おはようございます。リンさんです。
幼少期からのポッチャリ体型でその成長は全く衰える事無く成人まで続き、成人後もしっかり太り続けてきました。33歳で糖尿病を疑われ、そこから一念発起して始めた糖質制限。それから半年ほどで20kg減量しましたがそれでもまだ肥満です。ちなみに1年立っていますがリバウンドは無くしかも運動もロクにしていません。
今回は幼少期からのデブがやるべき糖質制限ダイエットと、必ず避けるべき運動を強化するダイエットを語ります。
目次
デブが糖質制限に取組む理由

糖質制限を始めて1年ほど。ダイエットという目的なら100kgを超えていた体重が80kgになりリバウンドなし。未だに体型は肥満の領域ですが、運動もロクに行っていませんし糖質制限での代謝のお勉強も不十分ですから残り20kgは2~3年計画で減少させようと思っているわけです。
今回は幼少期からデブになっちゃったヒトには糖質制限おススメだよというお話をしていきます。ぜひ参考にしていただければなと思います。
ただし以下の話は全て1日の食事全てから主食を徹底排除するいわゆるスーパー糖質制限をやるという前提条件があります。さらに糖質と呼べるものを徹底的に排除できれば尚良しです。
①量ではなく中身を変える

通常のヒトならば摂取カロリーは標準量上限までと考えた上での糖質制限が理想的ですが、こと高度肥満症のデブになるとまずは摂取カロリーを変えずに食事の中身を変えるだけで結果が出ます。もちろんカロリー制限は後々取り入れる必要があるわけですが、それは摂取制限というよりも摂取適正管理と呼ぶようなものです。
既に空腹ではなく食欲に支配されているデブが食事の中身だけでなく量まで変更するというのは困難です。そう考えた時に量と中身のどっちかだけを制限するのであればどっちがいいと聞かれれば多くのデブが中身の制限が良いと答えます。
量を変えないことで中身が変わった事へのストレスマネジメントが機能するわけです。BMI35以上のデブであるならこの方法ですぐさま減量します。
②体重減少という目的達成の成功体験

ダイエットの目的と言えば体重の減少、体型の適正化などですよね。そんな時、デブが陥りがちな事が目的達成の為に始めた手段を遂行する事が満足を呼び込んでしまって手段が目的となってしまうことです。
そのまま手段にハマり続けて結果を出せるのなら問題はありませんが、世の多くのデブはそううまくいきません。
デブがダイエットに取組む際に最も成功体験として簡単な事は体重減少を感じるという事です。体重減少の為の手段に満足を感じてしまってはそもそも意味がありません。
少しずつでも体重が減少している事を確認する小さな成功体験が続けるモチベーションになります。
③嫌な事を出来るだけ少なく

食べる量と中身なら中身を変えるだけの方が良いという話をしましたが、これは全てに共通する考え方でありストレスを管理する考え方、ストレスマネジメントの大前提です。
最初の前提であるスーパー糖質制限がしたくないならしなくていいですし、それ以外の緩めの糖質制限でもいいと思います。ただそのやり方で効果が出るかどうかはやった事無いので分かりません。
何でもそうですが物事の理屈はシンプルにして、やるべき事を0か10かというスタンスで取組んだ方が結果が出やすいものですからね。
そういったやり方のほうがストレスが溜まりにくいです。緩めに糖質制限する為に1日3食の内、どの食事の時に糖質をどれくらい食べようとか色々考えられるヒトなら高度肥満症になどなりませんから。
デブが運動を積極的にするべきでない理由

食事と同時に大事な要素が運動です。しかしはっきり言って幼少期からのデブがいきなり運動を取り入れても良い結果は生まれません。
運動をする事は確かに大事ですが、適正な体重まで落とす為には適度な運動習慣が必要であるだけで高度肥満であるデブが行うダイエットの取っ掛かりとしては非常にリスクが高いと言えます。
①運動という痩せる為の手段が成功体験になってしまう

