あまくない砂糖の話。ドキュメンタリーなんて真面目に見たのいつぶりだろう?




おはようございます。

みなさんは海外のドキュメンタリー映画なんて見ますか? リンさんも好きは好きですけど、それほど意識して見ることはありませんでした。

海外のドキュメンタリーってやり過ぎだと思ってましたし、そもそも結果ありきのものだと思っていました。

そんな考えの元凶になったのはいつかの記事にも登場したコレ↓

のせいなんですけどね。

「ドリンクとポテトは小、中、大、どれにしますか?」

ファストフード店に行くと日本ではこう聞かれますよね? アメリカだと更にこう尋ねられます。

「それとも、スーパーサイズ(特大)?」

このスーパーサイズ・ミーというドキュメンタリーは1人の男が1ヶ月間つまり30日間の朝昼晩の3食全てをマクドナルドで食べ、「スーパーサイズにしますか?」と聞かれれば必ず、「イエス!」と答えるという人体実験ドキュメンタリーです。

そら太るわ!と当時、脂肪が悪いと思い込んでいた頃から突っ込みましたし、脂肪は悪いものではないと知った今でも突っ込みます。

そら太るわ!

あまくない砂糖の話はドキュメンタリーとしては秀逸

では本題に入りまーす。そんな無茶苦茶な内容のドキュメンタリーを見たのが初だったもんで、リンさんは、エンターテインメントとしてはブラックジョークも効いていて面白いけど、海外のドキュメンタリーは参考になんねーわ、マジでと思っていました。

そんな中、糖質制限を始めてから興味が栄養学とか食材の害とか添加物とかに移っていた頃に運命の出会いをします。それがこの「あまくない砂糖の話(英題 THAT SUGAR FILM)」です。

砂糖にフォーカスしたドキュメンタリー

このドキュメンタリー最大の面白さは糖質制限を実践しているデイモン・ガモー監督(糖質制限とは明言しませんが、食生活から糖質制限であると考えられます)が、砂糖を摂取するとどんな害があるのか?

それを検証するために、オーストラリア人の平均的摂取量であるティースプーン40杯分の砂糖を、健康食品と呼ばれる低脂肪食品から摂取する事を2ヶ月間行うといったものです。

ここで驚くのはお菓子やジャンクフードといったもので摂取するわけではなく、あくまでオーストラリア人の平均的な食事での砂糖摂取を健康食品の摂取で行うという点ですね。上記、スーパーサイズ・ミーもアメリカ人の平均的な食事といえばそうなんでしょうけどね

オーストラリア人の砂糖摂取量と日本人の砂糖摂取量

オーストラリア人の平均摂取量がティースプーン40杯分というのを視覚的に想像しやすいものにする為、映画内ではティースプーン1杯を角砂糖1個(約4g)に例えています。つまりオーストラリア人の平均砂糖摂取量は角砂糖40個分=160gとなるわけです。

日本人の砂糖摂取量は120gとされていて、こちらは角砂糖30個分ということですね。しかし、ここに日本人の抱える最大の問題点があります。

何で海外では糖質ではなく糖分なのか?

糖質という概念は海外にありません。

炭水化物=Carbohydrates

デンプン=Starch

砂糖=Sugar

食物繊維=Fiber

という分類なのです。海外ではアレルギー物質であったり科学的に高度に精製されているといった理由でデンプンを含む小麦粉は健康意識の高いヒトから忌避されています。

さらにそもそも海外では主食という考え方が無いので、パンやパスタをたらふく食べるという習慣がありません。ですので肥満や生活習慣病の最大の原因は砂糖であるという位置づけになっているわけです。

日本人はどうでしょうか?

ご飯をたらふく食べるためにおかずを選んでいますよね? 日本人は砂糖摂取量こそ120gですが、デンプン質の摂取量がそもそも海外に比べて多いのです。その量180g。砂糖と併せると日本人の場合、糖質摂取量となり1日300g。

角砂糖にして75個分の摂取量となり、実にオーストラリア人の平均の2倍量を摂取していることになります

海外と日本ではそもそも高糖質食の中身が違うんですね。海外はシリアルやパンを食べますが、それに併せるのが野菜やフルーツのジュースであったり、おやつはパン食ではなくフローズンヨーグルトとか低脂肪飲料とかチョコなどのお菓子。

それに比べると日本人は3食きっちり米やパンや麺を食し、おやつと称してパンを食べお菓子を食べ、ダブル炭水化物当たり前の食生活ですからね。1日3食マクドを食ってるアメリカ人を馬鹿には出来ませんなー

砂糖と果糖の恐怖

砂糖の正体を探るために監督自ら実験を行う本作ですが、特にショッキングだったのは先住民族アボリジニの食生活が変わったことによる悲劇と、マウンテンデューを赤ん坊の頃から飲み続けて18歳で総入れ歯にしなくてはならなくなったアメリカの少年の話です。

この2つで描かれているのは砂糖の依存症と砂糖の害に関しての教育の不足で、このシーンは子どもを持つ親御さん必見の内容になっています。

砂糖と果糖を減らせるのか?

日本では砂糖や果糖の害はそれほど表面化していないのでしょうか? 子どもの糖尿病が増え、果糖の摂取により中性脂肪だけが増加し肥満でもないのに糖尿病を発症しているという現実を多くの日本人は認識していません。

その点でいえば、肥満になってから糖尿病になるのはまだ肥満という警告があるからマシだとも言えます。身体は砂糖と果糖を何とかしようと頑張ってくれていたのですから。

この日本の現状を考えれば、子どもたちを砂糖や果糖を控えるような食事へと導いていかなければいけないのではないでしょうか? 子どもたちは適度におやつも食べたいだろうし、そもそも給食という炭水化物強制摂取の制度があるので、砂糖の摂取を控えるのは難しい点もあります。

リンさん個人としては主食の摂取を減らす事も視野に入れていかなければならないと思いますね。それが出来るのは親であるべきですし、健康を守ることが出来るのは自分自身であるという意識が重要になってきます。

全ての不調が糖質摂取を根本原因にするとはいい過ぎですが、少なくとも多くの不調の要因に糖質が関わっています。

最後に

ドキュメンタリーであるが堅苦しくない本作は砂糖と果糖の勉強として適しています。子どもでも楽しめるように導入部は楽しい作りにするように監督自身も意識したとメイキングで見ましたから、見易さは意識されて作られています。

もちろんここで言う子どもはオーストラリアの子どもたちという意味ですから、日本の子どもたちに受けるかどうかは分かりません。

ある程度、糖質制限の知識が必要な面もあるように感じるのだが知識が無くてもそれなりに楽しめるモノのように感じましたね。特に小児に野菜ジュースやフルーツジュースを与えている親御さんは哺乳瓶虫歯のケースを見て欲しいと願います。

炭酸ジュースばっかりだから虫歯になるのではなく、砂糖まみれのジュースならその結果はそれほど変わりはしないというのはある意味衝撃です。

健康的な食生活という定義を見直す機会になれば。










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