清涼飲料水の笑えない話7 スポーツドリンク編




おはようございます。今回で笑えない清涼飲料水は終わりになります。缶コーヒー編とかカクテル・チューハイ編とか考えてたんですが、飽きました

そもそも缶コーヒーが砂糖たっぷり飲料だというのは割と常識ですし、カクテル・チューハイに関しては砂糖がどうのこうのも重要ですがそもそもアルコールの時点で体に悪いのは当たり前なので割愛します。

スポーツドリンクはその名前から罪深い

前回までの記事はコチラをチェック。

清涼飲料水の笑えない話2 炭酸飲料編

2017年10月18日

清涼飲料水の笑えない話1 原材料について

2017年10月18日

清涼飲料水の笑えない話4 フルーツジュース編

2017年10月18日

清涼飲料水の笑えない話3 フレーバーウォーター編

2017年10月18日

清涼飲料水の笑えない話6 乳酸菌飲料編

2017年10月19日

清涼飲料水の笑えない話5 野菜ジュース編

2017年10月19日

スポーツドリンク。素晴らしい響きです。アスリートの身体に迅速な水分と電解質の補給を促し、脱水などの症状を起こさないようにこまめに飲むべきドリンクとして認知されていますね。

翻ってアスリートに適した水分バランスであるという事はヒトにとって最適な水分バランスであると謳われて今や運動していなくても水分補給にはスポーツドリンクといった選択肢も当たり前ですね。

今回は成分も去ることながら何故スポーツドリンクは飲むべきではないのかも考察していこうと思います。

世界一有名な青いボトルのアレ

原材料名 :果糖ぶどう糖液糖、塩化Na/クエン酸、香料、クエン酸Na、アルギニン、塩化K、硫酸Mg、乳酸Ca、酸化防止剤(ビタミンC)、甘味料(スクラロース)、イソロイシン、バリン、ロイシン

栄養成分表示 100ml当りエネルギー19kcal タンパク質0g 脂質0g 炭水化物4.7g 食塩相当量0.1g カリウム8mg マグネシウム1.2mg アルギニン25mg イソロイシン1mg バリン1mg ロイシン0.5mg

原材料から読み取る①

清涼飲料水シリーズお馴染みの食品添加物なのにメイン原料である異性化糖を筆頭に今回は甘味料もイン。まあでも個人的には砂糖水より人工甘味料水のほうがまだマシ。どっちもたくさん飲まないほうが良いことに違いは無いけれども。

甘みこそ旨みだと言わんばかりの甘み推し。さすがに業界を占める砂糖の至福点によるリピート率向上の成長戦略は根強い。

糖質は23.5g。角砂糖で6個分ほど。

脱水にならない為の飲み物選択とは?

ここで小話を1つ。脱水には本当にスポーツドリンクは必要なのだろうか? 脱水と言っても2種類あるとご存知でしょうか?

1つは汗をそれほどかかずに水分だけが足りなくなる脱水。もう1つが汗を大量にかき水分だけでなく塩分などが必要になる脱水。

日常生活を送る大半のヒトは汗をそれほどかかない脱水ですから水分摂取だけで脱水は起こさないようにする事が出来ます。水、お茶、コーヒー、紅茶、無糖炭酸水などで十分なわけです。ここでスポーツドリンクを摂取しようものなら水分を摂ると同時に必要ない塩分とミネラルをも摂取することになります。

もう1つが汗を大量にかく脱水。主にアスリートなどの激しい運動を行う方、屋外作業に従事する方などですね。こちらは塩分とミネラルを摂取する必要がありますからスポーツドリンクも視野に入れてもいいかもしれません。

しかしそんな時でも糖質を含まない経口補水液やゼロ系スポーツドリンクを選択するべきです。

たっぷり詰まった汗という名前でアメリカでは死ぬほど売れなかったという都市伝説がある日本のスポーツドリンク

原材料 砂糖、果糖ぶどう糖液糖、果汁、食塩、酸味料、香料、塩化K、乳酸Ca、調味料(アミノ酸)、塩化Mg、酸化防止剤(ビタミンC)

