ベジタリアンをやめるべき時を示す5つのサイン




おはようございます。リンさんです。

菜食主義、ベジタリアンという生き方がメジャーなものになって久しいですね。元々、動物の命を奪う事への抵抗感から生まれ宗教上の理由である動物の殺生は罪深いという認識と相まって欧米で広まったベジタリアン。

そんなベジタリアンは日本でもマクロビオティックなどを代表するように有名な食事法ですが、実は日本で最も有名な菜食主義の食事は和食です。

菜食主義が生活の近くに存在している国・日本。その中で菜食を貫くという事がどういう事になるのかを考察していきます。

和食中心のベジタリアンを止めるべき身体からの4つのサイン

まずは和食とベジタリアンについて考察していきます。

和食とはご飯を中心として一汁一菜。たんぱく質は魚で摂取する菜食主義の食事法で、ペスカ・ベジタリアンと呼ばれる種類のものです。メニューの中で魚以外はほぼ野菜で海藻を多少含んでいます。

この食事法自体が健康的なんだと思われているので注意が必要なんですが、日本食の本当に優れている点は発酵食品の多さです。ご飯を食べているから健康的なわけでも低カロリーだから健康的なわけでもありません。

和食で健康を引き出すのには2つの条件があります。1つが、摂取した糖質をすぐさま消費に傾ける激しい運動が必要であるという事。もう1つが、発酵食品による腸内環境の最適化を毎日行っている事です。

激しい運動は時代の流れや技術の進歩でどんどん無くなっています。今の日本人は水汲みなどの家事労働や徒歩による移動などをしなくなった為、和食に多く含まれている糖質をエネルギーに変換し切る事が出来ません。

腸内細菌の最適化も発酵食品の摂取機会の低下によって出来なくなっています。腸内環境が最適化出来ないという事は消化活動において時間がかかる、不純物を多く出してしまうなどのリスクを追う事になり消化能力自体が弱くなります。

この2点の結果から、和食は現在低カロリー摂取の方向へ突き進んでいます。だから日本人には痩せているヒトが多いという結論に達するだけであって、そこに至るまでの過程において和食の素晴らしい効果でそうなっているんだという説明が出来ないというのが現状です。

ここにベジタリアンなどの菜食主義を当てはめるとどうなるでしょうか? ただでさえ低い摂取カロリーの中から魚が食卓から消える可能性が出てきます。魚はこの和食という定義において唯一のたんぱく源です。

和食+ベジタリアンを選んだ時に何が起こるのか。それを感じ取る事の出来るサインを紹介します。出来ればこういったサインが出るより前に自分で菜食主義の栄養学的欠点に気付き、ベジタリアンをやめるか制限を緩めるかしていただければなと思います。

①肌がくすんできた

ベジタリアンを始めると、まずは科学的に合成された糖質などを避けるようになりオーガニックや自然由来の糖質を摂取するようになる為、肌が抜けるように白くなります。これは化学物質の摂取による滞っていた代謝が動き出す事によって細胞の新陳代謝が活性化するためです。

しかしこの方法は種に含まれた栄養素だけで育てるもやしのようなもので、必要な栄養素が足りなくなってくる1~2年目くらいのベジタリアンだと肌がくすんでくるようになります。ベジタリアンの肌のくすみは特徴的で、灰色がかった土気色のような肌合いになります。

こうなると肌の新陳代謝は真っ当な機能を発揮しなくなります。肌のくすみ、ひどい大人にきび、シミの沈着。肌の綺麗さに自信があったのになんて思う方は、気をつけてみるようにして下さい。

肌の問題解決にはたんぱく質や脂質が必ず必要になります。

②汗や体臭が臭うようになった

汗や体臭は食べる物が関係していると思われがちです。肉を食べると臭くなると信じているヒトが多い事は事実です。しかし汗や体臭とは体内の物質のアウトプットに問題があるのではなく、体内の処理に問題が生じている事が多いものです。

汗は体温の調節の為に出る液体の事で、体臭とは汗や皮脂などの分泌物を皮膚に付着した雑菌が分解する事で生じるもので、それそのものには臭いがありません。

雑菌が繁殖する原因には複数の要因があり石鹸で皮脂を落としすぎる事が外的原因、糖質を摂取しすぎて皮脂がべたつく事が内的要因です。糖質は体組織の様々なものと結合して糖化を起こし老化現象に引き金になります。同じ理由のもので最も耳馴染みのあるものは「血液ドロドロ」ではないでしょうか。

