分子生物学と分子栄養学 -三石理論としての分子栄養学-




おはようございます。リンさんです。

何だかよく分からない事でずっと悩んでしまう。常によく分からない焦りや不安がある。そんな感じの時があります。んで、そんな時はいつもどうでもいい事に悩んでいる時です。

将来や自分の今するべき事に迷ったり悩んだりしているのであれば、それに意味はあると思います。しかしこういう時の悩みとは常に人間関係から発展している悩みであったりします。

アドラー心理学的に全ての悩みは人間関係から発生します。その中でも他者から与えられる問題で大きな問題を発生させるものが「課題の分離」と「勇気くじき」です。自分の問題と相手の問題を分離できない事で正しい判断が出来なくなり、その結果相手が向かおうとしている希望の場所への勇気を心無い言葉で否定してしまうわけです。

認められないのなら放っておけばいい。どうしても放っておけないのならばまずは相手を理解する所から始めるべき。これが他者貢献の感情の源泉なわけです。

しかし多くのヒトは相手に自分の世界を投影する事ばかりを望み、相手がどんな世界を見ているのかを理解しようともしません。そしてそれが相手の為を思った行動だと思い込んでいます。

いわゆる子どもを虐待する毒親であったりストレスの源泉となるポイズンピープルであったりというヒトは、つまりこういう勇気くじきで相手の世界を狭めているわけです。そしてそれは大なり小なりどのような環境でも存在するからこそ、きちんと向き合うべき議題なのだと感じます。

分子生物学と分子栄養学

分子栄養学は新しい栄養学として注目を浴びています。現代の栄養学の基本であるカロリー理論が古典栄養学と呼ばれるのは、この分子栄養学と全く考えが異なる為にそう呼ばれているわけです。分子栄養学における栄養という考え方からすればカロリーを基本とする栄養学は「古臭い」のです。

しかし分子栄養学自体が新しい学問というわけではありません。物理学から派生したこの新しい栄養学は、誕生から半世紀ほどは経過しています。それが現代になって注目を浴びるようになったのには理由があります。

アメリカでは疾病は自分自身の管理方法次第で予防や治療が可能であるという認識が広まった事でオーソモレキュラーという分子整合栄養医学が注目を浴び始めました。Doctor Yourself (あなたの医者はあなた自身)という考え方の基本になっています。

そして日本にもこのような考え方の学問が存在しています。それこそ分子栄養学です。健康自主管理を信条とした理論で日本で提唱された考え方です。この分子栄養学の基本を構成している学問が分子生物学です。

分子生物学と分子栄養学

では分子生物学とはどういった学問で、その分子生物学を反映した分子栄養学とはどういった栄養学なのでしょうか。まずは分子生物学から考察していきます。

分子生物学とはある生命現象を、そこに関わる分子群とそのつながりによる分子機構として理解しようとする分野であり、そこで働く分子(多くの場合にはタンパク質)とその機能を1つ1つ明らかにしていく研究の事を指します。

何のことだか割とさっぱりですね。

生物の生命現象とは身体が成長する、食物を消化する、筋肉を動かすなどの動作の事です。自覚の有無に関わらず動物の行動全てが生命現象であると言えます。その生命現象に対して働く分子を特定しその機能を研究する事を分子生物学では骨子としています。

身体が成長するという部分だけでも、肌、身長、体重、臓器、筋肉など多くの部位が存在し、その部位によって機能を示す分子は異なるかもしれません。この部位別にどのような分子が働き、どのような機能を発揮しているのかを解明する必要があります。

身体の反応がどういった働きを持つ分子によって発生しているのかどうかを知る学問という事ですね。

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分子栄養学と三石理論

分子生物学は、生命現象に関連する分子の働きや機能に着目する学問です。そうすると分子栄養学は体内の細胞に対してどのような分子がどのように機能しているのかに着目している学問であると言えます。

分子整合栄養医学、正常分子栄養学など様々な流派みたいなものが存在しています。おおむね分子栄養学はオーソモレキュラーという海外の理論を背景にしています。この学問の大きな特徴がビタミンやミネラルの再評価です。

正常分子栄養学においてビタミンやミネラルを再評価すると以下の様に考え直す事が出来ます。栄養素はそれぞれが単独で働くのではなく互いにバランスを保ちながら連携してひとつのチームとして働くというものです。これはバントテン酸(ビタミンB5)の発見者として知られるロジャー・ウィリアムス博士が提唱した理論でいのちの鎖と言います。

何を重点に考えるかで中身に対するアプローチが変わってきますが、分子に着目するという考え方はロジャー・ウィリアムス博士でもライナス・ポーリング博士でもデービッド・ホーキンズ博士でも変わりません。そしてこの分子栄養学に着目した日本人博士も存在します。

それが三石巌先生です。三石先生の分子栄養学の特徴は、口に入る食品を分子レベルで考えるのではなく受け入れ側の身体を分子レベルで考えるということです。 分子栄養学では特に遺伝子の分子に着目し、遺伝子をフルに活動させるためには何の栄養物質がどれだけ必要かということを考えます。

分子栄養学の骨子は基本的にどんな理論でも変わりませんが、何を重要視しているかで少しずつ考え方が異なるので、三石先生の分子栄養学は三石理論と呼ばれています。元々、分子栄養学自体が三石先生の提唱した考え方でしたが海外のオーソモレキュラーの考え方も浸透してきた為、分かりやすく三石理論と呼称を変えたわけです。

ボタニック・ラボラトリー 正常分子栄養学®とは

メグビー 分子栄養学(三石理論)

まとめます

分子生物学を栄養学に置き換えたのが分子栄養学です。肉体に機能する分子の中で何が重要なのかによって分子栄養学もオーソモレキュラーも少々異なる部分があります。

どれを選べばというのではなく、人体に分子というものがどのように作用するのかあるいは人体という分子構造に対して栄養がどのように影響するのかを考える指標だと思えばほぼ正解です。

例えば現行のカロリー理論では身体を作る、筋肉を動かす、免疫を形成するといった現象に対しての説明が不十分な面があります。そういった部分をフォローする意味でも分子栄養学は本来の意味合いを持っている栄養学と言えます。

本来の栄養学とは、人体にとって栄養とは何か。人体は栄養ごとにどのような反応を示すのかというものへの答えを出す事が出来るという事です。

最後まで読んでいただき、いつもありがとうございます。

糖質制限と分子栄養学的「亭主を早死にさせる10カ条」を考える。定年退職後の旦那の存在感と、存在感に反比例する使えなさにウンザリする全てのパートナーに捧ぐ。

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