ナイアシンフラッシュの考察と雑感




おはようございます。リンさんです。

自分で選ぶ事の意味を考えています。自分自身で選ばなければその物事に責任を持つ事が出来ません。それだけではなく、選ぶという行為を日常的に意識しないとヒトは相手の選択を軽視しがちになるというような感覚を持っています。

選ばずに生きたヒトと選びながら生きたヒトでは何もかも価値観が異なります。それは決してヒト任せにしていいわけでは無い人生の選択を他人事のように任せてしまった結果、自分の人生を歩む事が困難になるという意味合いで、物事をどう感じるのかが変わるという事です。

自分の選択を優先するとは時として自分勝手に写るかもしれません。しかし他人に雁字搦めにされて人生をダメにされる可能性の方が日本ではずっと高いわけですから、自分勝手が悪いとは限りません。

ナイアシンフラッシュの考察

分子栄養学では栄養素、特に水溶性ビタミンのメガドーズ大量服用)を行って代謝を円滑に回せる位の効果を及ぼす薬理効果を狙います。何故、標準的に定められた1日分の栄養素では不十分なのかと言うとヒトの代謝は個人差が大きいので、同じ代謝を起こす為に必要とされる栄養素の量が異なるからです。

また代謝を回すのに必要な量ではなく薬としての効果を期待する量なので大量服用が必要になります。では栄養素の大量服用は問題が無いのか? 結論から言えば問題はあります。問題として捉えるかどうかがご自身の判断によるべきですが……。

栄養素のメガドーズで身体は代謝に必要な量以上の栄養を一気に摂取します。これは言うなれば代謝を無理矢理回転させる行為とも言えるものです。

現代人は多くが栄養素の偏り極度の精神状態によるストレス科学物質の過剰摂取などにより代謝異常が起こっています。偏った代謝を動かすには全ての栄養素をバランスよく摂取する方法では間に合わない時もあります。

そんな時の為に、大量の栄養素を多少の偏りを気にせずに摂取する事で代謝を回転させます。それを無理矢理代謝を動かしていると思うか、錆付いたものを動かして正常化させる為に服用していると思うかによって問題意識が変わりますが、メガドーズに期待される効果とはつまり代謝反応の発生確率上昇です。

水溶性ビタミンは元々が薬ではなく栄養素なので過剰症も存在せず安全性を考えると薬よりもはるかに安心なものです。しかしそれでも大量に一気に服用するという事に不安を覚える事もあります。

そういった「副作用があるのでは」という思いから、実際に症状が起こると不安が爆発してしまうものにナイアシンの大量服用によって起こる症状、ナイアシンフラッシュがあります。

ナイアシンとは?

ナイアシンはビタミンB群に所属する水溶性ビタミンです。ビタミンB群全般の特徴である三大栄養素の代謝に関連し、それ以外の200以上の代謝反応にも関連があります。特に循環系、消化系、神経系の働きを促進する代謝に関連しています。

藤川先生の発信する情報では精神疾患を癒す効果があるとされており、高用量使用で症状が改善した例も挙げられています。詳しくはFacebookや精神科医こてつ名誉院長のブログを参照してみてください。

ナイアシンそのものはビタミンという分類ですが、体内合成が可能という点を持っています。人体で合成できるという事は栄養素として必要とされるものであるという判断が出来ます。ですから合成量が何らかの代謝異常で不足している場合や、そもそも合成量だけでは代謝を賄えなくなる場合は高用量使用を行う必要があります。

ナイアシン過剰症と致死量

高用量で最も不安な点は過剰症ならびに致死量ですね。ナイアシンの半数致死量はLD50(50%の動物が死亡する量)体重1kgあたり5000mgで、体重70kgなら350gとなります。10g以上の摂取で吐き気を催すので致死量には至らないといわれています。

とは言うものの少々不安が残る話ですから、もう少し考察を追加します。高用量で推奨されるナイアシンのサプリメントは最大量でも1粒500mg程度です。吐き気を催すならばこの常在を一気に20粒、半数致死量を突破しようとするなら体重70kgで700粒摂取しなくてはなりません。

まあ無理ですね。上の写真のサプリメントでも半数致死量を満たすにはボトル3つを飲む必要があります。

ナイアシンの効果

ナイアシンは代謝を活発にします。その効果は色々ありますが、全てに関連する効果が血流量の上昇と抹消血管の拡張です。

これが脳で起こる事でヒトによっては脳の霧が晴れたという感覚を持つようになります。いわゆるブレインフォグとは糖質から脂質へエネルギーを切り替える際に起こるものですが、その症状を血流量を上昇させる事で改善してくれます。

寿命の延長、関節痛の緩和、老化プロセスの遅延などもこの血管拡張作用による血流上昇効果の産物であると言えます。血流によって流れる栄養素とエネルギーが大きく改善する事で元気になり、睡眠時間を縮小しても問題なくなったりするヒトもいます。

特にナイアシンの効果で目を見張るものが高用量での中性脂肪やLDLコレステロール値の減少です。これは実際にリンさんも高用量摂取を始めてからLDLコレステロールが下がっているので、効果が期待できると思っています。

