏っていて解消できない状態だとします。するとヒヤリは、健康状態には問題ないが継続的なストレスを感じる状況が存在するという定義になると思います。

ハットは、健康状態に問題ないしストレスも特に意識していないが時折疲れを感じるという状態。キガカリは、日常に見通しの立たないあるいは個人で解決できそうに無いと思えるような不安があると定義することができるでしょう。

とここまで考えて勘の鋭い方ならお気づきの事かと思われますが、こんな状態は現代人なら誰でもそうやんというのが事実なんですね。ですが、誰でもそんな状態だと思うことと自分の状態をきっちり当てはめて考えることでは雲泥の差があります。

キガカリを減らせばハットが減っていきヒヤリが起きにくくなる。最終的には重大な事故の発生確率を下げることに繋がる。

これを個人の話に置き換えれば、ストレスを抱えそうな不安(キガカリ)を減らせば疲労感を伴うストレス(ハット)が減っていき、慢性的なストレスを感じる状態(ヒヤリ)が起きにくくなる。最終的にはストレスによって引き起こされる重篤な病気(重大な事故)の発生確率を下げることが出来る、というわけです。

個人が気をつけるべきキガカリ

キガカリを抑えれば全ての不調の発生確率を下げることが出来ます。

では、個人にとって最大のキガカリとはなんでしょうか?

それは糖質の過剰摂取である……と言いたいところですが、糖質摂取量の制限と管理というものはいつでも取組むことの出来る課題ですから最大のキガカリでは無いと考えます。もちろん糖質の過剰摂取を止める時期が早ければ早いほど良いのは間違いないのですが。

最大のキガカリは深刻な質的栄養失調。つまり鉄+たんぱく質の不足です。これは摂取量を増やしたからといって直ぐに改善するものではなく、鉄とたんぱく質の摂取が少なかった年月が長いヒトほどまず栄養素として身体が吸収できる量が非常に小さくなっているので時間をかけて摂取量を増やさなければならないからです。

特に女性は月経による定期的な鉄の喪失と、鉄不足からくる糖質への過剰な欲求によりタンパク不足に陥りやすいです。この誰しもが陥り改善の難しい課題こそキガカリであり、これを早い時期に解消するために動くことこそストレスや病に対しての最高の対処法だと考えます。

最後まで読んでいただきありがとうございます。










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