サーモンの栄養学




おはようございます。リンさんです。

集中豪雨災害に遭われた方の1日も早い生活の再建と、亡くなられた方へのご冥福をお祈りします。想定外が起こったからと言われて納得できるものは無く、想定外などと言っていないで想定しなくてはいけないと辛らつなコメントをしても無力を感じてしまいます。

物事を解決する為に議論を尽くすのは必要ですが、相手の心に寄り添い手助けをする行為というものが重要なのだと思います。それは悲しみを分かち合ったり、復興の苦楽を共にするといった事なのかもしれません。

少なくとも現代でそういった行為のほとんどを市民や国民として責務を持つのではなく、特定の組織に委ねています。命の尊さ、責務を他者に任せている負い目、何もしていない自分など色々な事を考えてしまいます。

重ねてになりますが被災者の1日も早い生活の再建と、亡くなられた方のご冥福をお祈りします。

サーモンの栄養学

栄養とはどのような食事をするかで変化していく人体の代謝反応をしっかり回せるかどうかで判断されます。これをカロリーの観点から考察するのが従来の栄養学、栄養素ごとの人体での役割を考察するのが新しい栄養学あるいは分子栄養学と言います。

新しい栄養学の観点から評価すると食材はビタミンやミネラルまで含んでいる形で摂取する事で、その食材そのものを人体で有効活用できる形に出来るかどうかが大事になってきます。

その点で考えると、脱穀して殻に含まれる食物繊維やビタミン・ミネラルを除外し品種改良でデンプン質ばかりが増えてしまった米や、同じく脱穀してしまい必要な栄養素を除外した小麦などの穀物は、それ単体で米や小麦に含まれるデンプン質を分解できないので評価が低くなります。

更に穀物などのデンプン質や糖質全般は血糖値を急上昇させインスリンの分泌を多くする事で膵臓に負担をかけます。その結果として糖尿病になる可能性を高めてしまうという理由から、糖質制限という選択肢が生まれました。

栄養学の再評価により巷でもカロリーは高いけど身体に大切で体重も減らせるように代謝を上げる食材という認識も生まれてきました。サーモンもそんな食材の中の1つです。

魚というだけで健康に良いというのは今までの常識でも変わりませんが、栄養素の内訳で食材を評価する新しい栄養学でも高評価の食材になります。

サーモンや紅鮭、トラウト、アトランティックなど様々な種類がありますが、概ね栄養価は同じものです。しかし決定的に違うものもありますので、サーモンを選ぶのであればアトランティックサーモンであるべきだという事は言っておきます。

サーモン全体の価格としてもアトランティックサーモンは高価な部類ですけどね。カナダやノルウェーなどの寒い海で摂れるサーモンを選ぶというのが実は非常に重要だったりします。これについては健康成分の項で後述しますね。

サーモンの健康成分① オメガ3系脂肪酸 EPA&DHA

青魚に特に多く含まれているので有名なEPAやDHAですが、魚類であれば含有自体はされています。動物は全て体温下で凝固しないような脂肪酸をメインにしているわけです。

魚類は水温で油が凝固しないようになっていて、これの主成分がオメガ3系脂肪酸であるEPAやDHAなわけです。常に液状なので酸化し易いという欠点はありますが、この凝固しない油を摂取する事で人体の血管や脳は損傷しにくい状態を保つ事が出来ます。

特に北の寒い海で育つサーモンはオキアミを食糧にしています。このオキアミに含まれるオメガ3系脂肪酸は豊富な栄養素を含み、更にリン脂質という成分で結合しています。クリルオイルと呼ばれるやつですね。

リン脂質自体が人体の細胞膜を構成する物質の1つですから、クリルオイル主体のオメガ3系脂肪酸は人体で認識されやすいという特徴を持っています。

食べ物は摂取しても人体が必要な物質だと認識しなければ、不要なものとして排出してしまいます。排出されずに有効活用される率が高いってわけです。

当然のことながら、ニジマスの養殖であるトラウトサーモンやそれ以外のサーモンと違い、生物学的にホンマモンのサーモンであるアトランティックサーモンは他と比べると高価です。

