ストレスマネジメント -How to Stress Management-




おはようございます。リンさんです。

ハワイで火山が噴火して、アフリカで大地が裂け、日本でも地震と噴火が立て続けに起きています。自然は災害をもたらし、それと同時に大きな恵みを与えてくれます。

しかし災害が続くとヒトは自然の恩恵を忘れて、災害による恐怖だけに注視してしまいます。果たしてこの最近の自然環境の厳しさは何かの前触れなのでしょうか?

自然に感情など無いとは確かにそうなのかもしれませんが、自然そのものの持っているサイクルをヒトが歪めてしまった結果、何らかの不具合が起きている可能性も否定は出来ません。全ての物事は悪意なき人為によって悪化していくものですから。

ストレスマネジメントの指標

ストレスマネジメントは非常に重要です。人生においても健康においても無用なストレスは無用なホルモンバランスの乱れを引き起こし、ヒトの代謝反応に異常をもたらします。この代謝反応の乱れはヒトの身体に多種の不具合をもたらし、心身共に疲弊してしまう原因になります。

というわけでストレスには近寄らない溜め込まない考え過ぎないという3拍子が適用されるわけです。もちろんストレスの全く無い環境というのはそれはそれで問題です。そういった環境に陥った時、実に不思議な事ですがヒトは自らで心理的なストレスを作り出します。

ストレスに立ち向かう必要はあります。しかし不要なストレスに立ち向かう必要はありません。こういった匙加減がそもそも難しいので、ストレスマネジメントの考え方は難しいと思われてしまいます。

ストレスとはどんな時に感じるものなのか。どういった場面を避けるべきなのか。そもそもストレスとは何ぞやという所からちょっと考察していこうと思います。個人的な考察なのでその辺は考慮しながら読んでみて下さい。

①ストレスの正体

ストレスを溜め込んでしまう、考え込んでしまうヒトには性格的な特徴があります。いわゆる真面目な性格だと言われるタイプであったり完璧主義的な考えを持っているヒトなどがそれに当てはまります。その為、真面目な性格や完璧主義者はストレスリスクに常にさらされています。

非常に悪い物の言い方になりますが、真面目な性格とは融通の利かない性格であり、完璧主義とは自分の持つ価値観だけで物事を判断するヒトであると言えます。ストレスは社会や相手との軋轢という名前の人間関係によって発生します。

真面目なヒトは物事に柔軟な考えを持つ事が出来ません。それにより自己許容が出来なくなります。自己許容とは文字通り自分を許すという事で、自分が求める理想の自分であったり、相手の求める理想の自分というものからかけ離れている現実の自分の自己評価を受け入れるという事です。

真面目なヒトはそういった自己評価や他者評価に敏感に反応し考え込んでしまいます。しかし評価とは他人の物差しでしか無いので、気にする事はあってもそれに気持ちの全てを割いても状況が良くなる事は絶対にありません。

この矛盾にストレスを感じてしまうのであれば、ストレスマネジメントが不十分であると判断できます。真面目と称されるあるいは自分自身で真面目で融通が利かないと思っているヒトは実はストレスフルな毎日を送っています。

完璧主義者は自己評価に関しても他者評価に関しても問題を抱えています。自己許容という行為は実行できているヒトが多いですが、激しい自己愛を持っているタイプが多いです。その為、自分自身の行為よりも相手の行為に対して許容できない姿勢を持つ事が多くなります。

このタイプは他者貢献の精神を持てない事が問題となります。ヒトに尽くせという話ではなく、完璧主義者の世界には自分のルールしか存在しません。そのルールを相手に強いている事を理解できないので、自分が相手にストレスを与えている事に気付けません。

そういった事から相手が自分のルールを理解しない事にストレスを感じます。こういった場合のストレスマネジメントは難しいもので、まずは自分自身が矛盾を抱えている事を理解しなければいけません。

自分が上手くいかない理由を常に相手に非があると考えるようになってしまうので、それが常態化してしまうとストレスマネジメントとしては大きなリスクを背負う事になります。

②ストレスを振りまくヒト

完璧主義者は自分のルールを理解しない相手にストレスを感じてしまいます。そこで抱えてしまう大きなリスクが相手のストレス源になってしまう事です。こういったストレスをもたらすヒトの事をストレスピープル(Stress People)、ポイズンピープル(Poizon People)と呼びます。

自分は相手にストレスを与える存在かもしれないと考える必要があります。そういった考え方を持つ事で相手の事を考える機会を得る事が出来、他者尊重や他者貢献の感情を持つ事が出来ます。しかしこれは相手の事を最優先にしなさいという事ではありません。

あくまで自分の人生の主体は自分ですから、自分の事をしっかり考えるついでに相手の事もそれくらいは尊重しようという気軽な感じの方が長続きします。こういった考え方は自己分析の中で解決を見出し、その時培った気持ちの労わり方を他者へ向ける事で自分と他者のストレスマネジメントになります。

完璧主義者である場合、この結果と原因がおかしくなってしまいます。自分に求めているハードルで他者を評価するので、おおむね他者の評価が低くなります。そうなると相手の言動がストレスとなるわけです。そしてそういった自分自身の言動が相手のストレスになります。

