おはようございます。リンさんです。
今回はちょっとマクラは無しでiherbのおススメサプリメント-補助サプリ-をお送りしたいと思います。何といっても今回の記事は長いので、真に勝手ながら頑張って読んで下さい。
目次
iherbのおススメ補助サプリメント

以前のiherbおススメサプリメント紹介は分子栄養学的なベースサプリメントの紹介をしましたので、今回はそれを補助する役目をもつサプリメントたちを紹介しようと思います。
何度も恐縮ですが、やはりサプリメントは海外製に一日の長があります。コストパフォーマンスに優れているってやつですね。
この補助サプリメントの紹介では未だに買い揃えられていないものもありますので、そういったものは使用感を記入しません。
まずはリンさんおススメiherb補助サプリメントリストをご覧アレ。このリスト内にあるサプリメントの説明を備忘録をかねて書いていきますね。
ビタミンD

ビタミンDはやや特殊な産生経路をもつ脂溶性ビタミンです。ビタミンDはD2~D6の7種類存在します。D1は調べなおすと不純物だったと分かったので存在しません。この7種類のうち、ヒトにとって重要なものがビタミンD2とD3です。最近の研究ではD2に比べてD3の方が働きが2倍強いとも言われています。
吸収経路は食事摂取と紫外線を浴びて肌で作る方法の2つあります。しかし肌に直接紫外線が当たらないと産生されないので、厚着であったり紫外線対策のクリームを塗っていても産生が阻まれます。
ビタミンDはカルシウムの吸収を助けてくれます。また脳内で活性化ビタミンD3になることで神経の保護効果も期待できます。研究段階ですが糖尿病や免疫細胞の強化などにも有効ではないかとも言われています。
HealthyOriginsビタミンD3-10,000IUは働き者のビタミンD3を10000IU、これは大部分の健康なヒトの1日の安全摂取量です。これを2~3日に1錠から開始し、半年後くらいから1週間に1錠程度の頻度にします。
亜鉛+銅

間違って買ってしまった亜鉛+パンプキンシードオイルのサプリメント。消化中……
3大必須ミネラルのうちの1つが亜鉛です。Now L-OptiZinc-30 mgは1日1錠で亜鉛と銅が摂取できる為、お得。ミネラルはどれか1つを多めに摂取しても意味が無く、バランスを考えることが必要となる唯一の栄養素と言えます。
銅は鉄分を体内で移動させるための代謝に作用します。亜鉛はヘモグロビン(赤血球)の生成にも関連していますから、鉄と亜鉛と銅はまとめて摂取するのが理想的です。
亜鉛は体内で多くの酵素を作用させるために必要なミネラルです。亜鉛が不足して起こる欠乏症で最も有名なものは味覚障害が上げられますね。
亜鉛の酵素への働きは300種類と言われ代表的なものだけで、
- 皮膚の保護
- アレルギーの抑制
- 子ども(成長期)の成長促進
- 怪我や火傷の回復促進
- 骨の強化
- 味覚・視覚・嗅覚を正常に保つ
- 脱毛を防ぐ
- 精力増強
- 前立腺障害の予防
- インスリンの構成成分となり糖尿病を防ぐ
- 身体の酸化抑制
とまあ多岐に渡ります。全てをまとめると亜鉛は細胞の正常な分裂に寄与しているということになります。
マグネシウム+カルシウム

こちらも間違って購入したマグネシウムのみのもの。悲しみと共に消化中……
マグネシウムはカルシウムと一緒に摂る事が望ましいミネラルです。この2つはブラザーイオンと呼ばれるほど関係性が深く、骨の強化と維持に寄与しています。またマグネシウムは300もの酵素反応に関連していると言われています。代表的なものは、
- たんぱく質の合成
- 神経伝達機能の制御
- 心機能維持
- 筋収縮
- 血圧調節などなど
それほど重要なミネラルであるにも関わらず日本人はマグネシウムが不足しやすい食生活を送っています。まず水が軟水であること。硬水に比べてマグネシウム含有量が少なく水からのマグネシウム摂取は期待できません。
また日本の国土のほとんどが火山灰土なので土壌のミネラルが元々少ないという事や、精白されビタミンとミネラルを削ぎ落とした糖質の摂取、食卓塩自体が99.9%以上の純度の塩化ナトリウムであることも大きな原因となっています。
カルシウムは骨の材料……ではなく、多くの代謝に関連する重要なミネラルです。骨に多く含まれているのはカルシウムを貯蔵する役割を骨が持っているからと言えます。ですので人体はカルシウムが不足すると骨を溶かしてまで濃度を一定に保とうとします。
カルシウムの主な働きは、
- 骨や歯を形成する
- 血液を固める
- 筋収縮
- 神経細胞の興奮を抑える
- 身体全体の細胞機能の調節
- 血圧上昇予防
とまあブラザーイオンたるマグネシウムと似たような働きを行います。Nowのマグネシウム&カルシウムは通常マグネシウム1:カルシウム2の比率であるのに対して反転比となりマグネシウム2:カルシウム1となります。
ベンフォチアミン(脂溶性ビタミンB1)

