スマホ依存とデュアルタスクの功罪




おはようざいます。リンさんです。

常在戦場という言葉があります。常に戦場で戦っている感覚を持って事に当たりなさいという意味で、緊張感を持って人生に挑みなさいみたいな感じで使われます。古くからこういった緊張と思考の必要性が謳われていたわけです。

ストレスがある程度存在していないと、ヒトはダメになるというのが昔から分かっていたのかもしれません。そして思考を無くす事、思考を停めて生きる事の危険性を予見していたのかもしれません。

常に考えるというのは難しい事です。しかし何も考えない事のリスクを知っていれば、思考を停めて休む時間は作っても、ずっと思考を停める事は出来ないのではないでしょうか。

自分の正当性ではなく、言葉の正当性を常に検証できるヒトにならなきゃなりません。

スマホ依存とデュアルタスクの問題

我々の社会では数多くの科学技術が生活の利便性を向上してくれています。スマホもそういった科学技術の生み出した便利グッズの1つであり、それはツールであるという特性しか持ち合わせていません。

そういったスマホのツールとしての特性に着目して使い方次第では危険ではないんだよというのを以前考察しました。今回はそういったツールに振り回されてしまった場合の話、つまりスマホ使用がもたらすリスクに関して考察します。

スマホ依存はリスクとして身近なものです。何と言ってもスマホは日本人のほとんどが持っているツールですからね。スマホ依存の主な症状としては以下の通りです。

  • 目的外のスマホ使用が増える

スマホはツールです。ニュースを見る。電話をする。メールを打つ。SNSを見る。動画を見るなどなど色々な機能を持っています。目的を持ったスマホ使用が無くなるとは「何となくスマホを見ている時間が増える」という状態です。

例えば歩きスマホなどはその典型的な例で、歩く事よりもスマホ使用を優先している異常な状態であると言えます。時にスマホに夢中になり過ぎて歩いていたところで段差に躓いてしまったりといった事が問題になったりしています。自転車や自動車の運転などの間でもスマホ使用が優先してしまう事もあるので、そうなると依存であると言われます。

必要ない時間にもスマホを使用してしまう事が依存症の第一歩であると言われています。必要ないという判断が出来なくなってしまっているという事ですね。

  • ストレートネックのリスク上昇

スマホを使用する際にずっと首を前に出している状態が続いてしまう事があります。その為、通常はS字状に曲がっている首の骨がまっすぐに固まってしまいます。

首の骨が柔軟性を持ったS字状であるからこそ、ヒトは脳の重さを分散して支える事が出来ています。それが無くなるという事でストレートネックは頭痛や首のコリ、腰痛といった症状を発症します。睡眠の質が低下する事も分かっているので、中々眠れないといった症状から更にスマホ使用時間が増えて依存を深刻にするという悪循環に陥ります。

スマホっ首というように喚起を促すコマーシャルも流れていたりしますね。

  • スマホ禁止によるパニック障害

依存が深刻になってくると、スマホを使用していない時間に不安を抱くようになっていきます。これはタバコやアルコール依存で不安症状が発生する場合を考えると分かりやすいかもしれません。

ヒトは常にストレスを抱えています。それが心身の変調をもたらす程のストレスであった場合、ヒトはそのストレスを何とか緩和しようとします。その時に脳が取る行動は実に単直なものになります。

すなわち、ストレスを感じている原因を排除するのではなくストレスが減るのであれば依存を生み出す物質ですら摂取を推奨します。脳の外側に存在するより高度な機能は、内側に存在するより原始の機能に制御されていますから、本能的にその場で快を感じる行動を優先するからです。

依存によってパニック障害が起こるとは、そういったストレスの処理にスマホを適応するのでスマホ使用の制限が課せられるとストレス処理ができなくなってしまうからです。パニックによってヒトに危害を加える可能性があるとは言われますが、これはスマホを幼児期から依存する方向性に使用している事が問題になります。

ツールとしてのスマホの膨大な情報量を処理しきれない内に脳に大量の情報が入ってくる事に問題がありそうです。スマホから得る情報とは、自分が求める情報なので基本的に自分にとって快の情報ですから物事を考えなくなってしまう事も問題になります。

疑問を解決するツールとしてスマホを活用する事が大事なのであって、自分の快を満たすだけの為に高度情報機器を使用する事は危険です。快を満たせば依存物質は危険であり、正誤を求めるものとして利用すれば正しい運用法となる。これは全ての事象に同じ事が当てはまります。

