悪玉菌という名前だけで彼らを断じてはいないだろうか。腐ったミカン理論が好きな日本人への警鐘




おはようございます。リンさんです。

筋肉の緊張により痛みが発生するという考え方としてトリガーポイントというものがあります。今も勉強中ではありますが、コイツがなかなか面白いです。

床にゴルフボールを数個置いて肩や背中、腰やもも、ふくらはぎ、足首に至るまでのトリガーポイントに合わせて寝っ転がります。そこでゴルフボールに体重がかかるように調整すると複数のトリガーポイントを同時に刺激できて気持ちいいわけです。

やってみて思うことは思った以上に筋肉が張り詰めている箇所が多いということです。特に右足の膝から股関節にかけての痛みは慢性的に持っているので緩和治療に役立ちます。

ただ本来のトリガーポイントは局所注射麻酔を使用した医療行為らしいので、巷に溢れるトリガーポイントは筋膜リリースとごちゃ混ぜになっているそうです。

悪玉なら全て悪であるというのは単なるエゴ

ほとんど日本昔ばなしで語られそうなレベルの教訓ですが、悪とは結果として人にとって都合が悪くなってしまったものに対して付けられることが多いです。

その結果となってしまった事自体や悪であると呼ばれるもののほとんどは結果論からそう呼ばれるだけであって、結果を呼び出した本来の意味での悪とは、悪を定義したものの行動の中にあると言えるわけです。

自然界では、悪と名付けられるものは実際のところ悪ではなく、それを悪と名付けたほうの行動のせいで悪となっているわけです。自然界での法則性の中に、人間界での悪の認識を持ち込むからややこしくなる。

それは皮膚の常在菌、コレステロール、脂肪などの悪玉説で顕著にみられます。今回の主題である悪玉菌もその中に数えられるものです。

腸内細菌

ヒトの身体にある小腸と大腸、その中に存在する微生物を腸内細菌と言います。身体にとって良い効果をもたらすものを善玉菌、悪い効果をもたらすものを悪玉菌、特徴を持たないが善玉と悪玉で比率の多い方の味方をする日和見菌の3種類に分類されます。

腸内細菌は基本的に善玉菌が優位のバランスを保っている存在です。多くの要因により、悪玉菌が優位となる腸内環境になってしまったので悪玉菌が悪と呼ばれるわけですが。では悪玉菌が悪なのかと言われれば、本来の意味で悪いのは腸内細菌を悪玉寄りにした習慣であると言えます。

こういう話になると最終的にはバランスなんだよというフンワリした着地となってしまうので好きではないので、そこでバランスとは何ぞやを考えようと思います。

善玉菌がいれば悪玉菌は必要無いのか?

何故バランスを重視しなければならないのか? 善玉菌と日和見菌だけ存在していればそれだけで身体には良い効果が期待できるのではないかと考えるところです。

腸内細菌のお仕事は摂取した食べ物の中でヒトが消化できないものを消化してエネルギーにしたり、消化しにくい食べ物の消化を手伝って吸収しやすい形にしたりすることです。

これは善玉菌も悪玉菌も一緒です。何が違うのかというと消化できる食材の種類です。善玉菌は善玉菌自身が消化吸収できるものしか消化しませんし、それは悪玉菌も同じです。

消化できる食材が違うということは、善玉菌がいなければ善玉菌の、悪玉菌がいなければ悪玉菌の好物が消化できなくなるということです。

善玉菌の好物は食物繊維、悪玉菌の好物は肉類と言われています。単純に腸内環境を悪くすると言われる肉類ですが、問題の根幹は肉と一緒に糖質を大量に摂取することでの消化器官への莫大な負担が大きいのでは無いかと考えられています。

消化に時間がかかるので腐敗した便ができるのは肉類のせいでは無いっちゅうわけです。肉類からも食物繊維と同様に腸内細菌のエネルギー源である短鎖脂肪酸を生成できますからね。

それが出来ない量の消化できない食物が毎日運ばれてきているから便秘になり腸内環境が悪化すると考えた方がずっと自然ですよね。つまるところ、善玉菌でも悪玉菌でもどちらも存在しなければヒトの消化は成り立たないというわけです。

腸内細菌が荒れるのは悪玉菌が悪だからではなく、悪玉菌の仕事すら追いつかないほどの食事量と回数を重ねる現代人の方に問題があります。

何となくですがバランスを乱している真犯人が分かりましたね。結果を起こしているものだけが犯人であるのは人間社会だけのムラ論理です。

人体などの自然物は複合的な要因が奇跡的なバランスを生み出して機能しています。そんな複雑怪奇な人体のバランスを理解するなんてそもそも現段階の科学で無理なのに、科学を知らずにバランス良くと言っているのはアカンわけです。

悪いと言われるものを取り除きたいという心理は理解できますが、取り除いたところで問題は解決しない場合がほとんどです。機能を排除することよりも機能を理解して使えるようにすることが大事です。

最後まで読んでいただき、いつもありがとうございます。










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