ビタミンB1誘導体。特徴としてはビタミンB群なのに脂溶性だから体内に蓄積できると言う点。ホメオパシー医療ではガンに効く、というか特効薬とまでされていたりするのだが、リンさんはガンではないのでビタミンB1の糖質代謝促進、脳と神経の保護を目的に摂取しています。
脂溶性の為、摂取は1週間に1錠で健康維持が期待できます。
ナイアシン(ビタミンB3)

副作用は寿命延長でお馴染みのナイアシン。掲載しているものは除放性(だんだん体内に溶け出すタイプ)でフラッシュフリーのものです。
ナイアシン服用の時に特徴的なフラッシュという状態が起こる事があります。これは全身が紅潮し痒みを帯びるというもので、脂肪細胞内の炎症成分ヒスタミンが血液中に一気に放出されるため猛烈に痒くなります。90分間くらい続いたり、ヒトによっては赤みが数日続くこともあり、フラッシュが気持ち悪いと感じるヒトもいるし気持ちいいと感じるヒトもいるようです。
リンさんは痒すぎると思っただけでしたが……。また個人的な体感ですが一気に身体が熱くなり、その後一気に寒くなるので寒気を感じます。しかしフラッシュ後は肌がキレイになった気がしますね。もちろん、気がするだけで保証は全く無いわけですが。
フラッシュはナイアシン摂取で必ず引き起こされるわけではありません。ナイアシンを服用する機会が増えていけば脂肪細胞内のヒスタミンが溜まらないのでフラッシュは起きにくくなります。
リンさんは現在1日3回、1回1錠でナイアシンを500mgずつの計1500mg摂取しているがフラッシュは起きなくなりました。
最初はナイアシン100mgから開始し、その後1年以上をかけて1000mgまで増量が良いと言われています。が、リンさんはすぐに増量してしまいました。でも問題なさそうなので継続しています。
でも高用量をいきなり試すのは自己責任ですよ、と注意喚起。
ナイアシンのサプリメントにはいくつか種類がありナイアシンアミドは肝機能障害を起こす可能性もあるので高用量服用の場合は避けます。フラッシュフリーやナイアシンエステルといった名前のものを使っていきます。
寿命延長効果なんて胡散臭い言葉だけでは何なのでナイアシンに期待できる効果は、
- 脂質や糖質の分解を促進しエネルギーを作り出す
- 皮膚や粘膜の炎症を防ぐ
- うつ、統合失調症の症状の緩和
が上げられます。
ビオチン(ビタミンB7)
こちらはまだ購入していないので期待できる効果のみを上げますね。
- 皮膚の健康を保つ
- 筋肉痛を緩和する
- 白髪・薄毛の予防
レシチン

レシチンはアブラと水を混ぜる乳化作用があります。この作用の為、中性脂肪を排出しやすくしてくれたり脂溶性の栄養素が腸内で吸収されやすくしてくれたりします。
レシチンには大豆などの植物性、卵黄の動物性のものがあります。おススメは卵黄レシチンですがリンさん貧乏なので大豆レシチンで妥協しています。
ですがオーソモレキュラーや分子栄養学、アメリカの栄養指導でレシチンといえば卵黄レシチンに多く含まれるフォスファチジルコリンそのものを指します。
タマゴよっけ食えってことですね。「よっけ」ってのは沢山って意味ね。
L-カルニチン

L-カルニチンは身体がエネルギー産生のために脂肪を燃焼するのを助けます。ミトコンドリア内に長鎖脂肪酸を運搬する機能があるので、このサプリメントはそれを補助する効果が期待できるってわけです。
また正常な心臓血管健康を維持する効果も期待できます。がしかし、運動機能を強化するとかそういったことには疑問の余地がありますね。現在のところ、リンさんはミトコンドリア能力を活性化するという目的で摂取しています。
隔日に1錠ずつ摂取。最大で1日3錠程度までは増量可能です。
コエンザイムQ10(CoQ10)
こちらはまだ試せていないものになります。理由はかなり高いから。
コエンザイムは身体の中で作られる補酵素です。コエンザイムQ10はヒトの作り出せるコエンザイムで、基本的に生き物が自分で作り出せるコエンザイムは1つだけです。
コエンザイムQ10は脂溶性で、光に弱いという特性を持っています。コエンザイムQ10は体内ではミトコンドリア内膜という場所に多く存在し、エネルギーを作り出すための必須物質となっています。
またミトコンドリア内膜以外の場所だと肝臓に多く貯蔵されていて、肝臓内のコエンザイムQ10はほとんどが還元型と呼ばれるものです。還元型はユビキノールと呼ばれていて非常に強い抗酸化作用を持っています。
アスタキサンチン
まだ買っていません。これも理由は高いから。
化粧品のアスタリフトとかでお馴染みの成分です。どんくらい凄いの? という話になると思いますがアスタキサンチンの抗酸化力はコエンザイムQ10の800倍、ビタミンEの1000倍、ビタミンCの6000倍と正に桁違いです。
天然アスタキサンチンを摂取すると関節、心臓血管、目、免疫機能の健康状態が改善されることが実証されています。紹介のサプリメントにはルテインも配合されているので眼精疲労にも効果を期待できます。
しかしアスタキサンチンを摂取すると疲れにくくなり限界まで働いてしまう可能性があるらしいので、体調が良くても休憩を入れて下さいという注意があります。
糖質制限で既にかなり疲れにくい身体になっているのに、ここから更に上のステージとなると怖いっすね。
トコトリエノール
聞いたこと無いサプリメントですがアスタキサンチンとの併用で効果を発揮します。中身は抗酸化力の強まったビタミンEだと思っていただければいいと思います。
当然、アスタキサンチンを購入していないのですからこちらも購入していません。
オメガ3脂肪酸(EPA+DHA)

