タバコの分煙? この議論の無意味さを考察する




おはようございます。リンさんです。

それほど必要でないものなのに、必ず絶対に必要なんだと思っているヒトがいる事によって物事は複雑にされてしまいます。特にその必要だと思っているヒトがある程度の影響力を持っている場合に顕著ですね。

妥協点を見出そうとして無茶苦茶な理論を振りかざしてヒトの迷惑になるのですが、そんな事はお構いなしなわけで困りものです。妥協点を見出そうと努力しようという姿勢だけ見せて自分たちの側からの譲歩は全くしていないというのは、ある意味最高に依存を体現しているのでしょうね。

分煙すれば吸うヒトも吸わないヒトもウィンウィンだというタバコ議論のヤバさ

タバコ産業とは侵略の構図が無いと儲けが尻すぼみになる事業パターンの典型的なものです。

儲けを生み出す企業パターンは大きく分けると2つのパターンに分かれます。1つがサービスや付加価値を提供し日常に必要な物資を提供するもの。もう1つが日常に必要ない物資を提供するものです。

タバコ産業は確実に後者です。そして先進国内で製造から販売までを独占して大きくなったタバコ産業は、先進国での急速な健康意識の高まりから需要を大幅に減少させています。

そうなってくるとタバコ産業は付加価値を提供できる事業ではないので、先進国内での需要を喚起する手段を持ちません。需要拡大の為に取れる手段は2つ。1つは戦争が起こる事、もう1つは健康意識の高くない国へ売り込む事です。

戦争では多くの兵士が徴用されます。兵士として戦場に赴くのは重大なストレスであり過酷な戦場体験はトラウマを形成します。そんな中でも兵士には戦ってもらわなくてはいけないので感覚をある程度麻痺させる依存物が必要になります。麻薬では統制に困難が発生するリスクが高いのでタバコがよく用いられます。

しかし戦争は現代において現実的な手法ではありません。第3次となる世界大戦が勃発すれば人類はそれこそ滅びるのではないかとも言われています。

そうなるとタバコ産業の取れる戦略は健康意識の低そうな国にタバコを販売するというものしかなくなります。自国の貧困層がまず最初の犠牲者となり、続いて他国の貧困層が犠牲者となります。

この貧困とは教育の乏しい者という意味であって、金銭的な余裕の無いものではありません。日本ではこの貧困層に国会議員も存在しているというのがいい皮肉です。

タバコ会社のCEO達がタバコを吸わないのは有名な話です。彼らにとってタバコは健康を損ねるものだからです。ビジネスとして巨額だからタバコを扱っているに過ぎません。

つまりタバコは貧困者を侵略し利益を出しているという事です。そしてこの貧困層をターゲットにしたタバコ販売戦略にまんまと乗っかっているのが金銭的な貧困層だけではなく国会議員にまで及んでいるというのが日本の病巣を深くしている要因の1つです。

そんな影響力を持った末期の依存患者達による悪あがきとも言える暴論が分煙です。喫煙者主体の議論が優先されている社会のおかしさに気付かなければいけません。

①健常者ではなく喫煙者メインのインフラ整備

街中の公園や歩道の隅、施設屋内などに設置されている喫煙所。違和感を覚えているヒトはそれほどいないかもしれません。それほど日常の風景として存在しています。

しかしこういった施設があって、しかも健常者がそこに確実に居合わせるような空間でも作られています。ましてや煙を排出する機械の無いものも屋外には多くあります。

この喫煙所という場所が作られた理由は健常者の為ではないからです。喫煙所は社会の中で喫煙者がタバコを吸えるように作られている施設だからです。

だから今になってきちんと分煙しないと文句が多いから何とかしないとなんてふざけた議論が出てきます。

②肩身が狭いというのは厚顔無恥

①のような喫煙所が作られるにつれそこかしこにあった灰皿が消えていく事になりました。更に健康意識の高まりから副流煙の害も知られるようになってきています。

こういった事実を元に、喫煙者は非常に眠たい理論を夢想して吐き出しています。曰く、喫煙者は肩身が狭いんだそうです。

確かに昔に比べて喫煙可能箇所というのは減ったのかもしれません。しかし健康意識が高まってくる先進国の中でそれはごくごく当たり前の話です。

もっときちんと考えて欲しいのは、肩身が狭いと言いながら公共の場所でタバコを吸って副流煙による他人への傷害行為をしているという事実です。

もしタバコが誰の迷惑にもなっていない事で肩身の狭い思いを本当にしているのであれば、社会は救済の手を差し伸べます。その手が伸ばされないという事は、社会的に誰もそんな風に思っていないという事の証明でしょう。

