ビタミンA 覚書




おはようございます。リンさんです。

不特定多数の誰かを笑わそうと思う時、つまり人間関係であったり社会的なコミュニケーションを行う際には自虐ユーモアというものが役に立ちます。ヒトの不幸は蜜の味とはよく言ったもので、ヒトは他人の不幸が大好物です。

しかしこれがより親密な関係であったり日常を構築する相手との会話であったりする場合、上記のようなネガティブな発言は忌避される傾向にあります。それはヒトが毎日を過ごしていく中で頻繁に顔を合わせる相手からはポジティブな言葉を聞きたい生物だからです。

そらそうですよね。愚痴ばっかり言う相手と一緒に暮らすなんてテンション下がりすぎますから。いくら自虐ユーモアを持っているヒトは知能指数が高いのであろうと、それと一緒に生きるのは全く別の問題です。ヒトは共感し合う生物ですからネガティブな言動に共感し続ける事は一時は刺激になりますが継続すればそれはストレスになってしまいます。

社会で生きるには自虐ユーモアセンスのあるものが有利で、家族を構成するにはポジティブがいい。しかし際立ってどちらかの特性に偏っているといけないわけです。ステータスがネガティブに極振りされているリンさんはどうすればいいのでしょうか。

悩みが尽きません。だから最近はそれほど悩む必要性すら感じなくなってきています。

ビタミンA 覚書

分子栄養学ではメガビタミン主義を提唱しています。ビタミンやミネラルは体内で起こる全ての代謝反応に必要な物質です。しかしその物質がどの程度体内に存在すれば問題なく代謝反応を動かす事が出来るかどうかは個人によって異なります。

そこでメガビタミン、つまり大量のビタミンを摂取する事で代謝反応全てに必要となる量を無理矢理満たしちゃおうという事です。水溶性のビタミンであれば不要なものは排出され、脂溶性のものは高たんぱく食によって体内に蓄積される大量のたんぱく質によって形成されるアミノ酸プールに貯蔵されます。

必要量の個人差が分からないから限界量まで増量すりゃいいじゃんってわけです。無茶苦茶やんって思われるやり方ですが、高たんぱくが確保されている限りは脂溶性のビタミンに関しては過剰症の心配も薄く、気をつけるのはミネラル摂取量だけに絞られます。もちろん最大用量は抑えておく必要がありますけどね。

ビタミンAの効能

ビタミンAの機能には生体膜の維持、ホルモン合成の補助、水素や電子の供与・受け取り、代謝の補酵素などの機能があります。ビタミンAが不足すると目が見えにくくなると家庭の医学でも常識となっている通り、網膜機能の維持に必要な成分でもあります。これらの機能をまとめるとビタミンAは細胞分裂に必要な成分であると言えます。

ビタミンAは脂溶性という油に溶けて生体内で作用するビタミンです。この特性上、尿などの排出によって減少する事が少なくなります。その為に過剰症という摂取過剰によって起こる現象が危惧されています。

過剰摂取による副作用として、頭痛、脳圧亢進、吐き気、嘔吐、皮膚の乾燥、筋肉痛、食欲不振、皮膚色素沈着などが言われています。これら過剰症の重篤なものは膵臓障害、肝障害による脂溶性ビタミンの吸収阻害亜鉛(Zn)、セレン(Se)、マグネシウム(Mg)不足によるビタミンAの利用障害が関係しています。

通常の健康人が過剰症を危惧する場合は、摂取後の吐き気や嘔吐などを判断基準とします。

反対に欠乏症は、角膜や粘膜の損傷、夜盲症(やもうしょう)、失明、免疫力の低下、角膜乾燥症、成長障害、胎児奇形などがあげられます。

ビタミンAの摂取基準

過剰症が危険だと言われている為、ビタミンAには摂取基準上限が決められています。

厚生労働省の発表する日本人の食事摂取基準(2015年版)概要を参考にすると、

性別 男性 女性  
年齢 耐容上限量 耐容上限量 IU換算
2 600μg (μg = ×3.33IU) 600 2000
35 700 700 2000
67 900 900 3000
89 1200 1200 5667
1011 1500 1500 5667
1214 2100 2100 5667
1517 2600 2600
18 2700 2700 9333