ベジタリアンを始めた当初は余計な化学物質を日常生活から排除するので体臭が無くなるような気がしますし、脂質の制限も強めなのでそもそも皮脂の分泌量が減ります。

しかしこれも1~2年も続けていくと、糖質メインで体内の代謝を回している為に各組織が糖化を起こし老化し始めます。システムを動かす本体そのものが老化を起こしているので今まで通り汗や体臭の原因となる糖化やスキンバリアの保持などが難しくなります。

余談ですが、肉が臭く感じて体臭をきつくしているのは肉なんだと気付くみたいな話がありますが、あれは単純に肉に含まれているミネラル類の匂いが敏感に感じるようになっているだけです。

納豆なんかも食べないと臭いけど食べてみるとそうでもないというようなかんじになりますよね。あの感じです。食べてみてもダメってヒトはその食材に含まれている栄養素を普段から全く摂取していない可能性があります。

この体臭の悪化は糖化による老化現象が顕著に現れている証です。

③疲れやすくなった

疲れやすいというのはずっと疲れが溜まっているように感じる感覚です。それ以外にもこの疲れやすいというのは諦めやすい、何かを継続しようという時にも馬力が出ないなども疲れやすいという特徴に含まれます。

ベジタリアンは糖質をエネルギーの主体にします。この為、始めた当初は脳に供給されるエネルギーが増えるので思考がクリアになるように感じます。

しかしこれも最初だけの反応です。ベジタリアンは必要なエネルギーは糖質で賄えますが人体を維持する栄養素は賄うことができません。その為、身体はドンドン低エネルギーに適応していきます。

低エネルギー化に適応するという事は食事が低カロリーになっていくという事です。食事からの摂取エネルギーが減少するとヒトの身体は体脂肪を使用します。

しかしベジタリアンは糖質の摂取で体脂肪を蓄えているにも関わらず、体脂肪を代謝する栄養素が長年のベジタリアン生活で足りなくなっています。結果として食事から摂取する糖質をエネルギーにするしかなく、カロリーを増やすこともできないので文字通り人体を自転車操業するしかできなくなります。

少ない予算でできるだけ色々な部分を動かさなければいけない人体は生命の中心に位置する機能から優先的にエネルギーを分配します。肉体の細胞を再構成し、疲労を回復させる機能というのは生命活動を円滑にする機能ですが、生命活動そのものではないので優先順位がかなり低くなります。

ベジタリアンをやめて肉や魚などの動物性栄養素を摂取する生活に戻ると、長年のベジタリアン生活で消化吸収がかなり弱っている事や、その中で人体が恋い焦がれた待望の栄養素を最大限吸収しようとするので体重が増えていきます。これが修復期間というやつです。

この修復期間に疲れやすかった身体の隅々まで栄養が満ちていくので活力が満ちていくと感じるようになります。

④立ちくらみを起こすようになった

立ちくらみが起こる原因は何でしょうか。多くの場合が貧血、低血圧が理由とされています。

ベジタリアン生活を始めて塩分摂取量が少なくなる事で血圧が低くなると感じているヒトが多いですが、塩分が血圧に与える影響というものはそれほど大きくないです。

もちろん塩分は高血圧の一因であるとは言えますが、塩分摂取量だけで血圧は語れません。どちらかというと必要だから圧が上がっていると考えた方が自然です。この考え方でいくとベジタリアンの血圧の低下は必要がなくなった分が下がっていったと考えられます。

しかしコレは1番最初に様々な血圧を上げてしまう要素をベジタリアン生活によって排除した事によって起こるものです。つまり適正な血圧になった事という事ですね。何が問題になるかというと、その後ベジタリアン生活が長くなってくると起こる問題があります。

全てのポイントで解説していますがベジタリアン最大の問題は栄養素の絶対的不足です。動物性たんぱく質が無ければ身体は新陳代謝を起こして新しく生まれ変わる事が出来ず、肉や魚などの動物性の脂質が無ければ細胞の保護作用やホルモンバランスの維持が困難になります。

