食の多様な選択肢が無い国ニッポン。子どもの未来を憂う親に選べるのは自己責任という名の食事法だけ




うおはようございます。ドンくんです。リンさんです。

2017年の2月にⅡ型糖尿病(予備群)と診断され、それ以降ブドウ糖負荷試験を受けることをせずに、我流で糖質制限を学んでいます。勉強を続けていくうちに、ブドウ糖負荷試験を受けずとも自分は最低でも境界型、今までの食生活を鑑みればⅡ型で間違いないだろうと考えるようになりました。

そんな中、そろそろ血液検査を受けて現状を把握しなきゃな、と思っていた矢先に台風が来て、お盆へ突入してしまいました。血液検査は来月になりそうです。

ブドウ糖負荷試験は恐怖すら感じるので、更にもうちょっと後になりそうです。でもいずれは正式に糖尿人の仲間入りを果たすことでしょう。

香川県の子どもと糖尿病と糖質制限

香川県では今、脂質異常症や肝機能障害、糖尿病または糖尿病予備軍などの生活習慣病リスクを抱える子どもたちは全体の10%を超えています。香川県の子どもたちは今や危険な状況に置かれています。

リンさんはセイゲニストの端くれとして、弱小を通り越して存在しているのかすら微妙な自身のブログから糖尿病予防・改善の選択肢の1つとして、子どもの為の糖質制限を書いていこうと決意したわけです。

子どもに糖質制限をさせたくない?

子どもの糖質制限は賛否両論です。もちろん、親御さんからすれば、何で主食を食べさせてはいけないのか? といった今まで培った常識が警鐘を鳴らしてくると思います。そこで今回は、糖質制限がどういった仕組みで成り立っているのか、香川県の現状の取組み、などを論じていこうと思います。

糖質制限の仕組みとは?

糖質制限の仕組みを語る上で欠かせない、糖尿病と肥満の原因についてから始めましょう。

まず、血糖値を急激に上昇させる栄養素は糖質だけである、という事は生理学的に議論のしようが無い事実です。

例外としてⅠ型糖尿病の方はたんぱく質でも血糖値が上昇します。またⅡ型糖尿病の方でもごく稀にたんぱく質でも上昇する方がいるようです。

何故、血糖値が急上昇するといけないのか? 血糖値が急上昇すると、すい臓からインスリンと呼ばれるホルモンが分泌され、血糖値を下げようとします。

この時、血中のブドウ糖を速やかに処理するため、インスリンは筋肉組織→脂肪細胞の順番でブドウ糖を格納します。しかし筋肉に留めておけるブドウ糖は少なく、インスリンによってブドウ糖は脂肪細胞へ格納されます。格納される際にブドウ糖は脂肪に変換され貯蔵される。

これがヒトが太る唯一のメカニズムです。

そして、このインスリンによる血糖値の乱高下が、糖質を大量に摂取した食事ごとに、つまり、1日3食なら1日3回。お菓子や清涼飲料水を摂取するならその度に起こってしまうと、それだけインスリンを分泌するすい臓の細胞を酷使することになります。やがて、疲れきったすい臓の細胞はインスリン分泌能力が低下し、最後には死滅してしまいます。

こうしてインスリン分泌能力が低下あるいは消滅し、身体に入ってくる糖質の処理が行えなくなり、血中や尿中にブドウ糖が溢れてくる。これが糖尿病です。

糖尿病になった後も糖質摂取で血糖値の乱高下が続き、血管損傷から身体の組織各部への血流が悪くなり不具合が起こること。これが合併症と呼ばれるものです。

糖質制限の考え方

じゃあ、そもそも身体に入ってくる糖質を減らせば血糖値の乱高下が起きないよね? そしたら肥満にも糖尿病にならないし、糖尿病になったとしても、血糖値を一定に保てて合併症を防げるかもしれないよね? というのが基本的な糖質制限の考え方になります。

健康な方はインスリンの作用で血糖値が140mg/dl以上になることはありません。逆を言えば140mg/dl以下に保てばインスリンが余計に分泌されることがほぼ無いということです。もちろん摂取する糖質が少なければ少ないほど良くなります。

インスリンの追加分泌が無い状態が肥満、ひいては糖尿病の予防に繋がるのです。健康な方はこれを目指します。

糖尿病の方はインスリンの作用が小さく血糖値が140mg/dl以上になってしまいます。血管は血糖値180mg/dl以上でリアルタイムに傷ついていきます。なので糖尿病の方は血糖コントロール140mg/dl以下を目指し、180mg/dl以上の血管リスクを避けること。これが血管の損傷を防ぎ、肥満と糖尿病性の合併症を防ぐことになります。

糖質摂取量の目安

では具体的にどれくらいの糖質摂取が良いのでしょうか?

  • 糖尿病の方

糖尿病を患っている場合は、スーパー糖質制限1択になると考えていいと思います。スーパー糖質制限は1日3食のうち全ての主食を抜き、代わりに脂質とたんぱく質の摂取を増やします。

糖質摂取目安は1食20g以下、1日トータル60g以下です。

  • 健康な方

健康な方はGIの低い食品を中心に、少量の玄米食を食べることで血糖値を良好にコントロールできます。空腹時血糖が100mg/dl前後であるなら、1食34g以下、1日100g程度の糖質摂取となります。

140mg/dlという血糖値の根拠は、今の研究段階で血糖値180mg/dl以上で血管はリアルタイムに傷ついており、140mg/dl以上でも傷ついている可能性があるというものです。空腹時血糖は自己測定器や病院での測定で測れます。食後12時間くらいで胃が空っぽになるので、そのタイミングで計測するといいでしょうね。

香川県の取組み

さて、糖質制限の基本的な考え方は、そもそも血糖値を上昇させない事による肥満の防止と糖尿病の予防・改善を軸にしています。これは糖尿病の治療方法の選択肢として十分すぎるほどの理論的価値を持っています。

では現在の香川県の取り組みはどうなっているのでしょうか? 香川糖尿病予防ナビなどで、県の糖尿病対策を紹介しています。

健康意識の高い方、子どもさんが糖尿病になった親御さんなど、多くのヒトが関心を寄せていると思います。しかし、読み進めていくと分かりますが、これらは従来のカロリー制限や運動療法の色合いが強く出ています。これらの話が間違っているというわけではありません。

しかし血糖値を上げすぎないことが肥満や糖尿病など諸問題の根本的解決だとする糖質制限のような選択肢は無く、今まで通りの選択肢しか無いというのが問題に思えます。

これらを子どもさんや親御さんが教育の現場で受けるわけです。すると、どうなるでしょう? 少なくとも「良い」と聞かされてきたものを否定することは難しくなるのではないでしょうか?

本来、病気の治療とは多様な選択肢を以ってあたるべきものです。そうでなければ1つの方法が上手くいかなかった時に、ヒトは自分を責めたり、子どもさんのことであれば親御さんは自分も責めるでしょう。

そんな医療は間違っています。多種多様な選択肢を持ち、個人の病状に合わせた治療を行えること。その治療方法が患者さんやそのご家族にも周知され、知識と理解の元に進められることこそ、求められている医療ではないでしょうか?

カロリー制限の食事療法、運動療法大いに結構です。では、同じ食事療法である糖質制限が何故にダメなのか?

香川県が行う糖尿病対策は、患者や家族が治療方法について自ら考える機会を奪っている。そんな気がしてなりません。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

次回は糖質制限と必須栄養素について掘り下げていこうと思います。

ちなみに子どもの糖質制限関連の書籍といえばコチラ。










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