太るとは栄養素の利用効率が悪い状態の事




おはこんばんにちはでございます。リンさんです。

何とかしないといけないという危機感だけが募る状況と言うのは無意味に精神を蝕んでしまいます。

不安とは基本的に具体性に欠けているもので、その正体不明さ加減ゆえに多くのヒトが不安に呑み込まれてしまうわけです。

そういった状況を打破する方法は千差万別ですが、全てに共通する事は「バカになる」事に尽きると思います。

不安を覚えないという感覚を持てるものに情熱を注げるかどうか。そしてその情熱を注いだものが結果として不安を低減できる可能性を持っているかどうかが大事なわけですね。

バカとハサミは使いようとは言いますが、ここで言うバカという状態を他人に投影するのではなく、自分の中から膨大なエネルギーを生み出すことの出来る原動力と考えると確かに「バカは使いよう」ですわ。

現代日本人のほとんど全てが栄養不足というのは非常に重要な認識

近年、現代人のほとんどが栄養不足であるという認識が重要なものであるという事が分かってきました。そしてこの栄養不足という状態の蔓延を象徴する現象の1つに「肥満の増加」があります。

そしてこの栄養不足による肥満の増加には糖質の存在が大きく関わっています。

そもそも栄養不足だと言われてもピンとは来ないかもしれません。それはヒトという種が飢餓に非常に強く設計されたデザインの生物だからです。

それはつまり、栄養不足であると認識できるような状態になったらヒトは生命体としての限界に至っているからであり、別に栄養不足でも大丈夫という話ではありません。

栄養不足とは少ないエネルギーしか作れない状態

ヒトを始めとする全ての恒温動物は、食糧となる他の動植物から栄養素を摂取し、それにより熱を生み出し体温を維持しています。

栄養素が不足する状態とはすなわち体温を維持できない状態であるとも言えます。

では何故、栄養不足=体温維持の困難という構図で肥満が起こるのでしょうか?

これにはヒトのエネルギーを作り出す回路に理由があります。

ヒトなど生物全般が動く為のエネルギーはATPと呼ばれています。まずはこのヒトを動かすエネルギーをカロリーと勘違いしている点で大きなズレが生じています。

そしてヒトがATPを生み出す方法は2通りで、脂質をメインエネルギーとするミトコンドリアによる電子伝達系、糖質をメインエネルギーとする解糖系があります。

更に糖質にはビタミンやミネラルを補酵素としてエネルギーを作り出す経路も存在します。

色々細かいのでザックリとエネルギー生産量で比較すると脂質>糖質の構図が成り立ちます。

そして現代の栄養素の中で不足しているものがビタミンやミネラルなどの微細栄養素、三大栄養素からはたんぱく質です。

脂質をエネルギーにする回路や糖質から大きなエネルギーを生み出す回路はこの補酵素が必須の物質です。

補酵素が不足している場合、ヒトは最もエネルギー生産効率の悪い解糖系で作り出すしかありません。

そうなると体温を維持する為にヒトは多くの糖質を必要とします。これにより大量の糖質を摂取する状態になり、それによりヒトは太っていきます。

糖質はインスリン分泌を過剰に促進させる事でヒトを最も効率よく太らせる栄養素です。更に栄養不足の状態で糖質という栄養素をエネルギーとして使い切る事が出来ません。

そしてそれが食事量で補助されるわけです。つまり太るというのは栄養素からエネルギーを効率良く作り出せない状態、栄養不足であるという事になります。

もちろん太らないヒトも存在します。そういったヒトは低エネルギー下での生命活動に特化しているからと言えます。特に低カロリー志向の強いヒトに顕著な状態です。

たんぱく質の不足はエネルギー生産に直接は関与しません。脂質と糖質がエネルギーを生み出しヒトを動かすものであるとすると、たんぱく質はヒトの身体を作り出す事に特化した栄養素だからです。

つまり、たんぱく質の不足はエネルギーを生み出す為の細胞の成長を阻害します。これが顕著に不調として発現しないのはたんぱく質の再利用という特性が存在しているからです。

ヒトの身体は新陳代謝を繰り返しています。これにより常に新しいたんぱく質を身体は求めています。そこでたんぱく質が不足すると、ヒトの身体は体内に存在しているたんぱく質を再利用する事で賄い始めます。

しかしこのたんぱく質の再構成は劣化コピーを繰り返す事と同じような状態であると言えます。となるとヒトの身体は生命活動を最優先とします。

これはつまり低エネルギーで心臓などの重要な臓器を動かすエネルギーだけを確保するという飢餓から得た能力を最大限に発揮している状態です。

こうなるとヒトは新たに栄養素を摂り入れる事が難しくなります。たんぱく質の栄養不足とはこういった意味合いで重要視されています。

しかし現代では食の欧米化と呼ばれるようにたんぱく質の摂取量自体は急増しています。それにより肉体的な成長、特に女性的な肉体の顕著化が発生しています。

しかし低身長であったりといった問題は少数ながら依然として残っているので、たんぱく質摂取量は低いと言わざるを得ない状況かもしれません。

このたんぱく質不足を招いている原因にも先ほどの糖質からの低いエネルギー生産しか出来ないという点が関わっています。

これはつまり糖質を多く摂って肥満となる、あるいは低カロリーを意識して細い身体を維持しないといけませんから、当然の事ながら糖質以外の栄養素は摂取量が低くなります。

脂質、たんぱく質は相対的に摂取量が少なくなってしまうわけです。

更に摂取するたんぱく質の問題を複雑にしているのが「ヘルシー志向」です。植物性=ヘルシーという信仰が生物としてのヒトという設計からすると無理を生じさせています。

恒温動物は他の動植物を摂取してエネルギーを作り出します。肉食動物は他の動物を、草食動物は植物から得ているわけです。

ヒトは肉食寄りの雑食動物です。腸の長さもそれほど長くなく、胃の消化液が糖質を分解できない点からもそれは間違いありません。

草食動物は植物を摂取してそれを腸内細菌に分解させる事でエネルギーを得ています。つまり腸内細菌は炭水化物をエネルギーにしていますが、それは糖質ではなく食物繊維であるという事です。

となるとヒトの身体を構成、維持する為には植物性の栄養素だけでは問題が多いという事になります。

原種のように甘みもないような、エグみ、臭みの塊のような植物を食べているなら結果は分かりませんが、現代の植物は全て品種改良の名の下に「甘く」されてしまっています。

つまり現代は、それほどエネルギーを作り出せるわけでもなく、体内の利用効率もかなり悪いものをメインの食糧にしてしまっているわけです。

その結果、その効率の悪いものを沢山摂取しないとエネルギーが維持できないので肥満になり、摂取しなければ痩せていられますが低エネルギーの飢餓状態に適応して新たな栄養素を摂取する事が困難になってしまっていると言えます。

これが現代の栄養不足の認識です。

最後まで読んでいただき、いつもありがとうございます。










コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です