おはようございます。幼児期から肥満だったエリートデブの悲劇。その熱覚めやらぬリンさんです。
最早リンさんは細マッチョになることは出来ないのか? 細身のジーンズを華麗に履きこなすことは出来ないのか? 腹筋をシックスパックに割ることは出来ないのか?
しかも運動は一切無しで。しかしそんなリンさんに差す1条の光。
それが今回のテーマです。
目次
SIF – Sustainable Intermittent Fasting -シフのススメ
まずは医師水野のアメブロ記事「SIF(シフ)」、健康ための第3歩。「持続可能な間欠的ファスティング」をご覧ください。
糖質オフと分子栄養学のメガビタミンを併用し持続可能な間接的ファスティングが可能だというお話ですね。この記事にも説明のPDFを貼り付けますね。ぺちっと。
改変はしていません、そのまんま。とりあえず内容とどんな理解をしたかを考察します。
SIF – 持続可能な間接的ファスティングとは?

ファスティング、いわゆる断食ですね。断食というと仏門の修行のような厳しさを感じる方も多いかもしれません。実際、ダイエットの一環というとかなり失礼な例えになると思いますが、不動明王様の加護の下に断食を行う修行を体験させていただけるお寺もありますね。
対してファスティングはもっとカジュアルなイメージです。特に間接的ファスティングは分かりやすいイメージになるのかもしれません。例えば8時間ダイエットとかは間接的ファスティングですね。このダイエットは1日の食事に当てる時間を8時間以内に絞ることで残りの16時間を断食状態にしようというダイエットです。
SIFも間接的ファスティングの1種です。12時間以上の食べない時間を作りそれを持続させるファスティング方法と水野先生は定義されています。
糖質オフ、メガビタミンとの併用とは?
糖質オフとは糖質制限の事ですが、水野医師の提唱する食事は蛋白脂質食です。たっぷりのタンパク質と動物性の脂質を摂取して身体の基本機能を回復させる食事法です。
またメガビタミンなど分子栄養学の観点から栄養学にも踏み込んでいます。深刻なタンパク質と鉄分の不足を蛋白脂質食で解消し、脂質をメインエネルギーに出来るようにビタミンとミネラルもしっかり摂取する。
通常のファスティングと異なる点
1番大きな違いは脂質をメインエネルギーとして消費しファスティング期間を乗り切りますから、酵素ドリンクは摂取しないということが挙げられます。
これはインスリンを分泌させないようにするためです。インスリンが分泌されるとケトン体は利用できなくなってしまうからですね。
酵素ドリンクって糖質多いの?
実は酵素ドリンク、無茶苦茶糖質多いです。
確かに清涼飲料水のように異性化糖などの科学的に精製したブドウ糖や果糖が使われているものは少ないのですが、使われている原料が野菜や果物やハチミツなどの糖質ばっかりなモンで、100ml当たり糖質量40gくらいのものはザラです。
大体ワインのフルボトルサイズで売られていますから750mlくらい糖質量は300g。角砂糖にして75個分。
何と主食を食べる日本人の平均的な糖質摂取量と一緒という。そら糖質エンジンの方のファスティングには必須ですなと何となく納得してしまうから恐ろしい。
ちなみに世界一有名な黒い炭酸飲料の赤いヤツは100ml当たり糖質量11gぐらいです。500mlペットボトルですから糖質量は55g。角砂糖にして14個分ほどですね。
SIF、4つのやり方

SIFには継続する時間ごとに4つのパターンがあります。
①12時間ファスティング
1日のうち12時間ファスティングを行い残り12時間を食事の時間とするやり方です。週に2~3回から始めて慣れてくれば毎日行うことができます。
1番お手軽、おそらく脂質代謝になっているヒトは割と楽勝。リンさんも12時間絶食なら何ら問題なし。
②16時間ファスティング
いわゆる8時間ダイエット。12時間ファスティングに慣れてきたら週2~3回から始める。慣れれば毎日行える。
朝を食べずに昼食と夕食だけにすれば簡単に達成可能。リンさん、お仕事がお休みの日はこんな感じ。
③24時間ファスティング
いわゆる1日1食。毎日行うことが可能。
お仕事の時のリンさんがここ。
④48時間ファスティング
48時間のファスティングを行うが連続して行うわけではなく、24時間ファスティングと組合わせて行う。
1度だけ挑戦してみるも失敗。34時間ほど経過した段階で食事を取りました。しかしこれはいい。脂質代謝がうまいこと回っているとケトン体利用によるケトン時間を体感できる。
ケトン時間は造語です。物事に集中して身体はゆっくり動いているようで時間はあっという間に過ぎている感覚。
SIFは飲食しないの?
糖質オフとメガビタミンの考え方ですから、ファスティング実践時に摂取できないものはインスリン分泌を促す食品だけとなります。
水分や塩分はしっかり摂る事。脱水を防ぐために必要。
ビタミン、ミネラルは必ず摂取すること。ファスティング中も代謝は回り続けるのでビタミンとミネラルの摂取は必須。
紅茶、ウーロン茶、緑茶、ハーブティ。
少量のミルクや生クリームを入れたコーヒーも可。クリームはトランス脂肪酸を含まないものを選択。
ボーンブロススープも可。骨から煮出したスープのこと。鶏ガラや豚骨、牛骨などのスープ。
シナモンも可。アンチエイジング素材。
純粋な脂肪酸(ココナッツオイル、MCTオイル、魚油等)、生クリームはコーヒー用の少量に留める。体脂肪を減らしたい場合はバターを控える。痩せ気味ならバターは必須。
バターは確かに腹がへらなすぎる
通常運転で16時間ファスティングを楽勝でこなすことの出来るリンさんですが、今回48時間ファスティングに上記のバター摂取無しという条件で挑戦して実感しました。
脂質代謝になった身体にバターは相性が良すぎますね。バター摂取すれば48時間ファスティングも問題なく出来ると思います。
そのバターを止めてココナッツオイルとMCTオイルをメインに進めていましたが、やはり吸収が早く消費も早い中鎖脂肪酸では48時間ファスティングは難しいですね。慣れが必要だと実感しました。
それはこれまでバターにどれだけ依存していたのかという事の実感でもあり新鮮でしたね。
まとめます

糖質オフ、メガビタミンを併用したファスティングは普通のファスティングと違って酵素ドリンクの代わりに脂質をエネルギー源にします。
脂質を効率的にエネルギーにするためにビタミンとミネラルもしっかり摂るという事も明記されていますし、セイゲニストのファスティング基本編として非常に取り組みやすいかもと思いました。
これを実践していく中で、自身の代謝パターンを新しく出来るかどうかの実験を行うことにします。幼児期肥満からの脱却を夢見て。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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