ヒトは目的を達成した時に達成感を感じる生き物です。ですから多くのダイエットでは小さな達成感を積み重ねることでリバウンドを防ぎましょうと言っているわけです。
そして高度肥満のデブにとっての小さな成功体験とは他の何を置いても体重減少にフォーカスする事が最も楽な手法です。
少し考えてみましょう。当たり前ですが肥満とはBMI25~30の間で太っている状態のことです。そして高度肥満とはBMI30以上、太り方が異常な状態のことです。
太り方が異常な状態というのは糖質の取りすぎ、脂質の摂りすぎ、たんぱく質の摂りすぎ、この3つの肥満となる条件全てを満たしている状態である事が大半です。
特に糖質+脂質の組み合わせの食べ物に異常に執着している状態であると断言できます。
スーパー糖質制限ではその高度肥満に至ったであろう原因の1つである糖質の過剰摂取を徹底的に排除します。つまり原因の1つを完全に取り除くわけですね。
この糖質の過剰摂取がアナタの食事の中で最も大きな太る原因であった場合は、糖質制限で顕著に痩せていきます。脂質やたんぱく質なら多少過剰摂取しても糖質を完全に排除しているなら最初は痩せます。
ここで糖質を排除して体重が減少していく様を小さな成功体験として結びつければいいわけですね。これを運動で為そうとすると途端に難しくなります。
運動をした事で得る達成感とは体重減少で得るものとはやや異なります。運動を行った事で得る満足感とは「いい汗かいた」「運動しているからいつか体重も減るだろう」というポジティブなものですが、それ自体が目的にならない達成感です。
運動は手段の1つですが、それを頑張れば頑張るほど、あるいは運動によって痩せたのだと思うヒトほど運動を目的にして達成感を強調します。
食事だけで痩せていくのならば食事を変えたことで得られた結果だと思え、それが達成感になりますが、運動のように複数の要因が絡み合うものとなると判断が難しくなります。
運動を否定はしませんが、まずは食事だけで体重減少は起こるのだという認識を持つようにするとダイエットのモチベーション管理がしやすくなりますね。
②物理的に膝が悲鳴を上げる

2点目は簡単。まあ少々身体を気遣うデブであれば分かるでしょうが、それほど激しい運動でなくてもデブは膝を痛めます。
体重がかなり重い段階で頑張ってウォーキングを何kgもしてみたり、体重の負担を軽くしようと水泳にしてみたり、上半身の筋肉を中心に鍛えてみたりしても、すべて同様に膝を痛めます。
よく運動を行った夜、眠っているときに膝が痛くなって目を覚ましませんか? 普段の生活でも十分に負担がかかっているデブの膝は、激しかろうが軽かろうが運動の影響でどんどん疲労していきます。
本当に運動に取組んで痩せようとおもうのであれば、まずは食事で体重をある程度まで落としてから始めるべきです。
③運動にハマると食事からの摂取カロリーに関して歯止めが利きにくくなる

ヒトは目的を達成した時に達成感を感じる生き物です。これはどうあっても変わらない前提です。
そして①で書いたように運動は様々な要因が複合して存在するものですから、運動を行った結果=体重減少ではないわけです。そしてもっと大事な事はそれなりに発汗する運動とは気持ち良さという名前の達成感を与えてくれます。
この達成感は非常に厄介で、いわゆるご褒美効果を生み出してしまいます。
運動で体重減少はそれほど起こらないと分かっていても、そこそこ運動をして汗をかいたからこれくらいの食事は大丈夫なはずだ。頑張っている自分にご褒美をあげなきゃダイエットは続かないって感じです。
しかし、ご褒美が無いと続かないものなんてダイエットではないです。ましてや達成したものに対してご褒美が発生するのであれば結果は良くてトントンにしかならないですよね?
デブはダイエットで体重減少を目指すわけです。じゃあ何かがマイナスにならなければ体重減少という達成感は得られません。運動はその部分を麻痺させます。
食事では自分の食べる種類に関して制限することで、それを制限したから体重が減るという達成感を与えてくれます。これは原因と結果がハッキリしているので分かりやすい。
運動は原因と結果が一致しません。運動が増えれば食事が増えるかもしれない。
運動はデブの行うダイエットに関して追加の種目です。今までの人生で運動に勤しんだ時間の短いのに運動が人生に介入するというストレスは大きいものです。
ですから運動を導入する時はストレスに関してきちんと対応できるようにならないとダメですよ。
最後まで読んでいただき、いつもありがとうございます。
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