リスク管理という言葉の功罪




おはようございます。リンさんです。

母方の祖父の四十九日がようやく終わりました。ああいう所は親戚連中が集まるので気苦労が絶えないイベントです。しかしそれは予測の範疇ですから許せないというものではありません。

問題があるとするならば、こういった法要(?)に必ず存在する日曜日のオジサン状態のヒトと、リーダーシップの無い行程管理です。いわゆる潤滑油であったり損な役回りと称される管理者の役割を遂行するヒトがいないことで物事がうまく進まない状態の事です。

しかし亡くなったヒトを思えば多少のリスクを取る選択肢を面倒臭がる理由が分かりません。ぶっちゃけると法要に参加してタバコをふかし、酒を飲み、仕出し弁当を突っつくだけの意味が分かりません。

リンさんはこういう部分が特殊な感覚であると思います。お客さま根性が嫌いですし、自分で何もしないのも嫌いです。ただただお節介といわれればそれまでですね。

リスク管理と健康自主管理

健康に毎日を過ごしたい。これは誰もが願うものです。しかしそういった願いを叶える手段が無いというのが現実だったりします。これほどまでに健康を謳う商品が多くなった現代において、何故全てのヒトが健康になれる手段が無いのでしょうか?

世の中に出回っている健康情報は全てリスクがどのくらい軽減されるのかを重視した統計学によって導き出されています。統計学ですから、そのリスクを管理する母集団があってその中で何割のヒトに効果が現れたのかを数値化しているわけです。

「○○のリスクを20%軽減する事が証明されました」とは20%の確率でリスクを無効化するようなRPGのスキルのようなものではなく、100人いれば20人はそのリスクを回避したという集団の結果が出ましたという事になります。

これをどうやれば自分自身に当てはめる事が出来るのでしょうか? 少し考えてみても、これは個人の健康管理に当てはめる事は出来ないという事が分かります。

当てはめようとすると、まずはその検証結果を出した母集団の持っている特徴を洗い出さなければなりません。その特徴が自分に当てはまるかどうかの検証もしなければいけませんし、それだけ労力をかけても母集団中の20%しか効果を実感できていないわけです。

骨折り損のくたびれ儲けってやつです。

膨大な労力を要する割に自分に適応できるかどうかも分からないというのが従来のリスク管理です。こういったものは研究結果として世界に公表されていますし、医師によってはエビデンス(論拠)として自説の正当性を唱える際に使用されています。

エビデンスとしてのリスク管理は確かに重要です。それは特定の地域でのデータとして重要なものであり、これが他の地域との差異があるかどうかを図る指標になります。ただしそれは地域特性であって個体差を考慮しません。

個体差を考慮しないもので自分の健康を担保する事は出来ません。先ほどの例「100人の集団で20人に効果があった」でいけば、運が良ければその20人に入れますよってだけですからね。この手の研究で最も問題な点は通常通りの生活をしている被験者というあやふやなものに左右されているという点です。

つまり母集団の条件が非常に複雑であるという事が言えます。性別、年齢、食生活、生活環境、家庭環境、今までどのように生きてきたのかが全く異なる集団に結果としてある程度の実利が生まれたというだけに過ぎないわけです。

全く同じ遺伝子の双子でも環境が異なれば中身は全く違うものになります。

リスク管理とはそういった統計学的なデータとしての参考値でしかないわけです。それを妄信する事は結果だけを見据えてしまうために原因へのアプローチが出来ません。例として代表的なものはコスメなどの化粧品でしょう。

肌の乾燥という結果にだけアプローチしてしまうので、体内で乾燥をもたらす原因がある事に思考を持っていけません。化粧品とは外からのアプローチだけで内からのアプローチが無いので少々物足りないと言えます。

健康自主管理

体内で起こる反応が結果として体外に症状として現れる。これに着目した健康法が健康自主管理Doctor Yourself)です。分子栄養学やオーソモレキュラーを基本の考え方にした、体内でどのような反応が起こりその結果としてどのような症状が現れるのかについて考える手法です。

この考え方の最も大きな利点が、全ての疾病は自分自身で予防・改善・治療が可能であるという事です。

何故リスク管理の手法と違って、この手法が誰にでも適応できるのでしょうか。それはこの健康自主管理の着目した人体の反応にあります。

人体は外から入ってくるあらゆる物質によって分子構造を変化させます。それは全てのヒトで平等に起こる反応なので、誰にでも当てはまるという事が言えるわけです。

しかし中には効果が現れにくいヒトもいます。そんな時は基本的に薬理効果が期待できる物質を「効くまで増量」します。健康自主管理において増量するものは薬ではありません。

薬は症状を抑える作用と、それ以外に悪い部分が発生する副作用で成り立っています。しかし健康自主管理において増量するものは栄養素ですから副作用と呼ばれるほどの重篤な症状は現れません。

効くまで増量。増量しても過剰症のリスクが無いような理論構築という手段を用いる事で誰にでも実践でき、誰にでも効果が期待できるわけです。

この誰にでも効果が期待できるというのが重要なわけです。分子栄養学やオーソモレキュラーが栄養学として新しい知見を持っているのにはこういった理由があります。

最後まで読んでいただき、いつもありがとうございます。










コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です