ただ品種として高価というのもありますが、栄養価としても別種のものであると考えると安いサーモンも美味しいからいいじゃんとだけ言うのは難しいものがあります。

サーモンの健康成分② ビタミンB群

上記はサプリメントですが、サーモンにはビタミンB群も豊富に含まれています。

糖質代謝に関わるビタミンB1

脂質代謝に関わるビタミンB2

精神疾患の改善に有効なナイアシン(ビタミンB3)

たんぱく質代謝に関わるビタミンB6

血液の増産に関わるビタミンB12

栄養を効率よくエネルギーに変換する為に必要なパントテン酸などです。

サーモンの健康成分③ ビタミンD

上記のサプリメントはビタミンD3と言い、動物性の食品に多く含まれています。つまりはサーモンに含まれるビタミンDもD3なわけです。

人体で生成するルートは皮膚に紫外線を浴びる事で作られる少し変わったビタミンで、働きとしてはホルモンのような効果を発揮します。

ビタミンDが常に生成され常に紫外線を浴びて活性化しているサーファーには花粉症がいないっていうのも有名な話です。カルシウムの代謝をコントロールする役割なども持っており、最近になって更に研究の進んでいるビタミンでもあります。

特に注目されているのが糖尿病などの予防効果です。今はまだ研究段階で、何でそんな効果が発生するのかも分かっていませんが、今後の研究に注目が集まっています。

サーモンの健康成分④ たんぱく質

最近になって食べて痩せるという理論の元にたんぱく質至上主義とも言える食事法も出来上がってきました。まあ何をどれだけ食べるのかは個人の自由であり、そういった選択の中には高たんぱく食なども存在し個人で選べる世の中になるのであれば最高です。

よく肥満の原因や心疾患の問題は肉の食い過ぎだから魚や植物などのヘルシーなたんぱく質を食べなさいという話になりますが、コレは欧米あるいはアメリカの話です。

アナタがもし、人外魔境な「え? コレ1人前?」みたいな感想のアメリカンサイズの牛ステーキを毎日食べて付け合せのポテトもモリモリ食べるというのであれば、この理屈は確かにその通りであると言えるわけですが、多くの日本人はそんなに肉を食べませんね。

沢山食べても1日の食事の内で昼に牛丼、夜にステーキセット食べちゃったとかそれくらいでしょう。しかもそれが毎日続くヒト自体が稀です。

と言う事は別に意識してたんぱく質をヘルシーにしようとかしなくてもいいわけです。むしろ肉をもっと食えと言われかねないほどのたんぱく質不足な現代なんですが……。

それでも気になるあるいは肉はそれほど食べられない、プロテインまで飲みたくないというのであればサーモンのたんぱく質に置き換えるというのはアリの話です。

良質なたんぱく質を豊富に含みますからね。それでも沢山食べなきゃいかん現実は変わりませんけどね。

サーモンの健康成分⑤ アスタキサンチン

サーモンはサーモンピンクとも呼ばれる身の色から赤身魚かと思われますが、実は白身の魚です。魚介類は食糧とするものの色素で色が変わるという特徴があります。

サーモンは動物性プランクトンを好んで食べ、特にオキアミというエビに似たプランクトンを好みます。このオキアミはクリルオイルという新成分のサプリメントで有名なプランクトンで健康食材として認識されています。

そしてこのオキアミにはアスタキサンチンという優れた抗酸化作用を持つ栄養素も豊富に含まれています。このアスタキサンチンがサーモンの身の色の理由です。

サーモンは筋肉内にアスタキサンチンを溜め込み、それを産卵する際に卵に託す事で次代も生き残れるよう戦略を取っています。

アスタキサンチンの抗酸化力は抗酸化成分を多く含むビタミンC、ビタミンE、コエンザイムQ10(CoQ10)、α-リポ酸をはるかに超えるほどです。アンチエイジングの最終兵器ですよ。

人体に薬理活性として現れるには1日12mgの摂取が必要で、コレをサーモンから得ようとすると500g食べないといけなくなります。またアスタキサンチンの効果を発揮させるにはトコトリエノール型というビタミンEも必要になってきます。

難しい事はさて置き、サーモンはアンチエイジング食材とだけ覚えておきましょう。当たり前の話ですが、サーモンだけ食べてればオケという話ではないので気をつけて下さいね。

取り急ぎサーモンの栄養学をお送りしました。最後まで読んでいただき、いつもありがとうございます。










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