Ⅰ型糖尿病には「ガチ勢」と「じゃない方」が存在している




おはようございます。リンさんです。

インフルエンザもどうやら縮小傾向になってきたようですね。今年はリンさん、まったく風邪などにならなかったわけですが、それが糖質制限や分子栄養学のおかげなのか外出する機会がアホほど減っていたせいなのか判断の悩ましいところです。

Ⅰ型糖尿病のガチとは?

糖尿病という病態には種類が複数存在します。最も有名なのはⅡ型糖尿病で、主に生活習慣であったり糖質過剰摂取生活や肥満でインスリン分泌が停止、あるいは効きにくい状態の事を指します。

Ⅱ型があれば当然、Ⅰ型が存在します。Ⅰ型はインスリン依存型糖尿病と呼ばれるもので何らかの理由により免疫が誤作動を起こして自己のすい臓を攻撃して機能停止に追い込んでしまう病態です。

その結果、インスリンの自己分泌がほぼ完全に枯渇している状態がⅠ型糖尿病であると言えます。

しかし糖質制限界隈の医師でも、Ⅰ型の中に自己分泌が完全に枯渇した「ガチ」とまだ自己分泌が確保されている「じゃない方」が存在している事を知らない方は多いのかもしれません。

糖質制限推奨の医師でもⅠ型もインスリンフリーでコントロール可能だから大丈夫とだけ言っているヒトは、ちょいと気をつけて発言して欲しいと思いますし、Ⅰ型の罹患者でも情報発信なんかでコントロール良好で大丈夫と言うのなら「自己分泌の値」までしっかり発信して欲しいと思います。

0(ゼロ)型糖尿病

リンさんの知る限りでは「自己分泌ゼロのⅠ型」と「自己分泌アリのⅠ型」を分けて考えると提唱したのは水野医師や森園医師くらいしか知りません。

水野医師はこの特徴の違いは大きいという事で「自己分泌ゼロのⅠ型をゼロ型糖尿病と呼ぶ」ことを提唱していますね。

自己分泌ゼロという事は常に身体の中で一定量が分泌され続けているインスリン基礎分泌自体が無いので、ありとあらゆる代謝反応で血糖値が敏感に上下します。

インスリン自己分泌が残っている場合のⅠ型は「基礎分泌が確保されている状態」である為、食事からの糖質摂取やストレスなんかをうまくマネジメントできればHbA1cや血糖コントロールもかなり良好に保てますし、追加分泌用を注射しなくても大丈夫になる可能性はあります。

基礎単位の注射は必要になります。Ⅰ型は自己免疫が損傷しているので、これはもう叱らない話になります。

ですが身体の中のインスリンが完全に枯渇している状態のゼロ型の場合は、基礎分泌インスリンは必要になるのは当然の事、急激な血糖値の上下がどのような状況で起こるか分からない為に追加分泌インスリンも必要になるケースがほとんどです。

この両者の血糖コントロールの結果を見て、きちんと糖質制限しているかどうかだけで評価すると痛い目をみます。

身体が血糖値をコントロールできないので血糖値に変化が起こってからインスリン製剤で対処するしかないのですから、血糖コントロールが多少悪くても仕方ないんです。

もっと言うなら「自己分泌ゼロ型の糖尿病は低血糖になるリスクを最優先で避けるべき」なんです。

インスリン注射を減らそうと思うのであれば、糖尿病がどんな病態のものであろうと糖質制限は必須です。しかし糖質制限を過信し、ケトン体を至上価値にする危険もここに存在しています。

糖尿病は千差万別。ヒトの代謝条件が全て個人で異なる為に、これだけが正解というものは存在しません。本人の症状や病態に合わせた専門的な治療である「テーラーメイド」をもう1度考え直す時期ではないでしょうかね。

最後まで読んでいただき、いつもありがとうございます。










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