アイスマンと最後の晩餐




おはようございます。リンさんです。

どうにも自分の事を顧みたくなくなり、誰でもいいからどこかの誰かを批判して心の平穏を得たくなる時ってのがあります。それ自体はまああっても仕方ないよねで済む話ですが、問題なのは「そうなるように自分自身で仕向けている」という心の働きがあるという事は忘れてはいけないと思います。

責任を持って生きなくてはいけないなんてザックリとした美徳ではなく、責任を持って生きていくとはどういう考え方を持たなくてはいけないのかを考えないといけません。

そしてその考え方について改善を繰り返し、肯定的である事と議論を尽くす事の両立を成せる考え方にブラッシュアップしていかないといけないわけです。

とにかく年齢を重ねると反省の基礎となる他人という鏡も、自己の改善への意欲も薄れていくものですから気をつけないといけません。

じゃないと年を取った時、若い時に自分が嫌だな~と思った存在と同じような生き方をしているかもしれないのですから。

アイスマンと最後の晩餐と人類原初の食事

人類が他の種族と被らずに食していたという意味での主食は何かという問題は、様々な疑問を解決できる可能性を持っています。生存戦略上、他の生物と被らないから食事に困る事は無いという食材がある事によって種は存続できたからです。

そしてその主食に合わせて動物の身体は最適化されます。肉食動物が肉に最適化した肉体であるように、草食動物が植物に最適化した肉体であるように、人類もまた雑食である可能性はありますが、それ以上に肉食か草食かのどちらかには偏っています。

つまり人類が肉食寄りの雑食なのか、草食寄りの雑食なのかによって議論が変わってくるわけです。その議論の答えというか鍵を握っている存在がアイスマンです。

アイスマンは5300年前の時代を生きていた人類で、死亡時に氷河に覆われ冷凍ミイラとして現代で発見された人類のご先祖様です。冷凍状態という事で保存状態が非常に良好だった事から多くの研究において過去の人類がどう生きてきたのかを解明する手立てとなりました。

近年まで、このアイスマンの研究において人類は草食寄りの雑食であると思われていました。つまり人類が穀物食を主食としているという根拠になっていたわけです。

しかし、どうやら人類は草食寄りの雑食ではなく、肉食寄りの雑食みたいだという事が最新の研究で分かってきました。

アイスマンの食事は高脂肪食

アイスマンの胃を摘出し中身を調べる事が出来たのが、つい最近の出来事になります。というのもミイラであるアイスマンの胃の正確な位置を把握するのが難しく、摘出に際してもミイラを解凍せずに摘出しなければいけなかったからです。

胃の内容物から示されるアイスマンの食事は、野生のヤギの脂肪、アカシカの、ヒトツブコムギという古代の穀物、毒性のあるシダ植物だったそうです。その割合は脂肪の摂取量が非常に多い高脂肪食であったと研究チームは報告しています。

つまりアイスマンが最後に食べていたものは、3大栄養素のバランス自体はあるものの脂肪摂取量の多い高脂肪食だったわけです。

つまり狩猟採集時代を生きていたとされるアイスマンの食事は脂肪摂取量が非常に多く糖質摂取量の少ない糖質制限食あるいは高脂肪高たんぱく食だったわけです。

アイスマンの最後の晩餐は、常食か非常食か

アイスマンは激しい争いに巻き込まれ、氷山に逃げ込み悲運の最期を遂げたとされていました。しかし穀物と肉の揃った食事と矢筒に残った未使用の矢から、十分な準備をして山に入ったとする説もあります。

確かに穀物と肉が揃った食事をするのは氷山では困難でしょう。アカシカやヤギはいたとしてもムギが自生している可能性が低いわけですから。

これは肉がどうやら燻製にされていたようだという事実からも推測されます。追い詰められているような状況だったのなら燻製肉を作っているような時間は無かったはずです。

つまりこれらの研究結果からアイスマンは脂質代謝をメインにした代謝回路で動いていたという事になります。この結果が糖質制限食を大いに後押しします。

アイスマンの研究だけで人類全ての代謝に解決が見出せるかどうかは分かりません。しかし5300年前、その地域で高脂肪食をメインにしていた人類がいたという事は今のところの研究では事実です。

これをどう捉えるのかは個人の判断によりますが、糖質制限に関しては大いに肯定的な研究になった事は確かです。

最後まで読んでいただき、いつもありがとうございます。










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