オメガ3脂肪酸はEPA含有量が多いものを選びましょう。いわゆる体内で合成できないため食事で摂取する必要があるといわれる必須脂肪酸っちゅうやつです。
1日2回、1回1錠摂取で目標摂取量はEPA+DHAで1500mg~2000mg程度。
セレン

セレンは抗酸化作用に優れるミネラルです。それ以外にも不整脈を改善させる、膝痛を改善させる、睡眠の質を改善させる(レム睡眠を改善させる)といった効果が期待できます。
つまり代謝回転を改善させる作用があるといえるミネラルです。しかしミネラルなので過剰症に注意。必ず隔日200μg(マイクログラム)を守る。多くても1日200μgまでとする。
紹介のサプリメントなら1錠で200μg。単位 mcg = μg です。
L-システイン
こちらもまだ購入していません。必須アミノ酸ではなく非必須アミノ酸に分類されます。必須アミノ酸のメチオニンから産生されますが、このシステインとメチオニンは共にイオウを含むのでひっくるめて含硫アミノ酸と呼ばれています。
何でこんな話をするのかというとこの含硫アミノ酸がとりわけ食事で摂取する分だけでは不足しがちであるという事実があるから。時点で不足するものがトリプトファン、次にフェニールアラニンです。。
分子栄養学のもう1つの肝である高たんぱくを実現する為には必要なサプリメント。もちろんタマゴを死ぬほど食えるならそれで賄えるのも事実。タマゴはトリプトファンもフェニールアラニンも含むので本当に超優秀。
PABA -パラアミノ安息香酸-
こちらも未購入。
簡単に言うと白髪予防と飲む日焼け止め。アンチエイジング業界では有名な成分ですね。
しかしリンさんの悩みは白髪ではなく薄毛……というか抜け毛なのでしばらく必要ないかなという判断。ついでに日焼け止めしなくても肌は死ぬほど白いし。
月見草オイル
これも未購入。
身体で合成できず食事で必ず摂取する必要のある必須脂肪酸のγ(ガンマ)-リノレン酸。α(アルファ)-リノレン酸であるオメガ3系脂肪酸と対をなすオメガ6系脂肪酸。
民間療法クラスのホメオパシーによるアトピー治療に使われているようですが、リンさんの目的はオメガ6系の必須脂肪酸の摂取です。
アブラ界最強最悪のモンスターである科学的に精製されたトランス脂肪酸を含まないオメガ6系脂肪酸の摂取源候補。
必須脂肪酸とはオメガ6系脂肪酸のリノール酸とオメガ3系脂肪酸のα-リノレン酸の2つ。これらは身体で合成できない脂肪なので食事から摂取する必要があります。
オメガ3系脂肪酸のα-リノレン酸は体内でEPAとDHAに変換されるのでサプリメントのウルトラオメガ3で補給しています。
リノール酸について現代人は過剰摂取気味なので抑える必要があります。この月見草オイルのサプリメントはリノール酸が体内で変換される物質であるγ-リノレン酸を含み、これが体内でプロスタグランジンという強い生理活性を持つ物質に変わります。
リンさんは食生活においてリノール酸を含む植物油をほとんど摂取しません。バターとラードをメインでタマゴと肉が主食です。加工食品もあまり食べないので動物性脂肪ばかりを摂取している事になるので、この月見草オイルが必要だなと考えました。
しかし、ここで注意。動物性脂肪の飽和脂肪酸より植物性のリノール酸を沢山摂ると心臓疾患のリスクが高まってしまったという報告があるので、メインで摂るアブラは必ず動物性のものにしましょう。
まとめです

補助サプリメントは身体の活性化を補助するものですから、まずは身体に必要となる優先順位の高いものから購入することをおススメします。
最後まで読んでいただき、いつもありがとうござます。
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