おはようございます。リンさんです。
どこぞかで息子を殺害しようと母親がインスリンを大量注射する殺人未遂事件が起こったというような事件を耳にしました。
インスリン注射なんぞでヒトが死ぬんかいな? と思うヒトもいるかもしれませんが、これは本当です。実際、死亡事案とまではいかなくてもインスリンが効きすぎたせいで低血糖になり車で事故を起こしたという事件を耳にした方は多いと思います。
現行の糖尿病治療でのインスリン治療は食後に打つインスリンを単位で管理しています。それでどの程度血糖値が下がるのかは患者ごとに把握しているでしょうが、食事内容によっては血糖値が下がりすぎてしまう事でこういった低血糖は生じます。
コメを食べれば血糖値が上がりますが、ステーキを食べても血糖値は上がりません。こういった違いに気付かずに食後に決まった単位のインスリンを打つ事で低血糖になってしまうわけです。
インスリンで相手を殺そうとする場合は、この低血糖を起こさせて意識混濁から死亡という事になるのでしょう。インスリンによる低血糖の対策にはブドウ糖のタブレットや異性化糖タップリの炭酸飲料などを補給する事でしか改善できません。
出来る事ならインスリン無しで血糖コントロールを目指す方が、誰にとっても安全なわけです。とは言うものの香川の田舎では糖尿病治療薬でSU剤が処方されているような所もあるわけです。
気付いたヒトが実践すればいいとは思いますが、インスリンの危険性を知って殺人に転用するヒトもいれば、田舎で時間が止まっているような糖尿病治療を目にする機会もあるわけです。そうなると何だか寂しい気持ちにもなるってもんですよ。
ビタミンC 効能

ビタミンCは美容に良いというイメージを持っているヒトが多いと思います。確かにビタミンCは美容に良いわけですが、それだけではありません。いや、むしろそれはオマケみたいなものです。日本では食品扱いで非常に安価なビタミンCですが、抗酸化物質として非常に優れた効能を持っています。
ビタミンCは水溶性のビタミンに所属しています。ビタミンB群と同じく高用量摂取を目指した場合は頻回摂取が必要になってきます。しかもビタミンCは自然のものも合成のものも化学式が変わらないという特徴があります。他のビタミンに関しては天然の組成を持ったものを推奨するものが多いわけですが、ビタミンCは安い合成品で大丈夫というわけです。
もちろん合成品の原料に関してこだわりを持つのであればビタミンCサプリメントも高価なものを選択しなくてはいけませんが……。そうした安価なものが多いところからビタミンCの効能は非常に限定的であると思われています。
事実として人体はビタミンCを合成する機能を失っています。これを理由にビタミンCはそれほど人体に必要としないという説と、ビタミンCは人体に必要だったが、合成能力を引換えに知能を向上させる進化を選んだとする説があります。
こういった要不要論よりも先に論じるべきなのがビタミンCを摂取した際に起きる人体の反応です。ビタミンCがそれほど必要無いものであっても人体にとって有益な反応が起こるのであればビタミンCは人体にとって必要な物質であると言えます。
そういう観点で考えるとビタミンCは非常に優れた抗酸化物質であると言う点が考察の対象になります。ビタミンCの抗酸化作用は非常に重要なものです。体内で抗酸化作用を発揮するのはビタミンEです。ビタミンEはいち早く抗酸化作用を発揮し人体の劣化を防いでくれますが、脂溶性ビタミンの為に酸化していきます。ビタミンCはこの酸化したビタミンEをリサイクルして再度活性化させます。
この酸化を防ぐあるいは酸化物質をリサイクルして再使用できる状態にするビタミンCの作用が身体の細胞中で行われます。その結果、日焼けや皮膚の色素沈着を防ぎ、シミやソバカスを予防する働きがあったり、鉄の吸収を助けたり、免疫の仕組みを正常に保つなど幅広い働きを持ちます。ビタミンCの美容に良い効果とはこういった理由から発せられています。
人体に必要か不要かと考える前に、肌のトラブル、風邪~ガンまでの予防、二日酔いの軽減など多岐に渡る恩恵を与えてくれるのがビタミンCです。
ビタミンCの摂取基準

性別 | 男性 | (mg/日) | 女性 | (mg/日) |
年齢 | 推奨量 | 目安量 | 推奨量 | 目安量 |
0~5(月) | ー | 40 | ー | 40 |
6~11(月) | ー | 40 | ー | 40 |
1~2歳 | 35 | ー | 35 | ー |
3~5歳 | 40 | ー | 40 | ー |
6~7歳 | 55 | ー | 55 | ー |
8~9歳 | 60 | ー | 60 | ー |
10~11歳 | 75 | ー | 75 | ー |
12~14歳 | 95 | ー | 95 | ー |
15~17歳 | 100 | ー | 100 | ー |
18~29歳 | 100 | ー | 100 | ー |
30~49歳 | 100 | ー | 100 | ー |
50~69歳 | 100 | ー | 100 | ー |
70以上 | 100 | ー | 100 | ー |
妊婦(付加量) | ー | ー | +10 | ー |
授乳婦(付加量) | ー | ー | +45 | ー |
ビタミンC メガビタミンのやり方

ビタミンCは水溶性ビタミンである為に、通常のアスコルビン酸のサプリメントですと2~3時間程度しか体内に留まりません。安いビタミンCを使用する際はタイムリリース型(緩除放出)と併用する事が最も効率が良いわけです。
薬理学的効果を目指す場合、ビタミンCの摂取量は「下痢をする一歩手前まで服用する」というのが基本になります。その際、1日10g以上のビタミンCを摂取する場合はビタミンEを併用する必要があります。先ほども記述したようにビタミンEの酸化リサイクルに回さないとビタミンCだけが体内で突出してしまいます。
このビタミンEとの併用を行う際のビタミンCは吸収量が非常に大きくなるので「効くまで増量」という手段が可能になります。健康人でビタミンEとの併用を行わない場合は1日6~8g程度の摂取を目指します。
まとめます

ビタミンCは優れた抗酸化作用を持ったビタミンです。肌のターンオーバーから病気の予防まで多岐に渡る機能を有しています。この機能を最大限発揮する為に必要となるのが高用量摂取を基礎としたメガビタミン主義です。
ビタミンEとの併用をする事でビタミンCは「効くまで増量」を実行する事が出来ます。最終的には「下痢の一歩手前まで増量」していきます。
最後まで読んでいただき、いつもありがとうございます。
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