③分煙という不誠実

先進国での健康意識の高まりからタバコは虐げられるものとなったと言われています。それによりタバコの副流煙に対しての社会的な取り組みが議論されるようになりました。

まず最初に健常者を虐げたのが喫煙者であると言う前提を持った上で議論を行うべきですが、日本の社会でそれよりも問題なのが議論の的となる概念、分煙です。

分煙とは吸うヒトと吸わないヒトが共存できる社会の事らしく、その為にタバコの煙を外部へ漏らさない喫煙所などを設置して対応にあたろうとしています。

素人考えで申し訳ないのですが、それは煙であったり臭いを漏らさないという事なのか、化学物質までを漏らさないという事なのかで変わってくると思います。

そう考えるとこの喫煙所が完全に機能するのは無理だろうと考えます。そんな事が出来るのであれば工場からの排気で空が汚れる事は無く、河川が汚染される事もないはずです。

大げさに聞こえますか? しかしこういった問題は化学物質が人体に入ってこないようにする為に社会としてどれだけ最善を尽くすのかという議論でなければなりません。

化学物質を排出するものを認めなければ経済が動かないのを多少容認するのは社会の必然ですから仕方ないもので、これらをどうするのかは個人に委ねられます。

しかし個人が化学物質を排出し誰かに危害を加えているのであればそれは規制の対象です。タバコはちょうどその中間に位置しているので難しいのかもしれません。

そうであるなら個人の責任としてタバコを吸い財を築き上げたと主張する方は、寄付などの社会貢献活動を行う事で解消しなくてはいけなくなるでしょうね。もちろんタバコを吸うだけでお金を生み出していないというのであれば、タバコを吸う意味すらなくなります。

タバコで納税なんて呑気な事を言うヒトもいますが、その陰で不特定多数のヒトの健康を脅かしているわけです。だとしたら結果として全体の税収を落としているわけですね。もちろん「たちまちお金が欲しい国」はそんな事に対して言及しません。

④副流煙の問題

他人の健康を害するものとしてタバコ議論の中心となっているのが副流煙です。先ほどの喫煙所による分煙問題の煙と臭いに相当する箇所です。

これを喫煙所の対策で何とかしようとするのは実に荒唐無稽な話です。と言うのも副流煙は長時間残ります。喫煙所では換気システムや機械の導入で目に見える白い煙は除去できますが、それ以外の物質を除去する事は不可能です。

換気システムで排出する場合は、屋内施設ですから屋外へと排出されます。中華料理のレストランの換気口からすごい臭いが漂ってくるのと同じで、副流煙はどこに排出しようが残ります。

この煙の最大の問題は、何にでも付着してしまう事だからです。喫煙者自身に付着した副流煙は、喫煙者の移動で喫煙所から余所へと移動していきます。その際に多くのヒトが行き交う場所を通ればそれだけで副流煙の害に晒されてしまうヒトが増えてしまう。

だから無意味なんです。

⑤滞留し続ける化学物質

滞留し続け、何かに付着して移動を行う副流煙のもう1つの問題が、化学物質です。タバコには数百種類の有害な化学物質が含まれていますが、それが副流煙となって長く留まり続け誰かの健康を害します。

留まるという性質から考えると副流煙以上に厄介であるという事も化学物質に当てはまります。副流煙の煙や臭いは洗い流す事が可能ですが、副流煙の中にある科学物質は洗い流せません。

人体でも施設でも、ありとあらゆる場所の表層から深部に至るまで滞留していきます。喫煙者の住んでいたアパートでは、3年ほど全くタバコの無い期間が経過しても壁に化学物質が残っています。

まとめます

健常者は吸わない方がいいという立場から、喫煙者はどうしても吸いたいという立場から議論に参加します。そこには譲歩も妥協もありません。

結論を出す為には議論として正当かどうかで行うべき議題です。その時に考えなくてはいけない点は国家的な議論であるのならば国家が存続できる事を念頭に置かなければならないと言うことです。

しかし国会議員にも貧困による喫煙が蔓延している日本では、その正当な議論が出来ません。肩身が狭く、これほどまでに虐げられている喫煙者である我々がここまで譲歩してやっているんだぞという論調で、全く譲歩していない議論を行っているからです。

最近では分煙の議論は意味の分からない領域にまで踏み込んでいて、小・中・高の学校内での喫煙を可能にするなんて文言が盛り込まれようとしています。

これから先は国家の代表である政治化がタバコ臭い健康意識に欠ける人種だと思われるのでしょう。そうなれば国益を損なうのは明確です。その国の中で最も意識を高めなければいけない人種の健康意識がその程度だと思われるのですから、随分と下に見られるようになるでしょうね。

最後まで読んでいただき、いつもありがとうございます。










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