「足るを知る」という言葉の正負。ブラック企業で使われる「足るを知る」とは「身の程を知れ」という最悪の洗脳。




おはようございます。リンさんです。

調べれば調べるほど、どうやら運動はある程度こなさなくてはならないらしいという現実に直面します。何とか運動を行わずに標準体重まで落とす方法を模索しているのですが、こうなってくると運動を精神的に無理なく行えるようなストレスマネジメントに関してもお勉強し始めなければならないかもしれませぬ。

まあまだ試していない過激な手法も残っていますから、それらを実践した後で運動に関して考えようと思っている次第でございます。本意気のストイックを目指そうとすると中々難しいものです。

「足るを知る」は「恥を知れ」ではないぞ

老子の言葉に「知足者富(足るを知る者は富む)」という言葉があります。満足することを知っているヒトは心豊かな人生を送ることが出来るという意味です。

この言葉の意味は実にシンプルですが、自分の人生を生きていくうえでの非常に大事な指針となります。またこの考え方は病気に対して、ダイエットに対してなど、常に自分自身の問題をシンプルに考えさせてくれる素晴らしい言葉です。

特に現代人は「自分の中にこそ幸福の源泉がある」ことに気づいていないヒトが多いので、心が揺さぶられる言葉になるはずです。他人と比べることなんて「自分が不幸だ」という前提で話が進むので意味無いよと教えてくれています。

しかし最近、この言葉を悪用して相手をコントロールするために意味を置き換えて使っている輩がいると聞きます。何でもブラック企業と呼ばれる会社ではこの老子の言葉「足るを知る」を使って、社員に身の程を知れとか恥を知れといった分不相応な幸せを願うんじゃないといった教育が行われているとか。

これはいけません。確かに悪貨は良貨を駆逐するというのが世の常です。ですがその結果、最終的に悪貨が正しかったと言われるのは如何なものかと思いますね。しかもこの悪貨(ブラック企業)は老子の言葉の意味すら自分に都合よく解釈する知性の低さです。

知性の低さに品性の低さも相まって醜い連中が、世の将来ある若者などを捕まえて「恥を知れ」と教えているわけですね。むしろ君たちこそ恥を知れって感じですが。

ブラック企業という矛盾

足るを知るを間違って教えるブラック企業にヒトが集まる理由はずばり「変化」が他の企業よりも大きく起こっているからだと思われます。変化という潮流のある企業ではチャンスが常に流れているという幻想の下、この理屈は成り立っているわけです。

しかしブラック企業における変化とは最終的な「従業員の安定」までを含まない変化であり、どちらかといえば最終的な着地点は没落である場合が多いと誰もが予想できると思いますが、その辺いかがなんでしょうかね。

そういったブラック企業で用いられる「足るを知る」というのは、企業側の言ったことを鵜呑みにしろという事ではないのでしょうかね。

つまり最終的には最低な労働環境、賃金などで働いていてもそれがその企業での「お前らの安定」なんだから、社員は諦めろって言っているようなもんですよねコレ。

押し付けがましい上に、知性の欠片も無い。己が為に悪を為すという美学すら感じられません。

「足るを知る」のは自分自身であってヒトからの強要ではない

世の中には多くの価値観があります。

「安定した職場でヌクヌク生きるのはマズイ」と思うヒトがいれば「家族の為に安定を取るべきだ」と思うヒトもいます。「安定はビジネスの成果を鈍らせる」という意見があれば「足るを知る知性を持つべき」という意見もあります。

この記事で言いたいことは「足るを知る」という事は自分自身で決断するべきだという事です。

誰かに流されて決めたものは必ず後悔します。それがどれだけ自分自身の生活を安定させたとしても、逆に知的好奇心へどれだけ刺激を受ける生活になったとしても、自分で決めなかった生活ではその良さすら見つけ出すことができません。

どんな選択肢であろうと自分自身で決めたものであれば例え誰かに「下らない」と言われても気にも留めないでしょうね。相手の価値観は認めながらも、相手の主張は自分の考えとは異なるからどうでもいいと思えるくらいでないと自分の人生の充足を推し量ることは出来ないでしょう。

少なくともリンさんはこの1年くらいで、他人と自分を比べることが主流になっていたこの数年の自分の人生に意味は無かったと思うようになりました。

だからこそリスクを取る、安定を願うという選択肢も含めてそれら全てを自分の価値観で判断したいと思います。そしてその時の指標となる言葉が「足るを知る」であると考えます。

最後まで読んでいただき、いつもありがとうございます。










コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です