自分は自分が思っているほど徹底的に自分にストイックになれる事なんて無く、相手からは自分に甘く相手に厳しいだけのヒトだという評価になります。こうなると自分の生きる世界と相手の生きる世界に乖離が生まれてきます。最終的には相手の世界を否定する事で自分を守る手段しか取れなくなります。

そうなるとストレスマネジメントとしては危険な状態になってしまいます。常にストレスの溜まる相手の存在、認められない自分の世界など現実逃避をする事で自分自身を守ろうとします。

真面目な性格のヒトや完璧主義者が社会を歪めている。ストレスを振りまくヒトとは自分のストレスマネジメントが出来なくなった結果、自己防衛の為に他者への強烈な依存、攻撃性を発揮してしまったヒトであると言えます。

③ヒマとストレス

人生が楽になるというのは、仕事から解放される、自分のしたい仕事を始めるなど新たな局面を迎えることで自分自身の楽園を創造する事のような意味合いで考えられています。事実、人生をセミリタイアして新しい事を始めるヒトたちの輝きを強調するようなテレビ番組もありますね。

しかしこれは本当に素晴らしいことだけなのでしょうか? そもそもヒトはストレスが無い状況になると自分でストレスを作り出すという珍妙な行動を行います。

例えば、ストレスを感じている相手がいる場所から逃避したとします。自分のとってそのストレスは他の何にも変えがたい苦痛だったわけです。だから逃げる事にしました。

そのストレスから逃げてしばらくすると、他の何かから大きなストレスを感じるようになります。そのストレスは日に日に大きくなり、やがてはかつて自分を苦しめたストレスを超えるくらいに成長します。

ストレスの根本を解決しなければどこへ行っても基本の問題は変わらないというのはよく聞く言葉です。しかしストレスから逃げて新たなストレスを感じるヒトとそうでなく人生を楽しむヒトがいる事も確かです。

問題の解決法はここにありそうです。そこで答えを探す手がかりとなるのが予備校講師として有名な林先生の人間関係で対立を生む構図の話です。

「世の中には2種類のヒトがいます。ヒマなヒトと忙しいヒトです。同じ環境の者同士であるなら対立は起こりません。問題が起こる時とはヒマなヒトと忙しいヒトが対立する時だけです。そしてこういった対立は基本的にヒマなヒトが攻撃的になります。何と言ってもヒマで時間が余っている訳ですから」

アドラー心理学的に言えばストレスは人間関係によってのみ発生します。そしてその人間関係での対立とはヒマなヒトと忙しいヒトで起こるわけです。そうなると最大のストレスマネジメントはヒマなヒトに関わらない事と、自分自身がヒマなヒトにならない事と言えますね。

ヒマとは仕事が無いとか、社会奉仕をしていないとかそういう事ではありません。どちらかというと、真面目な性格で融通が利かないヒトであったり、完璧主義者が陥りがちな他者への批判に終始しているヒトの事を指しています。

そういったヒトと全く違うのが忙しいヒトです。忙しいヒトとは自分で忙しいと言っているヒトの事ではありません。むしろそういった自分で忙しい言うヒトはヒマなヒトである可能性の方が高くなります。

忙しいヒトとは自己練磨とそれを他者へリターンする方法、そこから得られる自己投資の為の利益を考える事で忙しいヒトを指します。自分のレベルアップにしか興味が無い為、誰かを批判しているヒマが無いわけです。

何も難しく考える事はありません。自分を高める事に意識を割き、誰かの悪口をずっと言い続けているのは自分の心にも、聞いている相手にも良い影響は与えないという事が分かっていれば何の問題もありません。

まとめます

ストレスは溜め込まない事が大事で、その為には上記のようなストレスマネジメントの手段が欠かせません。ストレスマネジメントとは自己分析の中からストレスを感じる要因を見つけ出す事で可能になります。

しかし社会生活を生きる上でストレスが全く無い状態が良いというわけではありません。全くストレスが無い状態であると、ヒトは何故か自分自身でストレスを作り出します。現実逃避、責任転嫁。色々な言葉で語る事が出来ますが、ストレスが全く無い状況がヒトにとっては何らかの良くない影響を与えるのかもしれません。

そういったストレスは全て人間関係の問題であるとはアルフレッド・アドラーの言葉です。彼の唱えた個人心理学ではトラウマなど存在せず、心理的な不安は全てヒトを成長させる為の手段であると考えられています。

また予備校講師で有名な林先生は「ストレスという名前の問題はヒマなヒトと忙しいヒトの間でしか起こらない」と言っていました。ストレスが全く無い状態がヒマな状態であると仮定するならば、ヒマとは悪意を醸成するものなのかもしれません。

ヒトは常に思考を続けられる強さを持っているという考えを支持する。それがストレスマネジメントを行う上で最も大事な事です。面倒なストレスからは逃げてもいい。だけど自己分析から逃げてはいけない。

アナタのストレスは全てアナタが作り出し、自己分析の甘さや他者への依存、ストレスピープルの存在などからどんどん強くなっています。この考えが誰かのストレスを緩和する手段になれば幸甚です。

最後まで読んでいただき、いつもありがとうございます。










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