依存と時間の浪費

スマホ依存の本質とは、世界に溢れる情報の中で自分自身にとって都合の良い情報にしかアクセスしなくなるという事です。これは自分にとって快の感情を呼び起こす情報にしか興味を示さなくなるという事と同義です。

ヒトは色々な情報を得る事で成長していきます。宿題をしたくない、嫌な相手と話したくない、好きなヒトもずっと好きでいてくれるわけではないなどの不快な情報を学んでいかなければいけません。ヒトは自分が経験していない事をリアルに想像する事が出来ません。

同じ環境、同じ経験が無ければヒトは共感を生み出せないからです。それを鑑みれば子どもの頃から快の情報にしかアクセスしない相手は共感を生み出せないという事になります。

また快の情報のみにアクセスする為に時間だけを浪費します。子どもにアニメを見る為だけのスマホ使用をさせる事が危険だと言われている理由がコレです。時間を多く消費する割に自己投資という面から考えると旨みが少ないのです。

しかも依存とは症状が強くなればなるほどより多くの時間を使用しなければいけなくなります。耐性が出来てしまう事で前と同じ刺激では満足できなくなるからです。このおかげで依存はどんどん深刻化し多くの時間を浪費してしまう事になります。

デュアルタスクの向上という罠

スマホなどで動画や音楽を聴きながら何らかの作業を行う事で、脳の領域が鍛えられ複数のタスクが同時に進行できるデュアルタスクという機能が強化されると言われています。

思考を分散させ複数の業務を行えるわけです。元々この機能は女性が圧倒的に優れている部分と呼ばれています。この機能を強化する事で認知症のような病になるリスクを軽減すると言われていました。

しかしどうやらスマホなどで何らかの情報にアクセスしながら他の仕事をこなす事はデュアルタスクの強化に繋がらないという事が明らかになってきました。

脳機能としては片方にだけ注意が向いてしまうような行動になってしまうようです。本来のデュアルタスクは、複数同時に物事をこなす必要があります。スマホなどの情報は自分にとって快の情報であるため、わざわざ中身を精査するような脳の動きを示しません。

しかも元々が快の情報である故に情報としては処理をしません。ただただ意識が向いてしまって他が疎かになってしまうというわけです。

依存と栄養

依存とは脳の機能が本来の調子を発揮できなくなった時に悪化していきます。という事は脳機能を向上させる事が出来れば依存というものに対して一定の抵抗性を示す事が出来るという事でもあります。そういった抵抗性を示す為には脳を常に最高の状態に保つ必要があります。身体の機能を保つ為には食事が最も重要な要素になります。栄養素の不足こそが人体の機能を低下させるという事です。

もちろん食事による栄養素だけしっかりしていれば依存なんぞになりはしないという事ではありません。しかし既に依存によって正しい判断が出来なくなっていた場合、いきなり依存を引き起こしている物質を断つ事は先ほどのパニック障害などの例から考えれば危険です。

依存を断ち切る前にまずは栄養素を見直してみるというのも良い戦略であると言えます。

まとめます

現代は依存を生み出すもので溢れています。これはヒトの特性がそれほど進化していないにも関わらず、持ち合わせる科学技術が過剰に便利になってしまった事で大きな矛盾が生まれている事が原因の1つです。

ヒトの脳は自分にとっての快を優先するシステムを有しています。そして便利な科学技術はそんな快を必要以上に満たしてくれる存在です。そうなると快を強烈にサポートする物質にヒトの脳は依存していきます。

大切な事は、脳のそういった単純明快な仕組みを理解して、依存へと陥るパターンをしっかり理解する事です。でないと自分が依存しているのかどうかの正しい判断が出来なくなってしまうからです。現代で依存にならないようにするのが難しい。これを肝に銘じていなければいけません。

依存に立ち向かう為には正しい知識、思考を持たなければなりません。そしてそういった検証を支援するものが食事から摂取する栄養素です。

心と身体は連動しています。そして身体は栄養素で出来上がっています。正しく仕上がった身体であればこそ心は健全な状態を保つ事が出来ます。そして現代ではほぼ全てのヒトが栄養不足に悩んでいます。

最後まで読んでいただき、いつもありがとうございます。










コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です