100mlあたりの栄養成分 エネルギー:25kcal/タンパク質・脂質:0g/炭水化物:6.2g/ナトリウム:49mg/カリウム:20mg/カルシウム:2mg マグネシウム:0.6mg

原材料から読み取る②

こちらも砂糖たっぷり水である事に変わりは無し。上の商品と違って人工甘味料を使用していない分糖質はやや多めの31g。角砂糖8個分ほど。

糖質やや多めと書いていますが比較の意味でそうなのであって、糖質量は普通に多いですよね。簡単なたとえをすると角砂糖8個と塩水を一緒に飲めるのか? っていう成分ですからね、コレ。

運動に糖質は必要という間違い

スポーツドリンクに何故糖質が必要なのか?

スポーツドリンクをアスリートが摂取するべき理由として適度な糖質がないと強度の高い運動ができないという考えがあります。例えばマラソン選手などは走る前に多めの糖質をおにぎりなどから摂取します。その糖質を燃やすエネルギーでマラソンを走りきろうとするわけですね。

しかしマラソンを引退したアスリートの方でマラソン解説をされている方の解説が非常に印象的だったのを覚えています。その方は「最後の給水所でドリンクを飲んだ後に、スパートをかけようとしてもガス欠になったように足が動かなくなる気がする」ということをご自身の体験として話されていました。

マラソン開始前に糖質を摂取すると2~3時間で糖質由来のエネルギーは枯渇します。そこに給水所のドリンクで補給をするわけですが、これが飲料であることが問題を大きくしているのではないでしょうか?

マラソン前は固形物の摂取ですから血糖値の上昇と下降は激しいながらも一定のリズムで起こっていると考えられます。

しかしマラソン後半のドリンクによる糖質摂取は吸収されやすい飲料での糖質摂取ですから一気に血糖値が上昇し、その後一気に下降します。機能性低血糖を起こしている為に運動機能が低下しているとは考えられないでしょうか?

最近では持久力の必要なスポーツ以外でも、ボクシングのように強烈な瞬発力で反復運動を繰り返すような運動以外は、糖質は必要ないとの意見も出てきています。

ウルトラマラソンという42.195キロ以上を走るスポーツの中でも糖質制限によるケトン体がメインエネルギーとなる脂質代謝を行って参加している例もあります。

いずれ糖質を摂って競技に参加することが古臭いと思われるようになるかもしれません。でも今は医学同様、スポーツ医学も科学ではないのかもしれませんね。

統計学と思い込みがセットになった分野ですから、占いとそう変わらないもんだといつか気付けるといいですなー。

まとめます

スポーツドリンクは笑えない飲み物です。それは糖質が入った飲み物であるからなんですが、最も大きな問題はそれによりアスリートのパフォーマンスを低下させる要因となった可能性があるという事です。

アスリートはパフォーマンスを高めるために練習を重ねその為に必要な知識としてスポーツ医学などの学問も学びます。そこがもしかしたら間違いだったなんて笑えない話です。

アスリートの情熱や目標を叶えるための手段である知識が間違っていたわけですからね。

もう1つ別の問題もあります。それは野球選手や相撲取り、プロレスラーなんかの身体を大きくする必要のある競技の選手です。

こういったアスリートは身体を大きくする食事にタンパク質中心の食事と、筋トレ後の超回復に糖質を大量摂取します。

この為、ただでさえ身体を大きくする必要のあるスポーツをやっていた選手の多くは現役時代から引退後にかけて糖尿病になっていきます。筋肉を肥大化させるための手段が糖質の摂取とセットだからこその問題点ですね。

スポーツドリンクが笑えないのはスポーツ医学に笑えないほど科学的事実に基づかない側面があるからだとも言えるかもしれません。

最後まで読んでいただきありがとうございます。










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