糖質制限の理論を丸パクリして、これが最先端の理論「糖質選択の重要性だ」という理論の2つの問題点




おはようございます。リンさんです。

糖質制限だと言葉の意味合いとして糖質を限りなくゼロにする方法だと思われているようです。

リンさん、ゲームが好きでいわゆる「縛りプレイ」ってヤツも普通にやるので、そういった受け取り方もあると気付きませんでした。制限とは自分で制約を加える加減を決めて更に面白くなるようにする為に使う言葉だと思っていたので……。

糖質選択は糖質制限では当たり前の話です

2018年に入ってからよく糖質選択という言葉を見かけるようになりました。曰く「糖質摂取をゼロにしてしまう糖質制限よりも賢く糖質を選ぶ糖質選択の時代」だそうです。

こういった糖質制限の新しい考え方というのが浸透するのは非常に良いことなんですが、どうにもこうにもこの理屈とやらが糖質制限を全く理解していない点が不思議に感じてしまいます。

まあ世の中に出回っている糖質に関する見解のほとんどが糖質制限の生みの親である江部先生が最初に発表した「血糖値を急上昇させるのは糖質のみであり、糖質の過剰摂取が肥満の最も大きな原因である」という理論に乗っかっているだけですからね。

少なくともネットでこのような情報を発信しているのは江部先生が最古参である事は間違いなく、それをほかの医者が追随しその後にダイエットアドバイザーなんかが追いかけているわけです。

という事で、江部先生の話を追いかけているだけではオリジナリティに欠けるので新たな流派や理論を作って今に至っているわけですね。

その理論作成も飽和してしまってアイデアが枯渇でもしたんでしょうか。最近のこういった理論は糖質制限はここがダメみたいな言い方をして持論の優位を語っているものが増えてきました。

しかしまあ糖質制限界でのトップランナーは相変わらず江部先生ですし、糖質制限の理論でも変更する箇所があればその都度ブログで発信しています。

リンさんが会ったこともない江部先生を信頼するのはそこにあります。理論に対して相手に放りっぱなしではなく、新しい見識に関しても追加しています。

情報を常に更新して、それでも決めたり考えたりするのは自分自身でするべきですよと言っているからです。

情報に対して柔軟な点は追随者も変わりませんが、どうにも私の言っているのは糖質制限ではなく糖質に関して独自の理論なんですよと言っている点はブレすぎていないかと思っています。

というわけで「糖質制限より糖質選択を」という理論に対して、糖質制限を理解していないのにちょっと上から目線で批判するなんてブレてんな〜と思う点を挙げていきます。

①糖質制限は糖質摂取をゼロにする理論じゃない

最も大きな誤解が糖質制限が糖質ゼロを指南しているように記載している点です。差別化を図るためかそもそもの理解力が絶望的なのかは分かりませんが、もうこの時点で糖質制限という流行りに乗っているだけでしかないという判断になります。

糖質制限の実践法の中でも最も厳しい方法は釜池式と呼ばれる方法です。釜池式では1日の糖質摂取量を5gに制限しています。この点からそもそも糖質摂取量をゼロにするなんて不可能であると言えますよね。

でも厳しい制限には間違いない。ゼロは言い過ぎかもしれないけど、摂取量を減らせば減らすほど良いとは言っているぞと反論してくるとします。

ごめんなさい。これに関しても認識が不足しています。江部先生をはじめとするお医者さんが発信しているブログではお手軽カジュアルなダイエッターをメインターゲットにしていません。

当たり前の話ですが、お医者さんの糖質制限ブログのメインターゲットは糖尿病患者です。糖質制限による糖尿病治療の有効性を研究する中でダイエット効果もあったからついでに発信しているにすぎません。

糖尿病患者は糖質の代謝異常を起こしています。だからこそ糖質摂取を限りなく低くすることが重要だとし、糖質摂取を抑えるように記載されています。

また最近はダイエット関係での疑問も大きくなったので、健康維持ならそれほど糖質摂取に神経質にならなくても手軽な糖質制限でも大丈夫ですよ。でも、糖質摂取量を抑えればそれだけ高い効果が期待できるのも事実ですよと記載しています。

健康なヒトもハードな糖質制限をしなさいなんて書いていません。どれを選ぶのかは自分で考えましょうと言っています。これはお医者さん発信のものであればどんな糖質制限ブログでも一緒です。

糖尿病の治療法としての認知と理解を深めて、将来的には日本糖尿病学会の定めるガイドラインに糖質制限食を記載するのが最終的な目標であること、ダイエットに関して糖質制限をどう組み込むかはそのついでという事を理解していないが故の勘違いなわけです。

そうなると糖質選択を唱えているヒトが糖質制限そのものを理解しているかどうかも怪しいと感じてしまいます。

あるいは特別感を演出してビジネスシェアを拡大したいとかそういった思惑だと思います。ビジネスに関してはまあリンさんもお茶を濁してしまう部分ではありますね。

②糖質選択は糖質制限の基本になっている

糖質制限には多くの流派があります。それの大半がお医者さんの提唱する方法論ですからガイドラインが存在します。

実践者がきちんと理解していない状態ではちょっと難しいものも多いのですが、それでも糖質制限が糖質選択を軸にしていないというのはほぼ言いがかりです。

①江部式糖質制限食

糖質制限の生みの親、江部先生の提唱する糖質制限は糖質制限10ヶ条と3種の制限パターンで糖質をどれだけ選択するのかは実践者に任せています。

医者として自分が主治医になった際は責任をもってやりますが、それ以外で実践するヒトにはアドバイスの範囲で留めているからです。

プチ糖質制限、スタンダード糖質制限、スーパー糖質制限の3種類で糖質摂取量ではなく主食の糖質摂取回数を制限しているのが特徴です。

スーパー糖質制限だけは糖尿病患者の治療目的があるため1食20g、1日60gの糖質摂取量目安があります。

詳細はドクター江部の糖尿病徒然日記で確認して下さいね。過去記事があまりにも膨大なので糖質制限の最新理論だけ抑えるのであれば2016年初頭くらいから最新記事までを読めば大丈夫です。

