人為的な加工が加わり過ぎた不自然な食べ物を考えてみる。知ることから思考が始まる。




おはようございます。毎回未明に更新する当ブログ、リンさん「の」。

主催者であり管理人であり書記であり会計係であり一般会員であるリンさんです。孤独とは、紛らわすことで忘れることの出来る病である。

名言風にお届けします。

自然と不自然

さて今回は栄養のお話の中でも、やや趣向の異なるものです。よく糖質制限を実践して推奨されているお医者さんのブログなどを拝見していると、「食事からの栄養補給だけで十分だから、サプリメントなどの利用は糖質制限では不要だよ」とか「サプリメントを使っちゃったら糖質制限の意味がなくなっちゃうよ」とか記事にされているのを目にします。

リンさんはサプリメント推奨派です。手軽に栄養補給という観念は抗いがたいですよね。それだけで頑張ってる感が半端ないですもん。

でも今回はそんなリンさんを1段階クラスチェンジさせる為に、自然な食べ物と不自然な食べ物を色々比べてみようかなと思います。

自然な食べ物の定義

皆さん、自然な食べ物と聞いて何を思い浮かべるでしょうか? というか自然の定義って何なのでしょうか?

「四季折々、季節ごとに異なる恵みの食材を自然というんだ」と考えるとですね、そもそもそんな自然が身近に存在しない事になってしまいますよね。という訳で自然の定義は「人の手が加わっていても、そこに科学的高度な精製を行っていないものを自然な食べ物」としますね。

じゃないと話が前に進まない件

その上で糖質制限的観点から「自然な食べ物と不自然な食べ物」を考えてみましょう。ちなみに上記の自然な食べ物の定義中に「いわゆる健康を謳ったヘルシーな商品」が1個もラインナップに入らないという驚愕の事実があります。

農業

リンさん栄養学的に白米は高度に精製された不自然な食べ物になります。ですが未精製の穀物は自然な食べ物であると考えられます。また現代の、特に日本では全ての野菜や果物は品種改良の結果非常に甘くなっているという事実があるので実は不自然な食べ物です。

でも、それを言い出したら何も進まないので困りものです。実際甘くなりすぎているし栄養価も低くなっているという事実があるにしろ野菜や果物などの農作物はかなり譲歩すると自然な食べ物と言えます。

糖質制限的には穀物類、根菜、実野菜、果物は自然な食べ物ですが避けるべきあるいは摂取量に注意するべき食材となります。

どちらかと言えば甘くなりすぎていて栄養価が下がっていることのほうが驚きですけどね。甘くない野菜や果物を食べていた昔のヒトは、それらから繊維質を摂取していたそうです。

水産業

水産物の場合、養殖はモノによってやや疑問が残るものがありますが、水揚げされたものはそのほとんどが自然な食べ物です。ただし水産加工物はそのほとんどが不自然な食べ物です。美味しいものは脂肪と糖で出来ているとは言いますが、これでは脂肪が多いという印象を行っている気がしますね。

正しく考えると、美味しいものは糖と食品添加物を加えられた脂肪で出来ていると非常に語呂が悪いものになってしまうから仕方ないのかな。

また上記の問題とは別に水産物には2つの問題点があります。

  • 大型の魚類は重金属に汚染されている可能性がある
  • 近い将来、水産資源は枯渇すると言われている

大型の魚類は海中の食物連鎖中で上位に位置しているため水銀などの重金属が蓄積しやすいと言われています。主にメバチマグロ、メカジキ、キンメダイ、クロムツなどですね。

水銀の毒性に関しては水俣病が最も有名でしょう。避ける方法としては水銀蓄積量の少ないサンマ、イワシ、サバを食べるようにするくらいしかないのでしょうか。

しかしそれよりも更に問題なのがもう1点の方ですよ。水産資源の枯渇です。これは2048年問題と言われています。

枯渇と聞いて食用魚の乱獲による枯渇かと思われるかもしれません。しかし実際は乱獲も原因と言えば原因ですが、それと合わせて海の中がプラスチックごみで溢れてしまう為にそうなってしまうようです。何でと思われるかもしれませんが、今やプラスチックごみの3割以上が海洋投棄されているという事実があります。

