おはこんばんにちは、リンさんです。
陰謀論というのは面白いものです。
物事が起こると基本は権力者の都合の良いように新しい事件が起こり、ヒトの注意が逸れてしまうってのが最も有名な陰謀論の雛形でしょう。
日本ではいわゆる「桜」問題において国会が紛糾していますが、これを相殺する陰謀論は出てきません。
その時点でこういった陰謀論は少々眉唾ものです。
そもそもジャーナリストが必死になって追いかけるはずの政治スキャンダルを野党がやっている時点で終わっているという日本の政治の幼児化を危惧すべきだと思うのですが。
自分の「正義」を振りかざしているとそれすら見えなくなるのかもしれませんね。
それは与党も野党も国民も一緒ですけどね。
政治はその国に住む者の程度を如実に表している。悲しい事です。
専門家ほど先入観が強い

世には様々な専門家が存在しています。
専門家と聞けば概ねイメージは「その分野に特化している」といった感じでしょう。
そういう感じで専門家という言葉は付加価値を与えられて、一般人との差別化を図っています。
しかし世は流動し、物事の正否は相手次第というのが常です。
そんな中で自分の持っている専門知識を常に最新のものにアップデートできている専門家は希有な存在と言えます。
それというのも、専門知識を得るまでにした多大な苦労から、専門家ほど知識にしがみついてしまうという傾向にあるからです。
普通に一般的な生活を送る中でも仕事や家事の中で形作るルーティンというものがあると思います。
こうなったら次はこうするって段取りですね。それが専門家の仕事にも当てはまります。
そこに「実はこうなった時にはこっちの方が良いんだよ」って情報が入ったとして、ヒトはすぐに今までのものを変更できるでしょうか?
家事であれば自分の裁量次第、仕事であれば上司からの言葉で渋々といった感じですよね。
となると専門家は仕事ですから上司による判断となり、開業やフリーランスであれば個人の判断となるわけです。
では上司がヒト個人ではなく大きな会社や組織であればどうでしょうか。
所属する人数などの規模が大きくなればなるほど、動きは緩慢になるというのが常識ですよね。
つまり、動きにくくなるというのはそのまま今までの慣習を変える事が難しいという点に収束されるわけです。
まあこれがその辺で言われている「糖尿病専門に診てもらうと糖尿病は悪化する」「認知症専門医に診てもらうと認知症は悪化する」ってやつの根拠になっているわけです。
少なくとも情報をアップデートしている専門医にかからなければいけないんですね。
となるとその辺の判断をどうするのかとなると、広く一般向けに情報発信をしている専門家などといったものがきじゅんになるわけです。
しかしそうなると自称専門家のトンデモない持論に振り回される危険性も出てきます。
専門家に気をつけるに越した事はないですが、最終的には自分でお勉強していかないといけないのでしょうね。
それが面倒なら専門家任せという事になるわけです。
ヒト任せは相手にとって都合の良い結末にしかならないということだけは腹に括っていないといけませんがね。
最後まで読んでいただき、いつもありがとうございます。
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