まあそれだけでも膨大な量ですけどね。

②MEC食

沖縄から日本中を席巻した食事法。厳密には糖質制限ではないけど設定されている食べるべき食材が多いから結果として糖質摂取量が減っちゃう食事法。

提唱者は渡辺信幸先生。

Meat(肉)1日200g

Egg(たまご)1日3

Cheese(チーズ)1日120g

頭文字をとってMEC(メック)食

この食事法も糖質摂取量の制限はされていません。上記のベース量と呼ばれる食事を食べていれば後は何を食べても構わないという方法です。

ただ食事の仕方に指定があり、ひと口30回噛むというものがあります。

実践すれば分かりますが上記の量をしっかり噛んで食べた後に何か追加で食べようとはなかなかなりません。

というわけで結果として糖質制限になります。ただ、この食事法は痩せる方法ではなく健康体を手軽に実現する食事法です。

高たんぱく高脂質の食事を行うことで急速に身体は再生されるようになりますがBMIとしては管理を気をつけないと27くらいまであっという間に体重が増えます。

健康的な身体になるために体重が増えるリスクを取れる方、もしくは最初から過剰な体重を持っているデブに適しています。

MECの本当の戦いは、この修復期を乗り越えた先で自分の食事量や質をどのように見直せるかにかかっています。

③ケトジェニック・ダイエット

脂質をメインエネルギーにすることで生まれるケトン体を利用したダイエットがケトジェニック・ダイエットと呼ばれています。

提唱者は斎藤糧三先生。

ケトン体は身体が糖質を代謝する事を優先している場合、それほど量が作られないためケトジェニックを維持する為の1日の糖質摂取量は20gに設定されています。

セミ・ケトジェニックという状態を維持するのであればスーパー糖質制限と同じ1日60gまでとなり、食物繊維をしっかりとる事を意識した肉食というイメージです。

まあちょっと食べるべきお肉という指定がこだわり抜きすぎていますから、そこらへんをどうするかで継続の難易度が変わってきます。

釜池式の断糖に次ぐ難易度の食事であることは間違いないです。多くの場合、糖質を摂取しないことで身体に何らかのメリットを感じているヒトがケトン体に着目してさらに糖質摂取量を減らす方向性として行うものですから初心者向けではありません。

④ロカボ

最もお手軽。糖質摂取を減らすことの健康効果と継続可能性、さらに経済的波及効果まで考えて一般的なダイエッターに最も普及している糖質制限の手法がこのロカボです。

糖質制限の効果がケトン体産生まで至らないと十分に発揮できないというのは事実ですが、ビジネスとしてきちんと成り立たせて糖質制限の効果を社会的認知にすることによって社会の側から日本糖尿病学会を変えようとしている素晴らしい手法です。

提唱者も糖質制限推奨派では少ない糖尿病専門医の山田悟先生。

なにかと糖質制限のガチ勢であるインスリン自己分泌がほとんど無いほどにβ細胞が死滅してしまった糖尿病患者から批判を受けています。

ですが糖質制限を提唱したのが江部先生なら、社会的認知を底上げしてくれたのはこの山田先生です。

肝心の糖質摂取量の目安は1食20〜40g、間食を10gの1日70〜130gとなっていますから最も手軽に取り組めます。

まとめます

以上が2018年にもなって今更賢い糖質選択をと目新しいことのように言われても心が動かない理由です。

そもそも糖質制限では糖質摂取量を設定しており、それを何で摂取するのかは自分で考えようねというスタンスです。

この世の中で糖質ゼロを目指すなんて純度100%の油を飲むしか無いので、厳密に糖質をゼロにすることは不可能です。

そういった中で生活習慣や糖尿病が気になるヒト、予防や改善したいヒトは糖質摂取量を下げる必要がありますよ。

健康なヒトであっても将来の糖尿病や生活習慣病を予防するためには糖質制限が有効です。どのパターンで行ってもいいですが、糖質摂取量が少なければ少ないほどリスクが低くなりますから、そこは自分で考えて実践しましょうねと言っています。

発信された情報のターゲットが糖尿病患者なのか、健康なヒトへ向けたものなのかを混同してしまうと勘違いが起こります。

専門的なものを実践しようと学ぶ際にネットに溢れている一般論の中から専門的な論述をしているものを見つけるのは困難です。

ですがネットを駆使しなければ最新の知識は手に入りません。であるならば最初は専門家の情報発信ブログなどをお勧めします。

サッカーのルールを知らないのに、サッカーの面白さが全てわかるわけでは無いですよね。W杯にだけ浮かれるヒトになるのか、ずっとサッカーを応援していくファンになるのかで物事の見方は大きく変わります。

どちらを選ぶかの段階から自分の意思決定が重要になってきます。最後まで読んでいただき、いつもありがとうございます。

 










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