いずれ釣りに行っても釣れるのはビニールばっかりと言う笑えない現実を目の当たりにするかもしれません。

畜産物

お肉は自然な食べ物と言えます。水産加工物でも述べた通りに加工品はそのほとんどが不自然な食べ物になります。しかしお肉でも畜産農家の大規模化と生産効率重視の流れの中で不自然な要素を付け加えられているものがあります。

補足ですが、リンさんは基本的に食べる事つまり動植物を殺す事を前提でお話をしています。動物を食べる事は命を奪う事です。それをどこかの誰かがやってくれているから普段気にも留めずに肉を食べられるわけですね。愛玩だろうが保護だろうが食用だろうが全ては人間の単なるエゴです。

感謝を忘れずに。人間が出来るのはそれだけです。でも問題提起はします。だって問題は問題だもの。

牛肉

牛は草食の生き物です。ですが大規模酪農では穀物を使って太らせます。穀物は牛を短時間で太らせますが、穀物で育った牛は病気に弱くなります。すると病気に対抗するために抗生物質を使用し、下痢などで体調を崩してしまいます。その下痢により大量生産の狭い牛舎が不衛生な状態となり更に病気を生むという悪循環が発生するわけですね。

こういった飼育方法の牛肉はオメガ6脂肪酸の割合が多くなります。上記の牛肉はスーパーなんかで普通に見かけるアブラの入ったお肉だと思っていただいて問題ないと思います。大量生産できるけど不健康になった牛さんを食べていると考えていただければいいのかな?

すごく嫌な言い方ですが、これがいわゆる普通の牛肉です。

逆に自然な状態で育てる牧草肥育は広大な牧草地で自由に育つため病気になりにくいですが、育つまでの時間が長くなります。しかも穀物肥育ほど大きく育たないので牛肉が取れる割合は低くなります。その牛肉はオメガ3脂肪酸を含み土壌のミネラルを蓄えるため亜鉛が多く含まれます。

牧草肥育は自然な方法ですが、現実的な問題として全人口をまかなうほどの牛肉を提供しようとしたら牧草地がいくらあっても足りません。それこそ海を埋め立てるか、ヒトが地中もしくは空中で暮らさないと無理でしょう。

豚肉

ブタの飼育で不自然な点は狭い厩舎による効率的肥育と抗生物質投与でしょう。そもそも通常体脂肪率13%程度のブタを太らせているわけですから不自然以外の何ものでもないと言えます。

肉に臭みを与えないために早々に去勢したり、狭い厩舎のストレスで仲間のブタの尻尾を噛み切ったりしないように歯を全て取り除いたり、尻尾を切り落としたりするのは、割と有名なお話。

今の畜産業界の大部分を占めるストレス対策全くなしの現状を憂いてしまいますねリンさんは。ただただ美味しいお肉を食べたいという思いだけなんですが。

鶏肉

ブロイラーもまた狭い厩舎で飼育されます。おおよそ1㎥あたりに17羽という密集具合です。ブタと同様抗生物質投与が不自然な点です。がしかし、こんな密集具合では抗生物質投与の選択は1番ラクでコストがかからない選択でしょうね。

美味しいお肉になってもらうという視点からはそれが1番良いとは到底思えませんが、経済的には素晴らしいお肉になってくれるんでしょうね。大量生産ではない畜産農家では放し飼いで40羽程度を伸び伸びと育てている所もあります。

ちなみに鳥インフルエンザで死んだ鳥を埋めている映像が出ないのは、その羽数の多さに引いちゃうからだとか何とか。これだけ書くと肉を食べたくなくなるかもしれませんが、そもそも家畜とはヒトがそのまま摂取したのでは栄養に出来ないものをお肉という形で栄養にする為に人類が生み出した食育のパートナーです。

ですのでお肉は自然な食べ物であるとリンさんは思います。大量生産や薬物投与は問題だと思います。今一度、家畜をパートナーとして考え直す時期に来ているのかもしれません。

まとめます

農産物・水産物・畜産物を考えてきた今回。どう思われたでしょうか?

ヒトの経済活動が不自然な食べ物を生み出しているという事を実感していただけたなら幸いですが、そこから脱却することが全てでは無いと思います。

それは個々の選択であるべきであって、大事な事は問題を知り知識を学び解決法を思考することですからね。

長くなりましたが最後まで読んでいただきありがとうございます。

次回はプロテインとサプリメントを取り上げたいと思います。

こちらの記事は九州食肉学問所さんやネット界隈で集めた情報により構築しています。

他に主立ってお勉強した書籍はコチラ。










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