これらの栄養素は足りなくなっても暫くの間は身体のほうで省エネ化を進めることで対応していってくれますが、それにだって限界はあります。現代のベジタリアン生活では、ベジタリアンであり続ける為に低カロリーを選択する傾向にあります。

かつての和食を主体とする日本人もベジタリアンでしたが、強度の強い運動という側面を持つ家事労働があった事や移動は基本的に徒歩であったという事から糖質のエネルギーを効率よく変換出来ていました。そのエネルギー効率を支えていたのが高糖質の食生活です。

必要な量以上の糖質を摂取しても運動によってある程度は処理できていた昔と、低カロリー化が進む事によって糖質摂取量は減るにも関わらず身体がそれ以上の省エネを行うので深刻な不調が出てしまう現代ではやはりベジタリアンというのは継続が困難にならざるを得ないわけです。

貧血、低血圧で不調が起こる原因に戻ります。ベジタリアンは低カロリー化が激しい食事です。最初は余計なものを排除する為に身体は軽くなり適正な健康を手に入れたのだと思ってしまいます。

しかしそこから深刻な栄養素の不足が起こり、身体は省エネ化を進め生命活動以外の能力から順番に機能を低下させていきます。貧血や低血圧で自覚症状が出るようになり悩むようになるのがこの時です。

個人で貧血や低血圧になりやすいというヒトはいます。そういったヒトには特に問題を感じる機会は無いと思いますが、栄養素の不足によって引き起こされる症状はそれとは別です。ベジタリアンは生活が長くなればなるほど、栄養素の不足という事態に向き合わなければならなくなります

今の段階でこのような症状を感じているのであれば、ベジタリアンをやめるという選択肢も候補に挙げるべきでしょう。少なくとも徹底的に肉や魚を食べないという生活を見直す必要が出てきます。

⑤怒る事は無いけど情緒が安定しない

怒るという事にはエネルギーが必要になります。怒らないという事は穏やかさの象徴に思われていますが、もしその反面、情緒が安定しない側面があるとするなら注意が必要です。

ベジタリアンの場合、④で示したとおりベジタリアンの生活が長くなればなるほど活力が失われていきます。それは社会生活に問題が発生するような状態ではなく、何となく全体的にパッとしないような状態です。

脱力感を感じる原因は栄養素の絶対的な不足でしたが、これらの身体的症状は時に精神的な症状にまで及ぶ事があります。それがこの情緒が安定しないという事です。

怒る事は無いけど、相手に自分の思い描いているものを明確に理解してもらえなかった時に相手の至らなさに呆れたり、自分が性格的にどういったタイプであるかに固執して相手がそれに反する対応をした時に心を閉ざしてしまったりしていませんか。

情緒が自己防衛に傾く事は誰にでもあります。しかしそれが常である場合、何らかの問題を抱えていると考える必要があります。

通常、自分の世界に執着するという事は誰かに否定的な事をされると激しいまでの拒絶反応を起こします。これは怒りという行動で示されるものです。

自分の世界を持っていてブレないから怒らないんだという意見もありますが、その場合は相手に対して何かを過剰に失望したりしません。「そういうもんか」と思ってそれまでと同じように接し、その話題だけを避けるようにします。

しかし情緒が安定しない場合は、相手そのものを忌避します。原因として考えられるのが人格否定をされたという認識を持つ事です。否定される事が怖いから相手の存在そのものを世界から消してしまうわけです。

誰にでもよくあることですよね。しかし、もしこの「誰にでもあるような事」の原因の一端がリンさんが唱えるように糖質メインの食事である和食、つまりベジタリアンにあるとしたらどうなるでしょうか。日本人の精神疾患の多さにある程度の説明が出来る気もします。

心理に問題を起こす要因は決して食事だけでは無いです。それでも心身の安定という結論の難しい問題に対して、今の自分が現実的な問題を抱えているというベジタリアンの方は食事を見直し、ベジタリアンをやめるという選択しを考慮するのも1つの手段だと思います。

この記事がベジタリアンをやめる事の理由を真摯に問うものとなれば幸甚です。最後まで読んでいただき、いつもありがとうございます。










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