ナイアシンフラッシュについて

面白い効果が期待できるナイアシンですが、その血管拡張作用と血流量上昇作用のせいでちょっと変わった症状が起こります。それがナイアシンフラッシュと呼ばれるものです。

ナイアシンの高用量摂取によって起こる作用の1つで脂肪細胞などに格納されている炎症成分のヒスタミンが一気に血管内に放出される事で起こります。ヒスタミンは痒みや赤みを発する炎症成分ですから、それが一気に血管内に放出される事で全身症状として痒みや赤みが現れるというものです。

まずは頭の方からピリピリとした痒みが起こり、そこからドンドン顔や肌が赤みを帯びてきます。紅潮と呼ばれるそれが起こっている間は痒みが継続し、その間は身体も熱を帯びます。

これは小1時間で治まりますが、稀に紅潮が残るヒトもいるようです。初めて高用量を服用する際は翌日に出かける予定のない日を選ぶのがベストだと言えますね。リンさんも何も考えずにナイアシンを大量摂取して赤ら顔でコンビニに行った事があります。

ナイアシンによって起こるフラッシュはヒスタミンを細胞から血中へ放出し消費するので、体内のヒスタミンを結果的に減らす事になります。ヒスタミンは各種アレルギー物質などに過剰反応して人体にアレルギーを発現させるので、ヒスタミン自体が貯蔵量が少ないに濾した事はありません。

実際、ナイアシンフラッシュで花粉症やアレルギーが改善するという報告もあるようです。しかしリンさんは何もアレルギーを持っていないのでその辺は期待していませんが。

溜め込んだヒスタミンを放出するので、特に1番最初にナイアシンを高用量で摂取する際は高い確率でナイアシンフラッシュが起こります。それが起こらないようにする手段としては、アスピリンや抗ヒスタミン剤の摂取、ビタミンCの摂取などがあります。

量を調節する事でもフラッシュを抑制できます。男性なら1回500mgから、女性なら1回100mg~250mgからの摂取で大丈夫みたいですね。これを続けていると体内のヒスタミンが枯渇していくので徐々にナイアシンフラッシュが起き難くなっていきます。

ナイアシンフラッシュの快感と不快感

ナイアシンは良いこと尽くめの栄養素です。それにナイアシンフラッシュに関しても身体が熱を帯びた後にそれがスッと引いていく感覚は確かに爽快です。

しかしヒトによってはそれを不快に感じる可能性もあります。身体が熱を帯びそれが冷めていく時に寒さを感じて不快になるといった感想を言ったリンさんの知人もいます。

理屈が理解できていないので、何だかよく分からないことが身体に起こっていると思うと不安になるようです。理屈を理解する事と、思った以上に暑さを感じる事とその後に感じる寒さに関しても理解しておかないと継続が難しいかもしれません。

健康な成人女性や未成年はフラッシュが気持ち悪いと感じるヒトが多くなるようです。

ナイアシンと肝臓障害

ナイアシンをメガドーズすると肝臓障害も起こる可能性があるから、過剰摂取はほどほどにという意見もあるようです。ただし単純にナイアシンと肝臓障害を結びつけるのはいかにもナンセンスな話であると言ってしまいます。

肝機能障害を起こす条件というものがあります。高用量摂取である1g~3gという範囲ですが、摂取するナイアシンがフラッシュを引き起こさないナイアシンアミドというものに限定されます。ナイアシンアミド摂取状況では定期的な血液検査での肝機能検査が必要になります。

ですからナイアシンアミド以外を選択する事でリスクを回避します。フラッシュフリーと呼ばれるナイアシンエステルや開始用量を減らす事、フラッシュを抑える方法はいくらでもあります。

まとめます

ナイアシンは面白い効果を持ったビタミンです。栄養素ですから過剰症は存在せず致死量も気の遠くなるような量を摂取しなければならないので実際死ぬ事はないと言えます。

冷え性、アレルギー、花粉症などなど血行促進と血管拡張、炎症成分ヒスタミンの体内貯蔵放出作用から色々と改善を期待できるものがあります。

しかしまあ、健康ならばしなくてもいいというのが実際のところですね。その健康が自分が思っているよりも全く健康では無さそうだぞというのが分かってきているので、判断が難しい部分ではありますが。

冷え性やアレルギー、心のモヤモヤを抱えているのであれば明確な病名が付いていなくても試してみる価値はあるかもしれません。もちろんその時はフラッシュを起こしにくいように色々工夫した方が良いでしょう。

フラッシュを起こしにくいナイアシンエステルを摂取したり、アスピリンや抗ヒスタミン剤、ビタミンCによってフラッシュを抑制したりします。

ナイアシンアミドは高用量摂取で肝機能障害のリスクがあります。出来る事ならナイアシンフラッシュを起こさないからといってアミドを選ぶのではなく、工夫してフラッシュを抑制する手段をとった方が最終的に効果が高くなりそうです。

最後まで読んでいただき、いつもありがとうございます。










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