子どもの身体作りに失敗しない栄養学 必須栄養素とは?




おはようございます。

17年10月5日追記。発売日が1週間延びました。

三島塾長新刊発売記念と題して、子どもの糖質制限と栄養素に関しての第2弾をお送りします。前回記事はコチラをどうぞ。

カロリーと栄養ってどっちが大事? 子どもの身体作りに失敗しない為の栄養学

2017.10.05

必須栄養素とは何か?

ヒトの身体に必要となる身体を形づくるための栄養素とは何でしょうか?

それは必須栄養素と呼ばれるものです。必須栄養素の必須とは「身体の中で合成できない成分であり食事から必ず摂取しないといけないもの」という定義です。この必須栄養素に「脂質」「たんぱく質」「ビタミン」「ミネラル」があります。この4つこそが子どもの成長ならびに大人の健康維持に必要な栄養素と言えます。

糖質は身体の中で合成できる物質なので必須栄養素には含まれません。糖新生と呼ばれる反応で、たんぱく質のアミノ酸と脂質から糖質を合成します。

糖新生は筋肉を減らすのか?

結論から言えば、筋肉を必要以上に溶かすような状態にはなりません。下に書いていきますが、筋肉は日々必ず減少します。これは細胞組織が毎日作りかえられているためです。その作り変える際に必要となるたんぱく質と脂質をしっかり摂取していれば、筋肉は必要以上に減りません。 

必須栄養素としての脂質

脂質に関しては下記の記事も参照して下さい。

動物性脂肪への謝罪が必要?パラダイムシフト級の脂質論

2017.06.23

常識が崩壊するほどのインパクトある脂質への勘違い

2017.06.21

アブラの栄養学をかじりMCTオイルを知りケトン体へ至ったお勉強の道。アブラは知れば知るほど面白い件。

2017.07.07

脂質の良さに関して認識を改めたところで、次は効率的にアブラを摂取できる手段を見つけないといけない問題が発生。

2017.06.26

コレステロール悪玉説を端的に覆す、国が提出している1つの証拠

2017.08.30

糖質制限で糖質の摂取を控えるのは脂質メインで代謝する身体にする為。なぜ脂質代謝にするべきなのかを初級セイゲニスト目線で考えてみる。

2017.08.04

脂質は身体の中で特にホルモンの生成に使われる栄養素です。成長ホルモン、男性ホルモン、女性ホルモン、黄体ホルモン、そしてコレステロールなどの身体に必要なホルモン群を作り出し身体のバランスを整えます。

コレステロール値は高いと危険というのは間違いです。むしろ低いほうが危険だと言うのが今の常識。更に脂質の過剰摂取で太るというのも間違いです。脂質は単体で摂取しても必要量以上は吸収されません。下痢になるだけです。脂質を過剰摂取して太るというのは糖質と一緒に摂取しているからです。

更に脂質を代謝してエネルギーを得るエンジンに切り替えると身体はケトン体をエネルギーとして利用するようになります。ケトン体は脳を動かすエネルギーにもなってくれるので脳はブドウ糖を摂らないとうまく働かないというのも間違いです。

全ては結果への理解を間違えると起こるという事を自戒とする事の意義

2017.09.01

また上記記事にもありますがケトン体が危険というのも間違いです。総じて脂質は必須栄養素でホルモンを生成し、ケトン体となり身体のエネルギーになり、細胞組織を健全に保つ働きを持っています。

必須栄養素としてのたんぱく質

関連記事としてコチラもどうぞ。

ダイエットの味方、たんぱく質に期待される効果4つ

2017.06.19

たんぱく質は身体全てを構成する成分です。更に生きている間ずっと身体は作り変えられ続けるのでたんぱく質は摂取しなければなりません。

たんぱく質を食事から摂取すると消化酵素によってアミノ酸へと分解されます。アミノ酸へと分解されたものを体内の必要とする場所で再構築して組織細胞を作り出します。

ここでのポイントは2点。

  1. たんぱく質を分解する消化酵素もたんぱく質から作られているため、たんぱく質不足が続いた身体はたんぱく質を消化吸収する能力が非常に低くなります。
  2. コラーゲンやヒアルロン酸と呼ばれるお肌に良いとされるたんぱく質やアミノ酸を摂取したからといってお肌に直接届くわけではありません。

1番は特にたんぱく質不足になりやすい女性によくあります。たんぱく質が不足することによりたんぱく質を多く含む食品を食べにくい。食べにくいからあまり食べない。更にたんぱく質を多く含む食品には鉄分も含まれているので鉄不足にも陥るという負のスパイラルです。

そうならないために、少量ずつでもたんぱく質を食べて消化吸収できるように身体を慣らしていきましょう。

2番は身体の仕組みからそういうもんだと考えていただく方が自然です。医療ですと静脈注射と内服薬くらいの違いがあります。サプリメントは内服薬ですから身体の代謝反応をスキップして栄養素を届けることは出来ません。

上記2点を理解した上でアミノ酸スコアが優秀な動物性たんぱく質を中心に摂取しましょう。

必須栄養素としてのビタミンとミネラル

この2つの必須栄養素は往々にして必要量が微細です。ですから通常ならば肉やたまごやチーズを問題なく摂取できる方ならその食事で十分だと考えられます。しかしその食事ではビタミンCと食物繊維は不足しやすく、また量が満ちているからといって大丈夫と考えることも出来ません。

ずっと肉、たまご、チーズがメインで意識的にビタミンCや食物繊維を追加した食事の方ならともかく、多くのヒトは食事と栄養の改善を目指してそれらを取り入れているはずです。

たんぱく質不足、鉄不足、ビタミン欠乏、ミネラル不足、たんぱく質や鉄の消化吸収具合などなど多くの原因が考えられるので、どちらかと言えばビタミンもミネラルも多めに摂取する必要があります。食事での摂取では難しいものもありますから、サプリメントを上手く活用するというのが近道です。

子どもの糖質制限とは栄養管理の方法論

栄養学から考えていけば、子どもに多くの糖質を摂取させるという事は栄養を必要な分だけ与えないという事になります。脂質とたんぱく質を中心とした食事をすることでしっかりと身体を作るという考え方が重要です。

身体は栄養が満ちていく順番で機能が強化されます。まず脂質とたんぱく質で土台をしっかりと作る。次にビタミンやミネラルをしっかりと摂取して身体中の細胞を活性化する。それにより健康的な身体と心の成長を促す。

この3段階を目指すべきです。糖質制限はこれらを管理しやすくするためのマネジメント法の1つです。現時点では最も効果の期待できるマネジメント法ではないでしょうか?

最後まで読んでいただきありがとうございます。

最後に参考書籍。










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