年越しうどんから年明けうどんの台頭。年末年始は更なる糖質三昧の日々となるか。香川県よ、糖尿病対策はどうなった?




おはようございます。リンさんです。

香川県が世界に誇る文化といえば讃岐うどんです。その歴史は1000年以上あるとも言われ、弘法大師と呼ばれた空海さんが大陸より持ち帰り広めたとされています。つまり何が言いたいのかというと香川県はうどんと一蓮托生な間柄で進んでいくしかないっちゅううことなんです。

しかしうどんと一蓮托生であるという事は糖尿病対策を打たなければならない香川県にとって大きな悩みの種です。と思っているのは糖質制限推進派であるセイゲニストだけであるという自覚はあります。

うどんは小麦と塩と水で作られます。他の混ぜ物はほとんどありません。ということは小麦の糖質量を何とかしないと讃岐うどんは糖質制限的に永遠にNG食材になってしまうという事なんです。

これは文化に根ざした食の保全ですから考える余地があります。

そして糖質量を抑えた小麦を作る事が出来たのなら、香川はそれをもって讃岐三白など比較にならないくらいの利益を生み出すことも可能なはずなんですが、ハードル高すぎて誰もしそうにないですよね。今のところ、色んな粉を混ぜて糖質の低い粉を作るしか選択肢は無いようですが。

年明けうどんって何や?

まあ上記のような守るべきものの為に知恵を絞る作業というのは大事なもんです。それがどれだけ他府県にバカにされていようが価値があると思えるものだからです。

しかし今回紹介する仕組みは正直意味が分かりません。何に対して怒っているのかと言われたら、数年前から何だか流行らそうとしている「年明けうどん」ってやつの存在です。といっても2017年の年始は何にも考えずに数の子ポリポリ食っていたので、怒っているのは今年からですが。

年明けうどんとは白いうどんの上に紅い具材をのせて正月に食べるうどんのことです。今回はこいつがいかに文化的背景が無く、香川県の財政事情しか考えていない話なのかという事を書いていきます。ひとえに「真面目に糖尿病対策せんかい」という意志を込めてお送りします。

①年明けうどんの意味

年明けうどんとは元日から15日までの間に食べるうどんのことで、うどんの白と対をなす紅い具材をのせて食べるものです。その意味は「健康長寿」「家運長命」というものだそうです。

①-1 その無意味さ

しかしご承知の通り、うどんはほぼ100%精白された小麦粉です。

昔のように林業が盛んで肉体労働がメインであり、交通手段も整っていなく徒歩による移動が主であった時代ならともかく、現代では摂取したうどんの糖質のうち、かなりの割合が脂肪として貯蔵されることになります。

しかも運動量の低下によって血糖値の上昇も激しいものになるのが分かります。健康長寿、家運長命を祈る縁起物が実は寿命を縮めているなんて笑えない話です。

①-2 年越し蕎麦の意味

文化として根付いている年越し蕎麦と対をなすもののように広めている点もまたおかしさを感じてしまいます。

蕎麦は江戸時代に完成した麺で、うどんという形態も江戸時代に形になったので成立時期自体は同じものなのですが、蕎麦が年越しの縁起物として食べられるようになった背景にはとある江戸の事情があります。

それが「江戸患い」という病気です。これは現代では脚気という病気だとわかっているのですが江戸時代では江戸にいるうちは治らずに田舎に帰ると治るという謎の病でした。脚気の原因はは江戸に白米を食べる文化が広がったことが原因でビタミンB1不足になったということが言われています。

田舎に帰ると白米は食べずに精製度合いの低い雑穀や玄米を食べていたので脚気が治ったというわけです。実は蕎麦にもビタミンB1が含まれているので、江戸患いに効く健康的な食べ物として年越しに食べるようになったというのが説のようです。

つまり蕎麦が健康食という認識は当時流行っていた脚気に有効だったという事実があるからなんです。昔のヒトの言う事に意味のないことなんて無いのかもしれませんね。

かくいう、うどんはどうでしょうか? うどんはほぼ精白された小麦粉のみを原料としています。その時点でビタミンとミネラルは削ぎ落とされていますから、ミネラル補給源としてはもう1つの材料である塩しかなかったと考えられます。

しかし科学的に精製された塩を使うようになった今ではミネラル自体も少なくなっているでしょうから、うどんの健康効果を実感することはないだろうと思います。

②うどん消費量が減っている

全国平均ではうどんの消費量は1人あたり年間28玉と言われています。これが香川では1人あたり年間200玉です。

しかし香川県でのうどん消費量は減少していると考えられています。これには食の多様化が大きな要因をなしているというふうに推察します。手軽なうどんだけでなく食べ物が溢れている現代だからこそ起こる問題ですね。

そんな中でも香川県の小麦生産量は低下していません。うどん専用小麦を開発して生産しているわけですから、それを元にきちんとお金にしないと県として危機が起こりかねないからです。

そうなると香川県内外の小麦消費量を上げるように仕組んでいかなければなりませんね。つまり食文化としての意味合いではなく、うどんを消費させるための口実としてのイベントを作っているというのが現状なんです。

香川県では元々うどんは水不足でコメを確保できなかった庶民の食べ物ですから年末年始に食べる事が少ないなんてことはないわけです。

③糖尿病対策どうすんの?

うどんと一蓮托生な運命にある香川県ですから、うどんを消費させるためのイベント作りに必死になると?

単純な話、糖尿病のリスクが高まります。ただでさえ正月の香川県は甘い味付けの豆やら餡餅を入れた白味噌雑煮やら甘いもので溢れているのに、ここにうどんまで入ってくれば、正月から高血糖祭りです。

しかも休んでいる身体にインスリンをガンガン分泌させるわけですから、太っていきます。いや、太るのならまだいいですね。インスリンがきちんと効く身体なんですから。

最も怖いのはそれだけ食べても太らないことでしょう。そして、この糖質まみれの状況を作り出してしまったが故に香川県では若年性の肥満や生活習慣病、痩せたままで糖尿病を発症する人口が激増しているわけです。

最終的に糖尿病患者を増やすことで医者だけでなく県も儲けを出せる仕組みでも作るつもりですか? と疑いたくなるほど税収アップにだけ終始している気さえします。香川県内で流れる政策のニュースも糖尿病や生活習慣病などの健康情報などは多くないですし。どちらかというと観光立国とか観光客にお金を使わせるインバウンドの強化とかそんなんばっかりです。

糖質制限は確かに保険適用になっていない自己責任の食事療法ですが、香川の子供たちが危ないとかカロリー制限と運動で健康的にとか、そんな事しか言えないようでは「糖尿病とは香川県の風土病です」と言われる日も遠くないですね。

まとめます

今回のような文化に根ざさない年明けうどんなんてPRの仕方は正直意味が分かりません。うどんも大事ですが、香川の未来を担うであろう子どもたちだって大事でしょうに。

うどんを消費させるようにイベントを作ると糖尿病のリスクが高まるというのは、そろそろ理解する姿勢を見せていただきたいと願って止みません。

糖質まみれ、うどん依存を脱却して健康と食文化を両立する県になる素質をもっているのに……。

最後まで読んでいただき、いつもありがとうございます。










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