耐容上限量は上記のようになります。上記の数字にはプロビタミンAカロテノイドを含みません。プロビタミンAカロテノイドとは体内でビタミンAに変換される物質の事で最も有名なものが植物に含まれるβ-カロテンです。

さて、耐容上限量が上記の通りだとすると過剰症はどの程度の食品摂取で起こるのでしょうか。ビタミンAは、牛レバーには100gあたり10,503IU、バター100gあたり754IU、たまご100g(Mサイズ1個で50g)あたり552IU含まれています。

μg と IU の変換は食品の種類により異なるので非常に面倒です。ここでは日本の食事基準ではなく国際基準の IU で話を進めていきます。食事摂取基準から分かる通り、牛レバー100gで簡単に上限量を突破する成分ですが、過剰症になるといった話は聞きませんよね。

これはビタミンAがたんぱく質と脂質によって体内に貯蔵される為です。つまり天然の食品群以外で意図的にビタミンAを増量しようとする場合、身体の機能不全が起こり吸収阻害が起きていないか、ミネラル不足で利用障害が起こっていないかを確認する必要があるという事が言えます。

この条件を満たしていれば脂溶性のビタミンによる過剰症はそれほど心配する状態ではなくなります。もちろん吐き気などの初期症状が発生した場合はすぐさま摂取量を減じる必要があります。

ビタミンAのRDA

それではビタミンAの摂取量はどのように決めるべきなのでしょうか?

分子栄養学では食事からの摂取基準による栄養素としての機能ではなく、薬理学的効能を意識した量を摂取します。この為、当然の事ながらビタミンAの成人上限量である10,000IUは軽く超えてしまいます。

しかし先ほども書いたようにビタミンAの過剰症は、貯蔵する為のたんぱく質が体内に供給されない事で起こりやすくなります。そうならない為に分子栄養学では高たんぱく食を推奨しています。

RDA(Recommended Dietary Allowance = 推奨量)は5,000IUです。オーソモレキュラーに携わる医師は患者の治療に100,000IUなどの高用量を処方していました。しかし100,000IU以上の高用量をただ闇雲に続けていても過剰症になるだけという事も分かっています。

という事で分子栄養学上の上限は175,000IU(妊婦は10,000IU)となります。

まとめます

ビタミンAは細胞分裂の正常化に関係しているビタミンです。特に網膜機能を維持する成分で、植物から摂取できるものがβ-カロテンやルテインを含んでいる為、特に目に良いとされています。

脂溶性の為に過剰症に配慮する必要がありますが、過剰症自体は体内の貯蔵と利用の効率に問題がある場合に起こりやすいので高たんぱく食で回避する事が可能です。

薬理学的効果を得る為には1日上限75,000IUという高用量摂取をしなくてはいけなくなります。この為に、分子栄養学上の薬理学的効果を得ようとすると日本国内のサプリメントは品質・用量共に少々心もとないものです。

海外のサプリメント販売サイトである iherb(アイハーブ) や Suplinx(サプリンクス)、楽天市場内のアーウェルなどで購入する必要が出てきます。iherbでの購入でしたら過去記事でiherbサプリメントの紹介をしていますので、そちらも参考にしてみて下さい。

iherb(アイハーブ)おススメサプリメント紹介 補助サプリ一覧

2017.12.14

iherb(アイハーブ)のススメ -分子栄養学的ベースサプリメント-

2017.12.13

iherbなら決済時に紹介コードを入れると5%オフになります。 RIN7337 です。

上記写真の Now のビタミンAは125,000IUとかなりの高用量です。同じもので10,000IUのものもありますから通常使用と妊娠時に使用するものを分ける事も出来ます。

薬理効果の最大量は75,000IUです。個人の範疇で使用するのであればこの辺りが限度でしょう。それ以上の高用量を行うのであれば短期間の運用に絞って検討する必要があります。

いずれにしても分子栄養学上の高用量を実践するのであれば海外製のサプリメントは避けて通る事は出来ません。レバーをたっぷり食べる事が出来るのであれば、そうでもないのかもしれませんけど……。

最後まで読んでいただき、いつもありがとうございます。










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